スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

皆さんはまど☆マギのどの魔女が好きですか?

わたしはオクタヴィアです。
というかあの話が。
泣けてくるから。
昨日の鉄腕ダッシュの水鉄砲勝負でキバの曲が流れてた。
今回のSSはまた番外編。
しかもメインはまどか達の敵の魔女。
最後にはライト版魔女図鑑があります。
この物語には、ネタが結構使われています。
まどか☆マギカの雰囲気が壊れています。
オリジナル設定も結構あります。
そう言うのが嫌だという人は見ないがいいんじゃないコンか?
もうめんどくさくなってきたコンね。
「「「「「「「「そうですか…」」」」」」」」

魔法少女まどか☆マギカライト

番外編3 魔女達の24時
「「自分らの出番は!!??」」
『ないコンよおおおおおお!!ちなみに時間設定は5話より前コン』

異空間に浮かぶエデン。
巨大な半球の周りにそれより小さな三つの半球体が回っている。
ここは大きく分けて三つのブロックに分かれる。
まずこのエデンでもっとも大きな半球体。
ここには本編でよく出る会議室の他に食料貯蔵庫、調理室、メインコンピュータールーム、医務室、そしてこの半球体の半分以上の大きさの巨大な魔力炉がある中枢部である。
次にその半球体の上部に回転しながらはまっているリングに繋がっている三つの小さな半球体。
三つそれぞれに小さな魔力炉があり、ここにはそれぞれ管理する者がいるらしい。
最後に魔女達の居住区となっている半球体の上にある要塞。
ここには十数名の改造魔女とその使い魔と数十匹のインキュベーター、そして数万の戦闘員がいる。
実はこの戦闘員、大きく分けて二種類存在する。
本編でほむらやさやかやマミやリョウにあっさりやられている戦闘員は近衛隊。
そして特定の魔女の下につかない守衛隊の二つである。
守衛隊と言うと聞こえはいいが、このエデンに侵入者などいないのだからやる事はほとんど雑用である。
主な仕事はエデン内の掃除と修理である。
聞くだけなら平和そうな仕事内容だが、これが結構ハードなのである。
何故なら魔女達はしょっちゅう衝突し、軽い戦闘を起こすのだ。
巻き込まれるものもいるほどである。
そのせいで要塞を破壊される事もある。
だが、一番彼らにとって迷惑なのは魔女達の”領土拡大”であろう。
これだけ見ると何の事かわからない。
簡単に言うと、自室を好き勝手に増やすのだ。
要塞内のいたる所を自分の領地と称して勝手に改装してしまう。
昨日なかった場所に壁があったり、建物が増えてたり、などなど。
しかも領地拡大のおり、他の魔女の領地にぶつかって戦闘が発生なんてパターンもある。
この異空間内では結界が張れないため、このような事態が発生するのだった。
まあ、戦闘員の事はもういいだろう。
「「「「「「「おいいいいいいい!!!!」」」」」」」
今回はまどか達の敵である魔女にスポットをあてた話なので。
「「「「「「「そんなああああああ!!!」」」」」」」
さて、物語の始まる場所はシャルロッテの自室、彼女の領土。
時刻は朝とも夜ともつかない時間帯。
彼女はベッドで爆睡していた。
「ぐへへへ~、チーズ…す~」
寝言をいい、よだれをたらすシャルロッテ。
そんな彼女の周りには彼女の使い魔ピョートルが主の好物たるチーズを探して駆け回る。
だがこの領土内にない事ぐらい少し考えればわかりそうなものだがいかんせん彼女の使い魔にその事を理解出来る知能はなかった。
と、バンと言う音とともに部屋の扉が開けられ…否、破壊され一人の少女がシャルロッテ目指して走っていく。
ピョートル達は慌てて迎撃に走るが、逆に少女に跳ね飛ばされる。
ぶっちゃけ、足止めにもなっていなかった。
「アルベルダーイブ!!」
そう言うと落書きの魔女アルベルティーネは気持ちよく眠るシャルロッテにダイブした。

「ん?」
雑誌を読んでいたギーゼラは何かに気づいた様に顔を上げた。
「どうしましたか?」
新聞を読んでいたエルザマリアはギーゼラに視線を移す。
「いや…今蛙が潰れる様な声がしなかったか?」
「蛙ですか?いいえ、わたしには聞こえませんでしたが」
「………そうか、なら俺の気のせいだ」
ギーゼラはそう言うと読んでいた雑誌に目を戻した。
「変なギーゼラですね」
エルザマリアはそう言うと新聞に視線を戻す。

「あ~…頭が痛い…」
鳥篭の魔女頭ロベルタは頭を押さえながら通路を歩いていた。
その周りをたくましいの身体の鳥人がくるくると回る。
「うざこいんだよ!ついてくんなよ!!」
怒鳴るロベルタだがそのせいで余計頭が痛くなる。
「あー…自分の声が頭に響く…。たく、頭痛薬ももってこれないのかい。この鳥頭は」
自分の使い魔に悪態を吐くとロベルタ。
「お、医務室についた」
ロベルタは医務室の自動ドアをくぐり中に入る。
「医務室の何がいいかって居住区じゃなくて中枢部にある事だね。ここで騒ぐ魔女はいないからね」
このエデンの中枢部にしてマギカの普段いるこの中枢部で騒ぐ魔女は流石にいなかった。
「おーい。二日酔いに効く…あん?」
担当の戦闘員に声を掛けた時、ロベルタベッドで唸るシャルロッテに気づいた。
「どうしたんだい、こいつ?」
「さあ?ピョートル殿がいきなり運んできて…詳しい事は」
「ふ~ん、まあいいや。それより二日酔いの薬…」
「うぎゃああああああああああああああああ!!!!」
「うるせえ!こちとら頭が痛いんだ!!」
いきなり覚醒して叫ぶシャルロッテに怒鳴るロベルタ。
「はあ、はあ、はあ…あれ、夢?」
「どうしたんですか?」
ロベルタに薬を渡しながら聞く戦闘員。
「いや、なんかでっかいペンキの入ったバケツに潰される夢を見た…」
シャルロッテは額の汗を拭った。
「くそ!アルベルめ…」

読み終えたギーゼラとエルザマリアは朝食でも食べ様と食堂に歩いていた。
ちなみに食堂は要塞部分にある。
何故なら食事時に些細な事から争いになる事が多いからだ。
「きゃあああああああああああああ!!!!?」
と、ある部屋の前を通った時に悲鳴が聞こえた。
「なんだ?」
「ここは、確かイザベルの…」
ひょいっと覗いてみると、相変わらずどこかで見た事ある様な絵だらけのアトリエの真ん中で芸術家の魔女イザベラが一枚の絵画を持って愕然としていた。
「わたしの…わたしの絵がああ!!」
その絵は何かが描かれていたらしいのだが、それをペンキでらくがきがされていたらしい。
いや、塗りつぶされたが正しいだろう。
「あ、あ、あ…」
イザベルはギーゼラ達に気づかぬまま何度も「あ」を繰り返し呟く。
「「あ?」」
「アルベルティーネ!!!!」
突然イザベルは叫ぶと走りだした。
「何故アルベルの名前を言ったのでしょう?」
「こんな事をするのはあの馬鹿しかいないからな…」
首を傾げるエルザマリアにギーゼラはそう言うとイザベルの描いた絵の一枚を見て、
「ムンク作『叫び』だな。構図といい、背景といい」
と言って絵を放り投げた。

薔薇庭園の中で、ゲルトルートは優雅な朝食を取っていた。
彼女はこの朝の一時が大好きだった。
大好きな薔薇に囲まれた中で、煩わしい他の魔女に邪魔される事のないこの時間が。
空になった皿を下げ、アーデルベルトが食後の紅茶を準備している間、ゲルトルートはアンソニーから手渡されたナプキンで口を拭く。
本来は造園と警戒を役割と使い魔達だが、髭のおかげで給仕の真似事をしていても違和感をまるで感じさせない。
カチャ。
用意出来た紅茶のカップを持ち上げ、その匂いをかぐゲルト。
二人しかいないテーブルマナーを身に着けている魔女だけあってその仕草は非常に優雅だった。
が、
ズドオオオオオオオオオン。
突然薔薇園のそばで起こった爆発が何もかもを台無しにした。
「何事!?」
彼女が声をあげると、髭のついた戦闘員が報告に走ってくる。
「報告いたします!庭園そばの地雷を何者かが踏んだようです!!」
「ああ、あれね」
報告を聞いたゲルトルートは座りなおす。
前回、シャルロッテがどこからか持ち込んだ牛のせいで薔薇が荒らされたので設置した地雷である。
「で?誰が引っ掛かったの?シャルのお馬鹿?」
「現在、確認中です」
と戦闘員が言った時だった。
「ぱぴょーん!」
『きゃはははははは☆』
薔薇の茂みを跳び越えてアルベルティーネとその使い魔アーニャが現れた。
「な!アルベル!?」
突然の出来事に驚くゲルトルート。
「ぽーん、ぽーん!」
アルベルティーネはしばらく使い魔と共に庭園内を走り回っていた。
「「「「…………」」」」
ゲルトルートと彼女の部下達はその行為を呆然と眺めていた。
アルベルティーネが薔薇の手入れをしていたアンソニーを追いかけ始めると、そこで彼女ははっとして、
「一体何の用ですの!?」
とアンソニーを追いかけるアルベルティーネに問い掛ける。
が、アルベルティーネは答えず、何を思ったか魔法でハケを作り出す。
「え?なにを…」
ゲルトの問い掛けも無視して彼女は薔薇に色をつける。
「ああああああああああ!!!!!」
赤かった薔薇が色とりどりに染まる。
「わーい!わーい!!」
アルベルティーネは満足そうにその場を立ち去っていった。
「あ…あ…ああああ!!」
後に残ったのはペンキまみれの薔薇と呆然とするゲルトルートだった。
使い魔達は薔薇についたペンキを何とかしようとしていたが落ちる気配がなかった。
「ゲルトルート様!地雷に引っ掛かったのはイザベル様でした!」
そう言ってイザベルを担架に乗せて運んでくる戦闘員達。
「なによあれは…と言っている場合ではないわね…」
イザベルは薔薇園の惨状をゲルトルートに対する怒りを引っ込める。
「わたしもやられたからあいつを追っかけてたらここに逃げ込んだのを見た訳」
「それで地雷に引っ掛かったと…」
ゲルトルートはイザベルに背を向けたままそう言うと、
「イザベル…一緒に追いません?」
彼女の方をにっこりと微笑みながら振り向いた。
が、その全身から放たれる怒気が、彼女の今の心情が決して表情と一致していない事を表していた。

「現在の機械兵の生産状況は以上です」
会議室にてパトリシアの報告を聞いたズライカは「なるほど」とうなずいた。
『近いうちに実戦も可能という事か』
「はい。あの巨大ロボットなんか造らなければもっと早く実戦実験を行なえたのですが」
『巨大ロボットのロマンがわかってないね☆』
シュタッと出現してそう言ったSQBはパトリシアに蹴り飛ばされた。
『げふう!!』
『君はいつもそうだ。訳がわからないよ。全てにおいて』
壁に衝突したSQBを見上げてそう言う普通のキュゥべえ。
『我が存在全否定!?』
と、プシューと自動ドアが開くと。、
「「ズライカ!!」」
ゲルトルート、イザベルが大声で入ってきた。
『何事だ?』
「何事じゃないですわ!」
「アルベルよ!アルベル!!あいつは今どこよ!?」
『アルベルティーネだと?知らんぞ、またどこかに隠れているのであろう』
「相変わらず時代錯誤な物言いねえ…」
「前から聞きたかったのですけど、一体何時の時代の人だったんですか?」
『平安時代だ』
「「「『古!!』」」」
『古いとは何だ!!古いとは!!』
「「「『すいません…』」じゃなくて!!」」
ゲルトルートとイザベルはアルベルティーネの被害をズライカとパトリシアに説明した。
「一体何を考えていますの!?」
「全くよ!」
「何も考えていないのでは?性質は『無知』ですし」
何気に酷い事を言うパトリシアだった。

「たく…」
ブツブツと呟きながら通路をロベルタと一緒に歩くシャルロッテ。
「お、おい。あれって」
ロベルタは『きゃはは☆』と笑いながら下半身を飛行機にして飛ぶアーニャを見つけた。
と、ロベルタが隣りを見るとシャルロッテの姿がなかった。
ズガアアアアアアアアアアアアアアアン。
という轟音がしたのでロベルタが視線を戻すといつの間にかシャルロッテがそこにいた。
その足の下にはへこんだ床にアーニャがめり込んでいた。
『きゃは…きゃはは…』
「おい、お前」
足の下の使い魔にシャルロッテは飴を舐めながら話し掛けた。
「お前の主は今どこだ?答えないと…」
その光のない残虐な眼でアーニャを見下ろすシャルロッテ。
「食べちゃうぞ」
そう言うとバキッと飴を噛み砕く。
「無理だろ。隠れてるアルベルを捜そうとする知能すらないんだから」
ロベルタは酒ビンを開けながらそういう。
「ちっ!」
シャルロッテは舌打ちすると、足に力を込める。
アーニャの身体はパシャンと言う音と共に弾けた。

エリーはパソコンを弄っていた。
「………ん」
掛けていた眼鏡を少し弄る。
度が会わなくなってきた様だ。
ちなみにこの眼鏡は作業用で、普段は掛けていない。
使い魔ダニエルとジェニファーが運んできた朝食のサンドイッチに手を伸ばすエリーだが、その手は空を切る。
「………?」
サンドイッチの乗っているはずの皿を見てみると、そこにはないも乗っていない。
「もぐもぐもぐ、ごっくん」
すぐそばに何かを食べているアルベルティーネがいる。
「………」
どう考えても彼女が食べたとしか考えられない。
が、エリーはあまり他の魔女と関わりたくないので、使い魔に彼女を放り投げさせると、新しい朝食を持って来る様に、命じるとパソコン画面に視線を戻す。
ちなみに彼女が今なにをしているかと言うと、先程ズライカとパトリシアが話していた機械兵のプログラムのバグ修正だった。
「ふう…」
これで終わる。
そう思いエンターを押すエリー。
これが終わったら趣味のネットサーフィンでもしようと考えながらデータにUSBに落とす。
作業が完了した時、ダニエルが代わりの朝食をもってきたので、それを食べるエリー。
後は先程のUSBをズライカに届けるだけ、そう思ってUSBに手を伸ばすが、再びその手は空を切る。
「……………」
激烈に嫌な予感がしたエリーは、パソコンを見た。
USBはなくなっていた。
さらに視界の端に先程追い出したはずのアルベルティーネの姿が。
「きゃははははははは☆」
彼女は笑いながら入り口まで走っていってしまった。
USBメモリを持って。
エリーは慌てて携帯電話を取り出した。

ずどーん、どかーん、ばごーん。
「なんだ!」
突然の爆発音に驚くギーゼラ。
近くにいた戦闘員も慌てて何が起こったのか、どこで爆発が起こっているのか確認しようとする。
ずずーん。
「あ、エリーからメールです」
そう言ってエルザマリアは携帯電話を開く。
「……みなさんどうなされたんでございますか?」
引っくり返っている一同を見て首を傾げるエルザマリア。
「お前…なんつー着メロを設定しているんだ」
「え?でもこの前ギーゼラが、聖歌を着メロにするなと仰ったので…」
「だから何故そのチョイスなんだ!?…というか、お前キルスティンの奴とメルアド交換していたのか…」
「ええ、それなりに仲良くさせてもらっています」
「………そうか」
エルザマリアの言葉にギーゼラは言い知れぬ脱力感を感じた。
ちなみにキルスティンとはエリーの本名である(エリーはハンドルネーム)
なお、彼女は本名で呼ばれるのを嫌う。
「まあ、アルベルティーネに機械兵のプログラムが入ったUSBを盗られたそうです」
「なに?」
メールの内容に驚く二人。
「わーい、わーい☆」
と、彼女達の目の前をそのアルベルティーネが通り過ぎる。
「「「「「待て~!!」」」」」
その後ろをエリー直属の戦闘員が追い掛けるが、とても追いつけそうに見えなかった。
「しかたない。俺が追いかけてやるとするか」
ギーゼラはそう言うと指を鳴らす。
するとバイカー・ドーラがどこからともなく現れる。
「ふっ、この俺から逃れられるものか!!」
そう言うと急発進するギーゼラ。
「ギーゼラ!USBメモリは壊さないようにお願いしますよ!!」
エルザマリアはそんなギーゼラにそういったが、果たしてその言葉を聞こえたのかは定かではない。
「きゃはははは☆」
ギーゼラが追いかけている事に気づいたアルベルティーネはドアから外に出る。
「逃がさん!!」
そう言ってエリーの部下を蹴散らしながら(外道)彼女を追ってドアを突き破って外に出た。
彼女には追いつく自身があった。
いくらアルベルティーネの逃げ足が速くても、バイクに乗る自分より速く走れるはずもない。
確かにその通りだった。
ただ、それは走るための地面があればの話である。
「あ?」
ギーゼラの記憶では確かにここには橋が掛かっていた。
が、実は彼女の記憶の橋は昨日の夜にゲルトルートとシャルロッテの喧嘩で破壊されていたのだ。
「うそだあああああああああああああああああああああ!!!!!」
自分の使い魔を踏み台にして向こう側のドアまで跳ぶアルベルティーネを見ながらギーゼラは落ちていった。

ゲルトルートとシャルロッテが鉢合わせした。
その光景にそれぞれについていたイザベルとロベルタ、それと周囲にいた戦闘員達が非常に厄介そうな顔をする。
この二人は出会い頭に喧嘩しない事など滅多になかったからだ。
「おい!邪魔だよこの薔薇女!!」
「あ~ら、シャル、いたんですか~?小さいから気づきませんでしたわ」
「んだとこらあ!!」
早速喧嘩を始める両者。
あ~あ、という顔をするイザベルと炉ベルト。
と、そこへ、
「ねえねえ、何してるの?」
とても犬の耳と尻尾の生えた可愛らしい少女がパタパタと走ってきた。
「あら、ウールマン」
「よお」
犬の魔女ウールマンの登場にイザベルとロベルタは少し安心する。
彼女が介入すると、二人の関心が彼女に移って今回の様な理由のない喧嘩がうやむやに終わるからである。
「あう?」
と、ウールマンの耳がピクッと動く。
その動きに思わず可愛いと思うゲルトルート。
「どしたのさ?」
シャルロッテの問いには、
「なにか聞こえる…」
と言って上を見上げた。
「「「「………?」」」」
他の魔女もつられて上を見る。
天井が見える。
と、そんほ天井を突き破ってギーゼラの乗るバイカー・ドーラが振ってきた。
ズバコーーン。
「ぐああああああああああああああああ!!!!!」
「きゃあ!?」
「ひゃあ!?」
「ええ!?」
「うわ!?」
「きゃいん!?」
咄嗟に逃げる魔女達。
何故かシャルロッテだけはゲルトルートにしがみついたが。
カラン。
「…ぐっ」
天井の破片が少し落ちる中、起き上がるギーゼラ。
「おのれええええええええええええええええ!!アルベルめ!!俺をこんな目に合わせてただで済むと思うなよ!!」
ドンっとバイクを叩いて怒りをあらわにするギーゼラ。
「どうやら、またアルベルの被害者の様ですわね」
「ほう、貴様らもか…………何故シャルロッテがお前でコアラの真似事をしているんだ?」
「お前が急に振ってくるからだろ!!」
「いい加減に離れなさい!!」
シャルロッテはゲルトルートから離れると、こほんと咳払いをする。
「でさあ、このメンバーでアルベルの奴やっちゃわない?」
「協力か、いいだろう。俺の足を引っ張るなよ」
「あら?それはこちらのセリフですわ」
「対アルベルティーネ同盟結成ね」
四人の会話をこの中で唯一アルベルティーネの被害を受けていないロベルタが遠巻きに見ていたが、
(すぐ決裂する気がするのは気のせいかねえ…?)
と思った。
余談だが、四人の脳裏にも同じ言葉があったそうな。

その後、アルベルティーネ追跡は熾烈を極めた。
時に隠れ、時に走り、時に跳びはねるアルベルティーネをチームワークの欠片も持ち合わせていない魔女達が追ったのである。
そしてそのかいあって、ついに追い詰める事に成功したのだった。
「まさか海王炉に逃げ込むなんてねえ…」
そう呟くゲルトルート。
海王炉とは三つある補助魔力炉の一つの事である。
「確か海王炉の管理者ってマギカ以外会った事ないんだよね?」
「ええ、誰も姿を見せない謎の魔女。それに補助魔力炉の立ち入りする理由は普段ありませんしね」
シャルロッテの言葉にうなずくゲルトルート。
「開けるぞ」
目の前に中々立派な両開きの扉が現れ、ギーゼラはそう言って扉を開ける。
その中では、アルベルティーネがでっかい車輪に潰されて気絶していた。

『なるほど…』
会議室にて、話を聞いたマギカはそう言ってうなずいた。
『この様な事をした理由は誰も遊んでくれないからとの事です』
「なんじゃそりゃ!?」
悪戯の理由にシャルロッテは、はあ?と言う顔をする。
「それであんな事をされては迷惑ですわ!」
『やれやれ、これだからガキというものは…』
「たく、ふざけんなよ」
ーー迷惑
「全くだ」
「でも可愛い理由と思います」
「わん」
『………』
「あんたは被害にあってないからでしょうが!!」
「やれやれですね」
「海王炉の魔女…初めて見たねえ。あ、酒が切れた」
『まあ許してやりましょう。実質的被害はいつもと変わらないのですから…』
「「「「「うっ!?」」」」」
マギカの言葉に心臓を抉られた様な顔をするゲルトルート、シャルロッテ、ギーゼラ、イザベル、ロベルタの五人。
理由を想像するのは難くない。
『それにアルベルティーネは精神的にはシャルロッテよりも幼いのですから、今回の許してあげましょう』
「「「「「…………」」」」」
物凄く不満そうな顔をする五名だが、マギカの言葉に文句をいう事が出来ないため、黙っていた。
『さて、アルベル。あなたもみんなに言う事があるのではないですか?みなに迷惑を掛けたのですから』
「ごめんなさい……」
アルベルティーネはシュンとした様子でみんなに謝った。
『丸く治めた。流石は神』
「ああ、神よ」
『では、これにて解決』
マギカがそう言ってこの話はこれで終わり。

ーーと思ったらもう少し続く。
海王炉に戻るマーメイドドレスの上に西洋の甲冑を見につけた魔女。
『待ってください』
その彼女をマギカは呼び止めた。
『ーーなんだ?』
振り向く魔女。
『久しぶりに顔を合わせたのです。少し話でもしましょう』
『悪いがそんな気分じゃない』
マギカは仮面で、魔女は兜のせいで互いの顔は見えない。
「それに、たかが魔女一匹ごときが神様なんかと話す事なんてないですよ」
だが、マギカの瞳には自虐的に笑う彼女の顔がはっきりと見えていた。
『そうですか…。では一つだけ』
背中を向ける魔女にマギカは語った。
『美樹さやか…』
さやかの名前に足を止める魔女。
『佐倉杏子。この二人がもうじき接触すると報告を受けました、それだけです。後はあなたの好きにするといいです』
マギカはそう言うと立ち去る。
二体の護衛機械兵を連れて。
魔女はしばらくそのうちの一体、槍を持った方を見つめていたが、ふっと兜の中で笑うと、
『美樹さやか、佐倉杏子、鹿目まどか、巴マミ、暁美ほむら』
一人残った魔女はそう呟くと、兜の奥で笑った。
『いいだろう。気分が乗ったら教えに行ってやるよ、絶望って奴を…このオクタヴィア・フォンゼッケンルドルフがな』
そう言って海王炉に向かって歩き出した彼女は、アルベルが落とした絵の具を踏んですっころんだ。
『どうせわたしなんて…』
こけたまま魔女はそう言って地面にのの字を書いた。

ーーまど☆マギライト版魔女図鑑
九尾『コン。このコーナーではこの話で改変された魔女達の細かい設定を説明するコンよ。なお、この設定は作者の独断と偏見で設定されてるコン。このコーナーは九尾がお送りするコンよ』
リョウ「待て待て待てえい!!お前だけなんてズルイじゃないか!自分らも活躍したいじゃないか!なあマイブラザー!!」
ユウ「いや、自分は皆目」
リョウ「という訳で俺らにも出番よこせイノヨ!!」
九尾『わかったコン。じゃあコンのアシスタントという事で』
リョウ「なんでお前より立場低いんだよ!主役だぞ!!」
九尾『なに言ってるコン!主役はコンコンよ!!』
ユウ「まどかだろ

薔薇園の魔女ゲルトルート
性質:不信
使い魔:アンソニー、アーデルベルト
 役割:造園、警戒
能力:茨の鞭による攻撃、ダミーパピオン
好きなもの:薔薇、紅茶
嫌いなもの:薔薇を荒らすもの
性格:言葉使いがお嬢様な。普段の物腰は柔らかだが、切れると乱暴になる。
交流関係:親しい魔女は性質のせいでいない、シャルロッテとは喧嘩友達といえる仲。
嗜好品:薔薇と蝶のデザインの日傘
備考:嗜好はマミを元とした
   マミをライバル視している
リョウ「最初に出た魔女だったな」
九尾『まど☆マギでも最初の魔女だったコンからね』
ユウ「薔薇園=お嬢様。で、優雅。優雅=マミさん。マミさんと敵対させた方が面白そう。という連想ゲーム的発想になった」
九尾『実は本当に大切にしたいものは薔薇じゃないという設定コン。それは今後の展開に期待コン』

暗黒の魔女ズライカ
性質:妄想
使い魔:ウラ
 役割:夢
能力:暗黒に敵を引きずり込む
好きなもの:暗闇、静寂
嫌いなもの:光、騒音、考えなしなもの
性格:思慮深い
交流関係:エルザマリア、パトリシア
嗜好品:なし
備考:性格のもとは遊戯王の三皇帝のホセじいちゃん
   全身黒ずくめ
九尾『暗闇の中で色々考えていたら思慮深い性格になったという後付設定コン』
リョウ「後付とか言うな!!」
ユウ「やれやれ」

お菓子の魔女シャルロッテ
性質:執着
使い魔:ピョートル
 役割:チーズを探す事
能力:大きなフォークとナイフで攻撃、巨大な攻撃用の分身を創る、不死に近い再生能力
好きなもの:チーズ
嫌いなもの:薬、医者、口うるさいもの
性格:無邪気ゆえ残虐
交流関係:ほぼ全ての魔女とおおむね良好
嗜好品:まど☆マギのシャルロッテそっくりな人形
備考:性格の元は遊戯王のルチアーノ
   見た目は一番幼い
リョウ「マミさああああああああああああああああああああああああん!!!!!」
ユウ「落ち着け!!ここのマミ先輩は生きてる!!」
九尾『まど☆マギの本性を視聴者に見せ付けた存在だったコンね』

箱の魔女H.N.エリー(キルスティン)
性質:憧憬
使い魔:ダニエル+ジェニファー
 役割:運搬
能力:自分の結界内の相手の考え、イメージを読み取る。相手のトラウマを思い出させる
好きなもの:パソコン
嫌いなもの:馬鹿、自分に関わろうとするもの、働く事
性格:実は面倒くさがり
交流関係:エルザマリア
嗜好品:パソコン
備考:魔女唯一の非戦闘員
   そしてパソコンでの作業が出来る唯一の魔女でもある
リョウ「まど☆マギにおいてのマイシスターの初陣の相手か…」
ユウ「それがこんな形になるとは」
九尾『つうかあんた彼女とフラグ立てちゃってどうするコン?』
リョウ「いいじゃないか!可愛い子だったし」
ユウ「コミュニケーション取るの滅茶苦茶面倒そうだけどな」

落書きの魔女アルベルティーネ
性質:無知
使い魔:アーニャ
 役割:童心
能力:らくがきした絵を実体化出来る
好きなもの:楽しいもの、かくれんぼ
嫌いなもの:嫌なもの
性格:無邪気
交流関係:シャルロッテ
嗜好品:落書き用のペンキやクレヨン
備考:精神年齢が一番幼い
ユウ「今回暴れまわった魔女だな。お前に通じるものがある気がするぞ」
九尾『どういう意味コン!?』
リョウ「ちなみに趣味はかくれんぼ」
ユウ「いや、公式の魔女図鑑見た人はみんな知ってるから…って、それ趣味じゃねえ!!」

銀の魔女ギーゼラ
性質:自由
使い魔:ドーラ
 役割:主張
能力:銀の剣での攻撃、銀の鎧での相手の魔力を遮断、バイカー・ドーラとの合体
好きなもの:バイク
嫌いなもの:自分の邪魔をするもの、まどろっこしい事
性格:自己中心的
交流関係:エルザマリア、ロベルタ
嗜好品:銀の剣
備考:性格は三皇帝のプラシドを元に
   エルザと仲をよくした理由がどっちも七話に出た魔女だから
ユウ「それで合体か…」
リョウ「え?じゃあズライカも合体するのか!?」
九尾『ありえるコン!』

影の魔女エルザマリア
性質:独善
使い魔:セバスティンズ
 役割:妄信
能力:影の茨で相手を飲み込む
好きなもの:平等
嫌いなもの:なし
性格:物静か、少し天然
交流関係:ギーゼラ、ズライカ
嗜好品:十字架
備考:自分勝手なギーゼラに何故かひかれるものを感じる
九尾『二人が一緒な理由は単純にまど☆マギで同じ話に登場したからコン。ま、ギーゼラは回想だったけどコン』
リョウ「相反するからこそ惹かれあうもの。俺とマイブラザーと同じだな!」
ユウ「確かにテンションに差はずげえあるけど」

犬の魔女ウールマン
性質:渇望
使い魔:バルテルス
 役割:インテリア
能力:犬の様に戦う
好きなもの:自分をかまってくれるもの
嫌いなもの:なし
性格:人懐っこい
交流関係:ほぼ全ての魔女と良好。ただし扱いはペット感覚
嗜好品:なし
備考:犬の耳と尻尾が生えている
リョウ・九尾「『犬耳少女!!』」
ユウ「公式の魔女図鑑でこの魔女に関心をひかざる得ないってあったけど確かにその通りになってるな…」

芸術家の魔女イザベル
性質:虚栄
使い魔:ミヒャエラ
 役割:作品
能力:自分や他者の複製を創り出せる(ただし簡単に見破れる)
好きなもの:自分の作品をほめるもの
嫌いなもの:自分の作品をけなすもの
性格:いじっぱり
交流関係:よくパトリシア、ロベルタとつるむ
嗜好品:絵描き道具
備考:公式通りその作品は有名なもの構図とかとそっくり
九尾『才能はあるけど独創性のない絵描きって訳コン。イノヨの様に』
ユウ「え?自分らそんな奴の作品のキャラなの!?」
リョウ「しかし、落書きの魔女と被ってないか?」
九尾『大丈夫コン。あっちの描く絵は通り名の通り落書きだから』
リョウ「つまりあっちは独創性が過ぎる訳か」

委員長の魔女パトリシア
性質:傍観
使い魔:マシュー
 役割:クラスメイト
能力:手から糸を出して使い魔を操ったり足場を作ったり
好きなもの:真面目な人、
嫌いなもの:不真面目な人、場を乱すもの
性格:真面目
交流関係:ズライカ
嗜好品:眼鏡、セーラー服
備考:ツッコミはほとんどしない
リョウ「この魔女は強敵だ!」
ユウ「なんで?」
リョウ「ボケ殺しほどボケにとって怖いものはないじゃないか!!」
ユウ「いや、お前らのボケはツッコミあり気でやってないだろ」
九尾『コンは気にしないコンけど、やっぱりツッコミは欲しいコンね』

鳥かごの魔女ロベルタ
性質:憤怒
使い魔:ゲッツ
 役割:軽薄無思慮
能力:?
好きなもの:酒
嫌いなもの:ゲッツ
性格:怒りっぽい
交流関係:ギーゼラ
嗜好品:なし
備考:戦闘スタイルが足技とパトリシアと被っている
リョウ「能力が?になってるんだが」
九尾『まど☆マギでの退場が早すぎて考えれないコン』
ユウ「おい…」
九尾『ちなみにパトリシアと同じで交友関係には十話同盟はないコン』
リョウ「十話同盟?十話組みなら知っているが…」
ユウ「まどか、マミ先輩、ほむらの三人ね」
九尾『まどっちとさやかんを除いた他の魔女』
ユウ「クリームヒルトとオクタヴィアと言え…」
九尾『長いコン』

人魚の魔女オクタヴィア・フォン・ゼッケンルドルフ
性質:恋慕
使い魔:ホルガー、クラリッサ
 役割:演奏、ダンサー
能力:剣による斬撃技、車輪での攻撃、他にもいろいろ
好きなもの:仲間、部下の演奏
嫌いなもの:部下の演奏を邪魔するもの
性格:非常に後ろ向き
交流関係:なし(マギカとは親しかった?)
嗜好品:リボン
備考:口癖はどうせわたしなんて、わたしは馬鹿だし
   性格の元は矢車の兄貴だ
   さやかがいるのに何故か今回の番外編に登場
リョウ「ドッペルゲンガー!!」
ユウ「他にもってなんだよ!能力の他にもって!!」
九尾『かなり強い魔女らしいコン。まあ、さやかん事態かなり強いコンし』
リョウ「だがマイシスターではない事は確かだ」
九尾『まあ、予想出来る人は簡単に予想出来そうコンけどね』
リョウ「しかも使い魔がどっちのパターンもいるってどういう事だよ!」
九尾『謎コン』

ワルプルギスの夜
性質:?
使い魔:?
 役割:?
能力:重力操作と魔力弾
好きなもの:?
嫌いなもの:?
性格:?
交流関係:?
備考:一応出番はあるが、まど☆マギでの設定が不明なのでこっちも設定し辛い(オイ)
ユウ・リョウ「「オイ…」」
九尾『ま、このライトのラスボスは別に設定されているからたぶん扱いは中ボスコンね』

救済の魔女クリームヒルト・グレートヒェン
性質:慈悲
使い魔:?
 役割:?
能力:?
好きなもの:?
嫌いなもの:?
性格:?
交流関係:?
嗜好品:?
備考:?
ユウ「全てが謎かい」
リョウ「出番あるのか?まどか山」
九尾『でもオクタヴィアの事を考えると出てくる可能性はあるコンよ』
ユウ「ひえええ!」
リョウ「大丈夫だマイブラザー!俺達のノリと勢いで勝利出来るさ!!」
ユウ「そんなもんで勝ちたくないわ!!」

九尾『これで全部コンね。新しい魔女が出ない限り』
ユウ「それって敵が増えるかもって事?」
リョウ「でも俺達なら勝てる!なんたって主人公だからな!!勝たなきゃ駄目だろ!!」
ユウ「そう言う事言っちゃ駄目だろが!!」
九尾『最後に一言。魔女と対決するのは基本的にまど☆マギで戦った魔法少女コン』
ユウ「え?じゃあまど☆マギに出てないズライカとかは?」
九尾『もちろんまど☆マギで出てない人コンよ』
ユウ「つまり…」
リョウ「俺達に決まっているじゃないか!!」
ユウ「やっぱり!!」
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

プロフィール

イノヨコウ

Author:イノヨコウ
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
FC2カウンター
プロフィール

イノヨコウ

Author:イノヨコウ
FC2ブログへようこそ!

検索フォーム
カテゴリ
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。