スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

マミ「マミマミマミマミ」

昨日のゴーカイジャー、物凄い馬鹿話でしたな…。
いろいろ調べたらカーレンジャー回だったからだそうです。
カーレンジャーは昨日のゴーカイ以上に全編馬鹿話だったらしい…、どんな戦隊ヒーローよ?
オーズは偉い事になりましたな…、まさか伊達さんの脳にあんな爆弾があるとは、だから後藤さんにあんなに目を掛けていたのか…、そして次回、ついに待ちに待ったメズールと復活!
よくやったウヴァ!
しかし、ガメルはともかく、メズールは不味くね?
だってカザリにメダル取られて死に掛けた所にお前のメダルよこせってクズヤミー襲わしたじゃん…。
まあ、メズールなら現状話せばわかってくれそうだけど…。
しかし、カザリはなにを企んでいるのやら、ウヴァにメダルが渡ったのってわざとだよね?
どうか二人の早期退場だけは勘弁して欲しいです。
続きはSSね。
段々適当になってきました。

この物語には、ネタが結構使われています。
まどか☆マギカの雰囲気が壊れています。
オリジナル設定も結構あります。
そう言うのが嫌だという人は見ないがいいんじゃない方がいいコンよ。
注意はしたコンよ~のおひょひょひょ。
「何気にお前の笑い方ってメッチャむかつくんだが」
「ならばみんなで袋叩きにするしかないじゃないか!!」
何でコン!?

魔法少女まどか☆マギカライト
第十話 考え深いコンね~。
「「感想じゃねえかよ!!」」
じゃあ真面目にタイトルを言うコン。
「最初からそうしろよ…」
「つうかタイトルコールお前かよ」

魔法少女まどか☆マギカライト
第十話 黒猫のた、エイミー
「「いまタンゴって言い掛けただろ…」」

何故かまどか御一行は温泉に来ていた。
「いや、何故か言うなよ!と叫んでみる!!」
「いや~、山の上だけに眺めはいいわね~」
マミの言葉にうなずく一同。
「本当ですね。双思うよね、仁美ちゃん」
「ええ。でもこうして大人数で旅行なんて初めてですわ」
「いや~ホント最高ッスよ」
「全くだマイシスター!なんかテンションあがるよな!マイブラザー!!」
「いや、お前はいつもと変わらん」
「つうか、こいつのテンション低い時ってあんのか?」
「わ、わたし…ずっと入院していたので旅行自体初めてです…」
『そう』
『いいのかな?こんな事してて?』
みなで楽しく会話していると、
『おひょひょひょ』
リョウの背負う荷物の中から不気味な笑い声が響く。
「こわ!?」
「黙ってなさい九尾。不気味だから」
『コンとしてはなんで荷物の中に紛れ込まされているのかマジで聞きたいコンよ』
九尾の言葉にマミはん~、と少し考え、
「なんとなく」
と答えた。
『酷くねえ!?』
「それにしてもまどかさんのお母様には本当に感謝しなければいけませんね」
「本当ですね」
そう、今回の温泉の旅行券を手に入れたのはまどかの母詢子だった。
それでまどかに友達といったらと渡したのだ。
で、こうなったと。
地味に活躍する詢子さんだった。
しかし、その券でいける人数は八名までだったので、猫ほむらは猫のまま、キウイはインキュベーターの姿に(やってみたらできた)球威は荷物の中という訳である。
『だからそれが納得い神崎!!』
荷物扱いなのが不満な九尾だった。

チェックインを済ませて(旅館でいうのもあれだが)泊る部屋に入るまどか達。
猫ほむらとキウイは人間の姿に戻る。
と、ここでユウはある事に気づく。
「あれ?もしかしなくても部屋同じ?」
「そうよー、あの券じゃ二つも部屋は取れないもの」
荷物を整理していたマミの言葉にちょっと待てというポーズのユウ。
「いやいやいやいやいや。不味いでしょ。小学生でも不味いのに中学生でなんて不味いっしょ!!」
「もしかしてアンタよくない事を…」
「しねえよ!!」
杏子の言葉に全力否定するユウ。
「必死に否定する所が怪しい」
「いや、ホントにマジ勘弁してください」
はは~んというさやかに土下座でもしそうなユウにリョウが笑いながら、
「冗談だってわかるだろ」
「いや、そうだけど…」
「ちなみに本当に変な事したら縛って♪」
「斬って♪」
「ぶっ刺して♪」
「蜂の巣よ」
「「『こえええ!特にほむほむがこええええ!だって眼がマジだもん!!』」」
猫ほむらの言葉にマジで脅えるユウ、リョウ、九尾だった。

ーー温泉の脱衣所。

「まだ他の人はいないみたいだね」
「そうね」
まどかの言葉に静かに答える猫ほむら。
「う~ん…」
仁美は下着姿のマミを見て、
「たった一つしか違わないのに何故これほどまでに違わないのでしょう?」
と言った。
「一体どうしたらそんなに大きくなるんですか?」
「ええ!?え~と…ごく自然に」
「「納得できるか!!」」
マミの答えにさやかと杏子が怒鳴った。
「答えろ!一体なにをしたらこんなに大きくなったんだ!!」
「ちょっ美樹さん!?なにを…あ、ああん!」
「本当にでかいなマジで!あー!別に羨ましくなんかねえかんな!肩こりそうだもんな!!」
「とかいいながら佐倉さんも揉まないでよ!あ、ああ…ああ!!」
「うわー、マミさんいやらしいです…」
「眼鏡の方の暁美さんまで!!」
「眼鏡の方の暁美さん名誉のために言いますが、彼女は巴先輩の胸を揉んではいません」
「君は一体誰に言っているんだい?志筑仁美」
ひとしきりマミの胸を揉むと、さやかは小さな吹き抜けに向かって、
「どうだ男子ども!」
と聞くと、
『「いい声いただきました!」コン!』
「馬鹿ばっかりだ…」
という声が聞こえた。
ついでに全員の脳裏にサムズアップするリョウと九尾、その後ろで頭を押さえるユウの姿が浮かんだ。
「って、ええ!ここの脱衣所、男の子の方と繋がっているの!?」
「繋がっているといっても、あの小さな穴ですけどね」
驚くマミに誰かに説明するまどか。
「なに言っているんですかマミさん!男女の脱衣所が天井近くに開いた小さな隙間で繋がっているのは古よりのしきたりじゃないですか!!」
ねーよ、そんなしきたり。
「うわ!さやかちゃん地の文にツッコまれた…」
「訳がわからないよ…」
「不本意だけど、インキュベーターと同じく」
キウイの意見にいつも通りすました表情で言う猫ほむら。
と、そんな彼女をじーと見つめるさやか。
「なにかしら?」
「いやー、物の見事にマミさんと対象的だなーと思いまして…まどかもだけど」
「な!?」
「ガーン!」
さやかの言葉に顔を真っ赤にする猫ほむらと見るからにショックを受けた様子のまどか。
「それならこっちのほむらもだな」
「ーー!?」
杏子の言葉にまどか並にショックを受ける眼鏡ほむら。
「本当に絶壁ね~」
「だよな~」
「酷いです…」
「死にたいようね?」
「「すんませんでした!!」」
猫ほむらが魔法少女の姿に変身して盾をごそごそし始めたので土下座する二人。
「ふん。行くわよほむら」
「は…はい…(なんか自分と同じ顔と名前の人に名前呼ばれるのなんか変な気分だな…)」
「わたし達も入りましょう」
「そうだね」
「ですね」
「さやかちゃんと杏子ちゃんも入ろ」
「うん」
「ああ」
カポーン。
「そういえば、どうして温泉のシーンになるとカポーンて音がするんだろ?お風呂でもなるけど」
「あ?そんなの知るかよ」
身体を洗っているマミを見てのさやかと杏子の会話。
ちなみに二人は湯船の中。
「それにしても、本当に世の中不公平だと思わない?」
「なにがだよ?」
「いやー、脱衣所でも仁美が言ってたじゃん」
「わたしがどうかしましたか?」
仁美が二人に近づいた。
「あ、いや。マミさんの胸がね…」
そう言ってまどかと話すマミ(の一部)を指差すさやか。
「確かにでかいよな…」
「大きいですね…」
「なにが大きいんだい?」
問い掛けるのはキウイ。
「なにがって、胸」
「胸?ああ、確かにマミのは大きい他の娘より大きいけど、それがどうかしたのかい?」
素朴な疑問ぽくいうキウイにさやか、杏子、仁美はため息をついた。
「感情をもってて、人間と同じ姿になっても所詮はキュゥべえって事か…」
「え?」
「人間の女性の大半は胸の大きさを気にするんですよ」
「へえ、そうなのか」
「まあ全員て訳じゃないが」
「それよりも…」
と、さやかは静かに湯につかるほむら(猫)を見てにやりと笑り、静かに近づく。
「ふう、いいお湯ね」
ほむらがそう言った時だった。
「隙あり!!」
「きゃあ!」
ほむらの胸を鷲掴みするさやか。
「といっても鷲掴みするほどねえけどな」
「なに言ってんの杏子!今はそんな事どうでもいいでしょ!今はこのほむらがあんな可愛らしい声を出したんこぶるげふるどが!!!!いきなり殴るなんてなにすんのさ!」
「いや、普通殴るだろ」
物凄く理不尽な事を言うさやかに杏子がツッコム。
「全く…」
ほむらはそう呟くとさやかから離れる。
「あれ、ほむらちゃん?どうしたの?そんな不機嫌な顔をして」
「あなたの親友にでも聞いてみたら?」
首を傾げるまどかにほむらは非常に不機嫌そうに答えた。
「どうしたんですか?あ…暁美さん」
「大した事ないわ」
眼鏡ほむらの言葉に猫ほむらは癖である髪をふぁさと撫でるを行な、おうとしたが、髪を頭でまとめているので出来なかった。
「それにしても、やっぱり眼鏡の方のほむらちゃんが眼鏡してないと、見分けるのは難しいね」
まどかは二入の暁美ほむらを見比べる。
ちなみに眼鏡ほむらの眼鏡と二つの三つ亜美をしていないからといって二人が見分けられないという訳ではない。
良く見ると猫ほむらの方が目つきを鋭い。
これで見分けてください。
「活字でどうやって見分けるんだよ!」
隣りの男湯でユウが地の文にツッコム。
「どうしたんだユウの奴?」
わかり難いですが、リョウのセリフです。
『コーン。きっと次元越えのツッコミを覚えたんだコン』
「マジで!?」
場面をもういっぺん女湯に戻します。
「ふ~、いいお湯」
そう言うほむら(猫)の顔にお湯が掛かる。
「…………」
「あ、ワリー」
手で作った水鉄砲でさやかと湯を掛け合っていた杏子は謝った。
「わあ、杏子ちゃん。今のどうやったの?」
「あ?これか?こうやって、手をこう組んでこうだ!」
杏子の組んだ手から湯が飛び出す。
「え~と、こう?」
「お、そうそう。うまいじゃんか」
「えへへ~」
本編でも見たかったくらいほのぼのとした会話をするまどかと杏子。
隣りで眼鏡ほむらもまどかの真似をしている。
その様子をやれやれといった様子で見ると猫ほむらはもう一度ゆっくりと入浴を楽しもうとしたが、
べちゃ。
顔面に湯がかかった。
「……………」
「あ、ごめんねほむらちゃん」
と、謝るまどか。
どうやら彼女の水鉄砲があたったらしい。
「気にしないで」
そういう猫ほむらの顔面に再び湯がかかる。
「なーにすましてんさ」
やったのはさやか。
「あなたは気にしなさい」
「えい」
ばしゃ。
今度は杏子がかけた。
「………」
猫ほむらは立ち上がると、洗面器を取って戻ってきた。
「って、洗面器は反則!ぎゃーー」
「この!反撃だ!!」
子供の様に湯を掛け合うほむら、さやか、杏子。
「わたしほむらちゃんのチーム。転校生の方のほむらちゃんもやろう」
「え?ええ?」
そこにまどか、眼鏡ほむら乱入。
「ちょ!まどか!三体二は卑怯だろ!」
「ではわたしがさやかさんのチームに入ります」
「ええ!仁美がやるの!?」
「意外だよ~」
そんな光景を離れた所から見ているマミとキウイ。
「若いっていいわね~」
「君も若いだろ」
年寄り臭い事を言うマミにツッコミを入れるキウイ。
彼女のツッコミレベルは着々とアップしていた。
いらね~。

「ふう…」
旅館の屋根の上で月夜を眺める猫ほむら。
良い子は真似しちゃいけないぞ☆
「それにしても、あんな子供じみた事をするとは…」
温泉での出来事を反省する猫ほむら。
だが、それを楽しいと感じる自分がいるのもまた事実だった。
「それにしても、わたしは一体誰なのかしら?」
ふとそんな事を思う。
ここ最近、特にもう一人のほむらが現れてからそう考えずにはいられない。
自分はそもそも本当に暁美ほむらなのか?
彼女をコピーした別の何かではないのか?
最近はそう考えずにはいられなかった。
『へーい彼女。そんなところでお悩みかーい』
「………」
聞こえてきた声に嫌そうに振り向くと、そこには九尾が短い前足をパタパタと振っていた。
『相談に乗るコンよほほほほほほほほほ』
「…………別に悩みなんて」
『ま、アンタが何者でもコン達は仲間と思っているコンよ。それだけは紛れもない事実コン』
「………」
まさかこの一番ふざけている妖怪に考えを見透かされていたとは、と思うほむら。
『時々こうやって月を眺めているって、じゅんじゅんやまどっちから聞くコンよ』
「………」
どうやら鹿目家の人間にも感づかれていたらしい。
「こうやって月を眺めていると、何かを思い出せそうなの…そう、一緒によく眺めていた…一緒?」
そこでほむらは頭を押さえる。
「………そうだ…わたしには何か使命があったはず…それが、それが…」
あっと一歩で思い出せそうになった時だった。
『大丈夫コンか!?』
九尾のアップを見たせいで出てきた記憶が霧散した。
「…………」
ほむらは無言で九尾を突き落とすと、再び月を見上げた。
「そういえば、どうしてわたしは鹿目まどかの事は覚えていたのかしら?」
そう呟いてしばしそうしていると一陣の風が吹いた。
『一人か?』
そう言って目の前に車輪に腰掛けたオクタヴィア・フォン・ゼッケンドルフが現れた。
「魔女!?」
慌てて魔法少女に変身したほむらに手をあげて制す。
『まあ、待て。今日は敵としてきたのではない』
「………?」
オクタヴィアの言葉の意味を理解出来ずに眉をひそめるほむら。
『マギカの計画の第一段階は終了に入った。つまりお前の任務もあとわずかという事だ。エイミー。おっと、今は暁美ほむらだったか?』
「………どういう事?」
オクタヴィアの言葉の意味が理解出来ず呆然と呟くほむらにオクタヴィアは、
『どういう事だと?お前が冗談を言うとは驚いたな』
さも親しげに話し掛ける。
少なくとも敵にかける声色ではない。
この状況を説明出来る考仮説がほむらの頭の中で浮かぶ。
だがそれを認めたくなかった。
「あなた達とわたしは、仲間なの?」
これは否定して欲しくて言った言葉だった。
だが、
『なんだ?今時記憶喪失でもしたというつまらん冗談でも言う気か?』
否定して欲しかった仮説は肯定されてしまう。
『………?』
オクタヴィアの方もそんなほむらの様子を妙だと感じる。
『どうしたエイミー?』
と、そこに。
「てや!」
ギイイイイン。
さやかが現れた。
「呼ばれなくても正義の魔法少女さやかちゃん登場!!さあ、お前の罪を数えろ!!」
ビシッとさやかは自分が出現と同時に斬られた兜を押さえるオクタヴィアを指差す。
『貴様…』
「大丈夫か?」
『大丈夫?ほむらたyん?』
「大丈夫かい?ほむらほむ?」
さらにまどかと融合したユウと九尾の装甲を身に着けたリョウが現れる。
「びっくりしたぞ。九尾が落ちていて、空を見たら魔女が浮いているじゃないか!もうびっくり仰天じゃないか!!」
『ほむらちゃんになにをしようとしていたの!?』
『ふん。一人だったか襲撃しようとしたが…どうやら失敗だったらしいな』
まどかの問いにゆっくりと下がりながら答えるオクタヴィア。
『ここは一旦退却を…』
「待って!」
『ーー?』
ほむらに呼び止められたオクタヴィアは怪訝そうに彼女を見た。
「さっきの話…本当なの?」
『なに?』
「わたしとあなた達が仲間であるという話よ」
『な!?』
「「「『『なんだって!?』』」」」
ほむらの言葉にオクタヴィアも含めた全員が驚いた。
『どういうつもりだ!まどか達の前でそんな事を…あ、いや。なんの話だ!』
慌てた様子のオクタヴィアの対応が逆にほむらの言葉を肯定していた。
『どういう事なの?ほむらちゃん!?』
「こっちが聞きたいわ…だから聞いているの!!」
『まさか…本当に記憶がないのか?』
オクタヴィアは呆然と呟くと、
『ふっふっふっふっふっ。はははははははは!!』
笑い出した。
その拍子にさやかに斬られた兜が二つになって落ちる。
「「『な!?』」」
「『なんだって!?』」
その下から出てきた顔は、髪が長いという事を除けば、さやかと瓜二つだった。
「ドッペルゲンガー!!」
一人さやかだけずれた驚き方をする。
『まあ、大半の人が予想してたと思うコンけど』
「「「こらーー!!」」」
九尾の言葉にさやか、ユウ、リョウが叫ぶ。
「ちょっと待ちなさいよ!アンタ一体なんでそんな美少女なのよ!!」
『なにか間違ってるよ、さやかちゃん…』
「待ちなさい。まずはわたしの質問から…」
さやかの問いを遮るほむら。
「いや、あたしの方が大事でしょ!」
「わたしのはなくした記憶が取り戻せるかもしれないのよ!」
「知らないわよ!人間は未来さえ見てればいいのよ!」
『さやかんのセリフじゃないコン』
「全くだ。詳しくはまど☆マギ公式サイトの魔女図鑑のオクタヴィアを見てくれ」
『九話の方コンよ。十話はほとんどギャグコン』
「お前らなあ…」
メタ発言をするリョウと九尾にどこか諦めた表情で呟くユウだった。
つうかギャグいうな。
確かにさやかの株が一気に落ちる原因ではあったが…。
「黙りなさい!わたしなんてまどかとの絆にひびが入るかもりれないのよ!!」
「だからどうしたどうしたのよ!あたしだってまどかとの友情にひぎが入るかもしれないじゃない!!」
「知らないわ。あなたとまどかとの友情なんて」
互いに睨み合うほむらとさやか。
「お前らなあ…」
『なんで仲間同士でいがみ合うの?こんなの絶対おかしいよ…』
そんな二人を、ユウは呆れた様子で、まどかは悲しそうに見ていた。
と、
「記憶を取り戻す一番の方法は、確か頭に強い衝撃を与える事だったな」
笑いを引っ込めたオクタヴィアは物騒な事を言うと剣を振り上げ、コンサートホールの様な結界を創り出す。
「ーーっ、美樹さやか。敵対している場合じゃないわね」
「そうみたいだね」
ほむらとさやかはオクタヴィアと対峙する。
「ところで時に聞きたいが」
「ん?」
正に激戦開幕といった雰囲気の中、突然オクタヴィアはしれっとさやかにそう質問した。
「他のメンバー、佐倉杏子と巴マミはどうした?あと暁美ほむらと仁美とインキュベーターのバグも」
『どこいったんだろ?』
「さあ?」
「そういえば見てないな…」
「わからないと正直に言おうじゃないか」
『ぶっちゃけあんまし多いと面倒だから省いたコン』
「………………そうか」
さらりと答えるまどか達に若干の沈黙後にオクタヴィアはそう呟いた。
というか、今九尾の奴言っちゃいけない事言わなかったか?
「では行くぞ!」
オクタヴィアは再び剣を振り上げる。
すると彼女の頭上に無数の車輪が出現する。
「そんなものへぶし!!」
車輪を避けようとして見事に命中するリョウ。
「リョウーー!!ま、いっか。リョウだし」
『さやかちゃん!それあんまり!!』
「そんなものあたるか!!」
車輪を避け、一気にオクタヴィアに肉薄するさやか。
ギンギギギギギギン。
剣と剣がぶつかる音が結界中を響く。
「こうして人間同士がこんな近距離で顔を見合わせるのも妙なものだな」
さやかと切り結んだオクタヴィアはそう言うと、
「キャストオフ」
と言う。
「まさか!」
さやかが慌てて跳び退こうとしたが、弾けたオクタヴィアの鎧を喰らう。
「いでででででで!!」
さやかの魔法少女服とオクタヴィアの姿を足して2で割ったような姿になったオクタヴィアはさやかに一気に距離を詰める。
「速い!」
『コーン。キャストオフして防御力を落とす代わりに素早さを上げたコンね』
と、お茶をすすりながら解説する九尾。
「って、おい」
そんなちょっと待てやこのクソ妖怪と言いたくなる奴の頭を怨みのこもった目をしたリョウがわしっと掴む。
ついでに言うと彼の身体はまるで高速で飛んできた車輪にでも轢かれたかのようにボロボロだった。
「このコン畜生。車輪があたる直前装甲を解除しやがって!おかげですこぶる痛かったじゃないか!!」
本当に車輪に轢かれていた。
『だってあれ痛そうだったし…』
「てめえ…」
『リョウ君!今は仲同士でいがみ合っている場合じゃないよ!!』
まどかの言葉に怒りを抑えてもう一度九尾の装甲をまとうリョウ。
「いくぞ!今度装甲を勝手に解いたらお前の毛抜くからな!」
『それはマジ勘弁!!』
リョウはオクタヴィアに突撃するが、
「あべし!」
何故か落ちていたバナナの皮に滑ってしまった。
「なんでだ!!??」
オクタヴィアと切り結んでいたさやかは横手から転がってきた車輪に轢かれて吹っ飛ばされ、綺麗な放物線を描いてこけたままのリョウの上に落ちた。
「なんで毎回俺のうべ!!?」
九尾が装甲を解除したのでリョウはさやかのしりもちを顔面で受け止める羽目となった。
「う…九尾よ…。今の行動についてだが…」
勝手に装甲を解除した九尾にリョウは腕をあげると、
「グッジョブだ!!」
とサムズアップして、顔を真っ赤にしたさやかに腹部を思いっきりぶん殴られた。
「まずは貴様からだ!エイミー!!」
オクタヴィアはほむらに向かって駆け出す。
ユウがまどかの矢を撃つが速すぎてあたらない。
ほむらがホムスピナーから取り出したロケットランチャーをオクタヴィアに向けてぶっ放すが、車輪を盾にして防がれる。
「っく!…なに?」
爆発で砕け散った車輪の破片が後ろにオクタヴィアの姿がない事にいぶかしむほむら。
その後ろに回り込んだオクタヴィアが剣の柄でほむらの頭を強打する。
「ーー!」
『ほむらちゃん!?』
声もなく吹っ飛ぶほむらに悲鳴に近い声を出すまどか。
「さて、記憶は戻ったかな?」
「でりゃああああああああああああああああ!!」
ほむらに近づこうとしたオクタヴィアは突然結界をぶち破って突撃してきた杏子の槍をひょいっと掴んで彼女を床に叩きつける。
「でりゃ!」
さらにさやかの投剣を剣でユウとリョウに向かって弾く。
「「『『どわわわわわ!!』』」」
慌てて避けるユウとリョウ。
「ティロ・フィナーレ」
杏子の開けた穴からマミが不意打ち同然、いや、不意打ちで放った最大火力を一刀両断するオクタヴィアの姿にリョウは、
「ちょっと待て!こいつ滅茶苦茶強くないか!?」
ティロ・フィナーレを斬った際に発生した衝撃波で吹っ飛ばされたマミを受け止めたユウもうなずく。
「もう反則じゃん!!」
「だが大丈夫だマイブラザー!こういう滅茶苦茶強い奴との所見は物凄い余裕な態度で見逃してくれるのが世の情け!!」
「いや、所見じゃねえだろ!確かにこの強さは所見だけども!!」
相変わらず言っちゃいけない事をズバズバ言う相方にそれでも律儀にツッコム彼の姿に、さやかはどこか考え深い様子で眺めていた。
「そういう事だ。だから死にはしない」
「認めたよ!!」
まさかのオクタヴィアの発言に驚く杏子。
「それで、記憶を取り戻したか?エイミー」
起き上がろうとする自分を見下ろすオクタヴィアにほむらは銃を向ける。
「まだの様だな」
銃をあっさり弾き飛ばすと、オクタヴィアは車輪を一つほむらの頭上に出現させる。
「これならどうだ!!」
全員が止める間もなくほむらの頭目掛けて落ちる車輪は、まるで様々な色のクレヨンで描いた色の炎で燃えて消滅した。
「…………なんの真似だ?ナハト」
オクタヴィアはそう言うといつの間にか自分の背後に出現した青いドレスの少女を振り向いた。
シャルロッテもだいぶ幼い外見をしていたが、彼女はそれ以上に幼い、小学生低学年ほどの外見である。
だがその小さな身体から発する狂気はシャルロッテのそれとは別物だった。
『なんかシリアスな説明コン!』
「全くだ!こんなクソSSに似つかわしくないじゃないか!!」
「クソ言うな」
「うふふふふ。あはははは」
オクタヴィアの問いやアホの会話も気にせず、ただ笑い続ける少女。
「おい…」
『ナハトにとめさせたのはわたしです』
と、結界の中に巨大なマギカの姿が出現した。
「「『ザ・ジャイアント!』」」
『おえ、ただの立体映像です』
「「そうですか」」
相変わらず訳のわからんノリのさやかとリョウに冷静に返すマギカ。
『少しやりすぎですよ。オク…』
と、マギカは何かを思いついたらしく言葉を一旦切ると、
『さやか』
とオクタヴィアに向けて言った。
「へ!?」
その言葉はまどか達に衝撃を走らせたが、なにより当人達が一番反応した。
「え?あたし!?」
「その名で呼ぶな!今のわたしはオクタヴィア・フォン・ゼッケンドルフだ!!」
「まさかアンタ…未来のあたしか!?」
「ほう…よくわかったな…」
「マジかよ!冗談だったのに!!」
思いがけないオクタヴィアの言葉にショックを受けるさやか。
「いや、今のは結構本気で正解狙ってた様に見えたぞ」
杏子はさやかにツッコムが、無視された。
『ではオクタヴィアと呼びましょう。誰がエイミーをいたぶれと言いましたか?わたしは計画を一気に進めてくださいとお願いしたはずですが?』
「そんな事を言われても、肝心なエイミーがわたし達の事を覚えていないと言うから思い出させようとしたまでだ」
『いえ、記憶喪失を治すのに頭に衝撃を与えるのは間違いですから。むしろ余計に悪化します』
『一歩間違えば記憶どころか命なくすコンよ』
マギカの言葉を肯定する九尾に剣を投げるさやかとオクタヴィア。
『なんでさやかんまで!?』
「いや、なんとなく」
『ともかく、一度戻ってきなさい』
「しかたない。初版にその強さを見せた中ボスは余裕を見せて戻るのがセオリーだしな」
『…………なんの話ですか?』
オクタヴィアの言葉に首を傾げるマギカ。
「エイミーはどうする?」
『連れ帰ってください。ナハト、エイミーを』
「はーい」
『待てい!!』
と、いきなり九尾が叫ぶ。
『さっきから気になっていたコンけど、オクタヴィアは矢車の兄貴ぽさが全然ないコンよ!!
「「「「「「他に言う事があるだろ!!!!!」」」」」」
九尾の言葉にツッコム仲間。
「それについて作者からコメントがある」
『コン?』
無理でした
『なんじゃそりゃあ!?』
「お前の方がなんじゃそりゃ、だ!!」
「リョウ!気持ちはわかるが今はそんな時じゃねえ!!」
杏子のツッコミ通り、青いドレスの少女が連れて行こうとほむらに近づいていた。
「いかせないわ!」
マミの言葉に少女の身体リボンが巻きつく。
「今だ!」
「だりゃあ!」
「いかせねえよ!」
『コーン』
それと同時にさやかと杏子とリョウが少女に跳び掛かる。
「こんな子供を相手にするのは気が引けるけど!」
と、間合いに入ったと思った瞬間、
「きゃあ!?」
「うわあ!?」
「ぐあ!?」
『コンドルウェイ!!?』
三人はいきなり吹っ飛んだ。
「あれえ?お姉ちゃん達。どうしたの?もう終わりぃ?」
血のついた手をペロペロと舐めながら倒れたさやか達を見る少女。
「な…なんて速さ!」
目にも留まらぬ早業でマミの拘束用のリボンを切り裂き、さやか達も切り裂いたのだ。
素手で。
「化け物!」
マミはマスケット銃を撃つが、少女は片手で弾丸を払いのけてしまう。
「もう終わり?」
少女は楽しげにそう言うとほむらに手を伸ばす。
「じゃあ、お姉ちゃんを連れて…」
『「ほむら」ちゃん!』
オクタヴィアが邪魔をされてほむらに近づけないまどかとユウが叫んだ時、
ダーン。
ほむらが少女の額を撃った。
流至近距離で撃たれたために仰け反った少女。
その隙にほむらは少女から離れると驚くオクタヴィアに手榴弾を投げて吹っ飛ばす。
「ぐあ!」
『ほむらちゃん!』
「心配掛けたわね」
ほむらはそう言うと空中に映るマギカの立体映像とその下に集まるオクタヴィアと少女の方を向いて、
「悪いけど、わたしはエデンには戻らないわ。ワルプルギス。マギカ、あなたの計画にはもう協力しないから」
『エイミー、あなた…記憶が』
「ええ、そこのトリプルKのおかげでね」
「トリプルK」
「空気読まない、考えなし、会話しない」
「「おい…」」
ほむらの言葉にオクタヴィアだけでなくさやかまで暗い声をあげる。
『わたしと敵対すると?』
「ええ、マギカ」
『どうやら本当に記憶が戻った様ですね。いいでしょう。敵対するというのならあなたの好きなさい。しかし、あなた如きがいくら足掻こうと、わたしを止める事は不可能ですよ』
「ほむらちゃんは負けないよ。だって、わたし達がいるもの」
いつの間にかユウとの融合を解除したまどかがほむらの隣りに立つ。
「あたしもいるぞ」
倒れたまま手をあげるさやか。
「わたしもいるわよ」
「あたしもいるぞ」
マミと杏子も手をあげる。
「一応自分もいます。…なんで挙手せいなの?」
「自分もいるとさけばさせてもらおう!!」
『コンもいるコンよ!あと数名』
「みんな…、ありがとう」
ほむらはそう言うとマギカに視線を戻す。
「必ずあなたをとめてみせる。マギカーーいえ、クリームヒルト・グレートヒェン!!」
『ならばやってみなさい』
そう言うとマギカは仮面に手を伸ばす。
『そこにいる過去のわたしとともに』
「ええ!?」
仮面を外したマギカの素顔を見て驚くまどか達。
その顔はまどかと瓜二つ。
『ではまたお会いましょう。見滝原の魔法少女達』
結界とともに消えるマギカとオクタヴィアとワルプルギス。

ーー説明会
ユウ「え?なにこの無理矢理な終わり方」
九尾『まあ、実際無理矢理だから仕方ないコンよ』
リョウ「いまさらじゃまいか!!」
猫ほむら「詳しい説明は次回ね」

ーー未来のさやか、人魚の魔女オクタヴィア・フォン・ゼッケンドルフ
性質は恋慕。
マギカの腹心の一人。
普段は要塞エデンの補助動力炉の一つ、海王炉を守っている。
もとい、そこで使い魔の演奏を聴いている。
元がさやかだけに速度と防御力と回復力が尋常ではなく、魔女かした影響で攻撃力もあがっている。
攻撃手段はさやかと同じだが、さらに車輪を召喚する能力を持ち、それで攻撃or足場にして戦う。
明るい性格のさやかと違い物事を否定的で、マギカ以外の言葉を信じない傾向がある。
手下の演奏とマギカの言葉が全て。
ちなみに美樹さやかの名で呼ばれると激怒する。

ーー名もなき魔女、舞台装置の魔女ワルプルギスナハト(ワルプルギスの夜)
性質は無力。
外見は魔女の中でもっとも幼いがその力は最強。
服装はまど☆マギのワルプルギスの人形部分と同じ。
髪の色は銀色、瞳は右が金で左が青。
回り続ける愚者の象徴。
この世の真理は絶望と信じ、全ての希望は無力とあざ笑う。
ワルプルギスナハトという名は本名ではなく通称で、本当の名を求め世界中を無軌道に飛び廻っている。
一応補助魔力炉の一つ、天王炉の守護の任を与えられているがマギカから自由行動を貰っているので問題はない。
攻撃手段は重力操作、炎による攻撃と使い魔に変わる黒い波動。
またその移動速度は暴風の様に速く、その際の衝撃波だけで町をひっくり返す。
殺し合いを遊びと認識し、相手の攻撃あ派手であればあるほど喜ぶ。
戦闘になると狂気ともいえる気を発する事があり、その気に触れると並みの魔法少女でもよくて魔女化、悪ければ即死する。
マギカの事を母親と慕い彼女の言う事は絶対。
彼女の理想のため、全ての希望を抱く愚者を滅ぼすまで永遠に回り続けるだろう。

ーー絶望を信じる絶対の神、救済の魔女クリームヒルト・グレートヒェン。
性質は慈悲。
かつて鹿目まどかと呼ばれていた存在。
現在はマギカと名乗り、魔女に自我を与えて手下にしてる。
もっとも、彼女本人は手下にしたという感覚はない。
その力は伝説さえ残す最強の魔女ワルプルギスナハトさえも押さえ込めるほどの力を持つ。
魔女達からは神と崇められ、ワルプルギスナハトからは母と慕われている。
本来は黒だが何故か白いローブとマント姿である。
仮面は白い仮面で真ん中に線が通り、目の部分に涙の様な赤い線が入っている。
仮面とフードを取った姿は女神まどかだが、目の色は金色ではなく血の様な赤色。
未来を信じず、世界の真理は絶望と信じて疑っておらず、救済の名の下に世界を滅ぼそうとしている。
手段と動機は次回明らかに。
実はマギカと名乗っているのには訳があるらしい。
ちなみに口調は穏やかで性格は魔女の中で一番まともだが、彼女の使い魔ともいうべき戦闘員やSQBの事を考えると疑問が残る。

次回予告
ついに敵の狙いが明らかに。
はたしてほむら(猫)の秘密とは!?
次回、ついに物語りはクライマックスへと動き出す!
かも。
ユウ・リョウ「「おいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!」」
九尾『鴨鍋食べるコン?』
ユウ・リョウ「「意味わかんねええええええええええええええええ!!!!」」
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

プロフィール

イノヨコウ

Author:イノヨコウ
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
FC2カウンター
プロフィール

イノヨコウ

Author:イノヨコウ
FC2ブログへようこそ!

検索フォーム
カテゴリ
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。