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左桐x桐右「「さあ、お前の罪を数えろ!」」翔太郎wフィリップ「「……誰?」」

シンケン対ゴセイ観ました。
感想はネタバレになりそうなので言いません。
シンケンジャーはあまりにもいつも通りだったので安心して観れました。
まあ、ネタバレ覚悟で一つだけ言います(言うんかい!)
諦めなければ、何とかなる!って言いまくってたのに最後は、「いや、それは諦めよう」だもんな~。
まあ、確かにあれは諦めるしかないな、うん。
気になる人は、映画館へGO!
続いてこの前のオーズ。
すさまじい攻防だった。
アンク対比奈。
その前のあのドクター真木の人形は大爆笑ものだったし、まさかのおでんにどぼん。
でもあれ鳥の糞ついてたよな…拭いてたけど…。
なかなか面白かった。
って、面白がるとこ違う!!
ついに映画で登場したタジャドルコンボ!その強さ、凄まじい!!
のはいいんだが、メズールコンボ(名前わかんないので)より先に出るってどうなのよ?
あれ特別なコンボみたいだし…、とりあえず最強コンボでないのは確か。
しかしギルの出番はまだか?次回はウヴァだし。
そういえば、ウヴァが一番ヤミー作ってるよね。
ついにコアメダルと同じヤミー揃ったし。
まあ、そろそろ井坂先生の様に片鱗を見せ始める頃でしょう。
さて、今回のSSは仮面ライダーX(クロス)!!
オリジナルライダーって言うほどでもないんだよね~。
コンセプトはダブルに憧れる仮面ライダー。
そう、ダブルの続編!!
って感じで作りました。
では、興味のある方は、続きをクリック(携帯の人は関係ないけど)
ーー仮面ライダーX\クロス
 第一話 Wを継ぐ者/風都に吹く新しい風ーー

風の吹く町、風都。
この町にある探偵事務所。
その前に一人の女性が立っていた。
「う~ん、半年ぶりの風都。半年ぶりの我が事務所!」
一見すると中学生とも見えるその女性の名は照井亜樹子(てるい あきこ)
この鳴海探偵事務所の所長をしていた。
訳あって実家の大阪に半年前から帰省していたのだが、今日帰ってきたのだ。
ーーえ?その訳とは?
考えておりません。
「考えとけや!!」
スリッパを空に向かって投げ…あいた!ここまで飛んできた!!?
地の文にツッコミを入れるとは、鳴海亜樹子、恐るべし………。
「さ~て、翔太郎君とフィリップ君は元気かな~?元気だよね~♪」
そう言って中に入る亜樹子。
勝手知ったるなんとやらーーいや、自分の事務所だから問題ないか。
「お、いたいた♪」
奥にある所長席(亜樹子が使ったところないけど)に座っている人物がいる。
顔は掛かった帽子で見えないが、亜樹子はそれをこの事務所の探偵、左翔太郎(ひだり しょうたろう)と判断した。
というか、他の人物が座っている可能性など万に一つもない。
どうやら眠っているらしく、その身体は規則正しく動いていた。
と、その時亜樹子の頭にある考えが過ぎ、早速実行に移す。
さっとスリッパを取り出すと、椅子の上で眠る人物の元にそろりそろりと近づく。
「半年ぶりの、スリッパ!!」
すぱ~ん!
と、椅子で眠る人物をスリッパで叩いた!
「うぎゃ!」
悲鳴をあげ、椅子からすっころぶその人物の悲鳴に亜樹子は眉をひそめる。
(あれ?今の、翔太郎君の悲鳴じゃなかったよね?)
翔太郎の声にしてはえらく甲高かった。
疑問に思いながら、叩いた相手をよく見ると、赤み掛かったポニーテールの髪の少女だった。
年の頃なら十代半ば、高校生ぐらいだろう。
「ああ!ごめんね!!って、誰!?」
予想外の出来事に驚く亜樹子。
と、そこへ、
「ただいま~」
翔太郎本人が帰ってきた。
「お~、亜樹子じゃねえか。久しぶりだな」
とのんきに言う彼の頭に、亜樹子のスリッパが炸裂した。
「いて!なにしやがる!!?」
亜樹子の突然の行動怒る翔太郎。
「やかましいんじゃい!!誰よこの子!?なんでこの席に座ってんのよ!!??」
と、例の少女を指差す。
「って、左桐(さきり)!お前また座っていたのか!?何度も座るなって言っただろう!!」
亜樹子の言葉に少女に怒る翔太郎。
「あと帽子も被るな!!いいか、この帽子はな…」
「”男の目元の冷たさと優しさを隠すのがこいつの役目”でしょ。聞き飽きましたよ!男尊女卑ですか!?」
「違うわ!お前にはまだ早いって言ってんだ!!」
「師匠だってハーフボイルド(半熟君)じゃないですか!!」
「ええ!!?」
喧嘩を始めた二人に最初は戸惑っていた亜樹子だったが、左桐の言葉に聞き捨てならない単語が聞こえ、悲鳴に似た叫びをあげる。
「翔太郎君が師匠?つまり、翔太郎君の弟子?わたし聞いてない!!」
と、事務所の秘密のドアが開き、一人の少年ーー左翔太郎の相棒フィリップが出てくる。
「あ!フィリップ君!どういう事!?」
亜樹子はフィリップに駆け寄り、今だ口論する二人を指差した。
「ああ、アキちゃん。久しぶりだね」
と、翔太郎同様軽く挨拶する。
久しぶりに会ったのに二人揃ってこの反応はないのでは?と思う亜樹子だったが、それ以上に今は気になる事があり、フィリップに問い詰める。
「なんなのあの子!?翔太郎君の事師匠って呼んでるけど!!」
と、そこで亜樹子の目に更なる衝撃の光景が映る。
なんとフィリップの後ろにも少女がいるのだ。
しかも今翔太郎と口論している左桐によく似ている。
「え~!どうなってんの~!!わたし、聞いてなあああああああああああああああああい!!!!!」
亜樹子の叫びが、風都の一角に木霊した。

「あ~、紹介する。こっちが星蔵(ほしくら)左桐」
「よろしくお願いします。所長さん」
翔太郎の紹介に笑顔で会釈する左桐。
「ぼくと一緒にいた方は、その双子の妹の桐右(きりう)だ」
「よろしく」
フィリップに紹介された桐右は姉とは違い無愛想に挨拶する。
「双子ね~」
改めて二人を見てみる亜樹子。
双子というだけあって顔立ちはよく似ていた。
が、受ける雰囲気はまるで真逆。
左桐は明るい感じだが、桐右はどこか冷めた感じだった。
髪型も左桐は長い髪をポニーテールにしたものだが、桐右は髪を短く切りそろえ、ボーイッシュな感じがする。
桐右は眼鏡を掛けており、それが余計に二人の印象を離す。
服装は二人共どこかの高校の制服だが、とそこで亜樹子は気づいた。
「ねえ、今日…平日よね?」
「「…………」」
亜樹子の言葉に一瞬の沈黙の後、
「そうだああああああ!!!!!遅刻だああああああああああああああ!!!!」
「なにやってんだよ!!」
と騒ぐ師弟コンビ。
左桐は慌ててカバンを引っ掴み、事務所を出て行った。
「やれやれ」
その慌しい様子に呆れる翔太郎。
「全く、面白い子だ」
「あのなぁ、フィリップ………」
左桐の出て行ったドアを楽しげに眺める相棒に頭を押さえながら何か言おうとした翔太郎は固まった。
桐右がコーヒーを飲んでいたのだ。
「なにやってんの?」
「コーヒーを飲んでいるんです」
「そうじゃない!学校行け!!」
怒鳴る翔太郎に桐右は詰まらなそうに、
「学校なんて、退屈で時間の無駄。ここにいる方がよっぽど有意義だ」
と言ったので翔太郎は、
「ああもう!!」
左手で桐右の腕を掴み、右手で彼女のカバンを掴むと、
「送ってくる!」
と言って出て行った。
「いってらっしゃい」
見送りの言葉を贈るフィリップ。
「え~と、なんであの二人、ここにいるの?」
残された亜樹子は、自分の疑問が全く答えられていない事にちょっと不機嫌だった。
これが本当の、わたし聞いてない。である。
「やかましいわ!!」

「さ~、着いたぞ」
バイク、ハードボイルダー(翔太郎命名)で星倉姉妹の通う学校の校門前に着いた翔太郎は、後ろに乗る桐右に声を掛けた。
「ま、ここまで来た以上。行くとするか」
そう言ってハードボイルダーから降りる桐右。
(可愛くねえ…)
その態度にムッとする翔太郎。
「あーーーーーーーー!!」
と、そこへ遅れて到着した左桐が叫び声が響く。
「あんた、なに師匠の後ろに……!!」
震える声と指で桐右を指差す左桐。
「来る気はなかったけどね」
桐右は素っ気なくそう言うと、さっさと校門をくぐってしまう。
「うううう………」
左桐は恨めしそうに翔太郎を見て、妹の後を追った。
「………やれやれ」
残った翔太郎はため息をついた。

ーー時間はあっという間に昼休み。
学食に足を運ぶ星倉姉妹。
姉妹で歩いているというのに、二人は互いに口をきく事はせず、ただ歩いているだけだった。
実際の所、一緒に歩いているのではなく、ただ隣りを偶然歩いているだけなのかもしれない。
と、二人の目の前から何人の取り巻きを従えたいかにもお嬢様といったいでたちの生徒が歩いてきた。
「あらぁ?」
そのお嬢様は目ざとく二人に目をとめると、尊大な態度で二人に話し掛けた。
「これはこれは星倉さん達じゃありませんか」
声を掛けられた二人の内、左桐はいかにも面倒そうな表情で答えた。
「姫宮(ひめみや)さん。何か用でしょうか」
ちなみに桐右の方は反応すらせず、そのまま歩こうとしているが、取り巻きの一人に邪魔され先に進めない。
「いえいえ。わたくし、あまり双子というものを見た事がありませんの」
「そんなくだらない理由であたしのお昼ご飯を邪魔していると?」
ピキッと左桐から音が出る。
実は今彼女は非常に空腹だった。
更に言うと、空腹時の彼女は非常に機嫌が悪い。
「あらあら、でも髪型が違うからそんなに似て見えませんね。その眼鏡も…そうですわ」
姫宮は名案が思いついたと言わんばかりに手を叩くと、取り巻きの一人に目配せをした。
するとその取り巻きはハサミを取り出した。
「髪型を同じにしてみましょう。あと眼鏡も外して」
とんでもない事言う姫宮。
だが、周りの生徒は見て見ぬふりを決め込んでいた。
ハサミを持った取り巻きが左桐に近づく。
が、あっさり左桐に足を払われこける。
更に桐右の眼鏡を外そうとした取り巻きもやられる。
「ーーな!!?」
左桐の行動に驚く姫宮と取り巻き達。
「いいからさっさと退きなさい」
「う…」
威嚇する様に言われた言葉に怯む姫宮と取り巻き達。
彼女達が退いた所を二人はさっさと歩いて行った。
「おのれ…」
そんな二人の背中を、姫宮は怒りの表情で睨んでいた。

「あの…隣り、よいでしょうか?」
「~♪ん?いいわよ」
ご機嫌な表情でお昼を食べていた左桐の隣りに大人しそうな少女が座った。
「さっきは驚きました。あの姫宮さんに逆らうなんて」
「ん?ああ、さっきの…って、あんた…誰?」
「大海原彗(おおうなばら すい)と言います。一応同じクラスなんですけど…」
若干呆れた様子で言う少女、彗。
「あ、ああ!ごめん!冗談冗談!!」
「嘘を吐け」
必死にフォローする左桐の横で、蕎麦をすすっていた桐右がそう呟いた。
左桐はそちらを睨むが、桐右はどこ吹く風だった。
「すごいですね…。この学校じゃ、先生でさえ、姫宮さんには逆らわないのに…」
姫宮香保(かほ)は父親がこの学校の理事長をしている。
しかもその理事長は超がつくほどの親馬鹿であるため、娘の我がままは大概聞いてしまう。
そのため、彼女がその気になれば教師でさえクビに出来る。
生徒を退学など簡単だった。
「………改めて考えてみると…やばいかも!」
とんでもないものを敵に回してしまったと気づき、顔が青くなる左桐。
それでも、箸がとまらないのは流石というか…。
「まあ、わたしは正直こんな退屈で無意義な場所に来なくてよくなって清々するけどな」
「あんたと一緒にするな」
妹をジト目で睨む左桐。
「ふっふっふっ。果たしてそれだけで済むかしらぁ?」
「どわあ!?びっくりした!!」
突然割って入った少女に驚く左桐。
他の二人も驚いている。
「ども、新聞部の文乃ですぅ」
「はあ、どうも」
不気味なこの少女に若干引きながらも相手をする左桐。
「文乃と言ったな。今の言葉は一体どういう意味かな?」
桐右に問われた文乃は不気味に笑いながら答えた。
「最近、あの姫宮香保の悪口を言ったりした人が怪物に襲われるそうよ。もしかしたら、あなた達も……」
「そんな…怪物なんて…」
まさか、と言った様子の彗だったが、二人は違った。
”怪物”に心当たりがあったからだ。
「まさか…ね……」

バイクを押しながら歩く左桐。
(左桐さん。バイク通学だったんだ…)
その後ろをこそこそと彗が歩いていた。
彼女が何故こんなストーカー紛いの行動をしているかというと。
姫宮に逆らうと怪物に襲われるという話を聞いて、二人が心配になったのだ。
と、左桐の進行方向から樹の様な怪物が現れた。
「本当に現れた!?」
驚く彗だが、対象的に左桐は落ち着いていた。
「やっぱりドーパント…」
左桐はそう呟くと、懐から細身のナイフを取り出した。
自分に向かってくる怪物を軽い身のこなしで避け、その背中にナイフを投げた。
「ぐわあ!」
結構痛いらしく、悲鳴を上げる怪物。
「この!」
怪物は蔓の様な触手で攻撃するもやっぱり避けられ投げナイフを喰らう。
「ぐ!」
ナイフのあたった所を押さえながら後退する怪物。
「ふふ~ん♪」
「くそ~。ん?」
ふと怪物が横を見ると、隠れている彗の姿が。
彗を発見した怪物の行動は速かった。
すぐさま彼女を捕まえ、人質にする。
「あ!あんた!!」
「抵抗するな!抵抗すればこいつがどうなっても知らないぞ!!」
「くっ!卑怯な!!」
お決まりなセリフを言う両者。
まあ、こんな状況で斬新なセリフを言ってもしかたないが。
と、そこへ。
『STAG』
クワガタ虫の様な機械が飛んできて、怪物に体当たりを喰らわした。
その衝撃で彗を放してしまう怪物。
「なんだ!?」
機械の飛んできた方を睨む怪物。
そこにいたのは桐右だった。
「全く、なにをやっているんだ。君は」
そう言いながら無造作に左桐に近づく桐右。
その間には怪物がいると言うのにだ。
「貴様!」
桐右に跳びかかる怪物。
「危ない!」
思わず叫ぶ彗。
が、本当に危ないのは、怪物の方だった。
桐右は銃の様なものを取り出し、怪物に向かって発砲したのだ。
「ぐあ!」
あっさり撃墜される怪物。
倒れた怪物に情け容赦なく更に発砲する桐右。
火花をあげて苦しむ怪物の姿に、彗ばかりか左桐までちょっと可哀想に感じる。
撃ち終わると銃身をおろす。
すると、中から一本のメモリが飛び出し、空中で砕ける。
「きさま~!!」
怪物は起き上がり、再び桐右に跳びかかるが、
『BULLET』
砕けたのと同じメモリを銃に装填した桐右にまたしても撃たれる。
「ぎゃああああああ!!!!」
ある程度撃つと、再び銃身を開き、中からメモリを排出。
再度装填して再び撃つ。
三度目の排出をしても、怪物は起き上がる気配はなかった。
「ま、こんなものか…。次の課題は使用した疑似メモリが砕けない事だな。これではいくら複製しても間に合わない」
そう呟くと倒れている怪物の横を悠々と歩きながら呆れ返っている双子の姉に近づく桐右。
「あんた…ちょっとやりすぎじゃない?」
倒れている怪物を心配そうな目で見つめる左桐。
「心配しなくても大丈夫だ。あれくらいでどうにかなるほどドーパントはやわではない」
そう言うと、桐右は何かの装置の様なものを取り出し、左桐に見せる。
「そんな事より、完成した」
「完成したの!?あたし達のドライバー!!」
玩具を買ってもらった子供の様に喜んでドライバーと呼んだものを見る左桐。
「だから完成したと…」
呆れた様子の桐右の言葉も気にせず、ドライバーを眺める左桐。
「本当は朝の時点で出来ていたんだが、伝え忘れた」
「おい!!」
「ともかく機動実験も兼ねて、奴を倒すぞ」
起きはじめた怪物を見ながら呟く桐右。
「OK~。ただあたしがメインよ」
ドライバーを受け取った左桐は、そう言った。
「構わない。というか、最初からそのつもりだった。どんな副作用があるかわからないからな」
「おい…」
半眼でツッコム左桐だが、ドライバーを装着する事はやめない。
左桐がドライバーを装着すると、桐右の腰にもドライバーが出現する。
桐右は緑色のメモリを取り出し、スイッチの様なものを押す。
『CYCLONE』
メモリから声が出る。
左桐は紫のメモリを取り出し、スイッチを押す。
『JOKER』
「「変身!」」
二人は同時に言うと、桐右がドライバーにメモリを差した。
メモリは消え、左桐の方のドライバーの右側のスロットに出現する。
とさ。
軽い音をたて倒れる桐右。
「桐右さん!?」
驚く彗だが、左桐は気にせず、自分にメモリを差し込み、メモリの差さったスロットを内側に倒した。
斜めに倒れたメモリは前から見ると、重なり合い、まるでXの様に見えた。
『CYCLON\EJOKER/CROSS』
風が起こり、左桐の姿が右半身は緑色、左半身は黒の姿に変わる。
彗と怪物には、その姿に見覚えがあった。
「か…仮面ライダー!?でも、何か違う…」
驚きの声をあげる彗。
「な…何なんだ!お前は!?」
怪人の言葉に仮面ライダーに変身した左桐が答える。
「あたしは…あたし達は、クロス」
「「二人で一人の仮面ライダークロスだ!!」」
「かめんらいだあ?」
怪人が馬鹿にした様に言うと、跳びかかった。
「てや!」
クロスは怪人のパンチを右腕で受け止め、左腕で怪人を殴った。
「ぐわ!」
怪人は後退すると、両腕から蔦を伸ばし、壁を作る。
「逃げるか!」
クロスは壁を蹴破ろうと蹴りを入れるが、
「あた!」
容易く弾き返される。
「何をやっているんだ。お前は」
クロスから桐右の呆れた声が出て、右の複眼が点滅する。
「変われ」
「へ?かわ…」
妹の言葉の意味がわからず混乱する左桐。
すると変身が解け元に戻った、桐右が起き上がり、メモリが彼女のドライバーに移動する。
「え?え?」
うろたえる左桐を他所に、メモリをしっかりと差し込む桐右。
「ちょ、どうな…」
文句を言おうとした左桐だったが、先程の桐右の様に意識を失い倒れる。
『CYCLON\EJOKER/CROSS』
そして今度は桐右の方が変身する。
「な!な!なああああ!!」
クロスの左目が点滅し、左桐の声が聞こえる。
「クロスはダブルと違い、どちらの身体を使っても変身が可能だ。そしてわたしの方で変身すると…」
手刀の要領で腕を振るとかまいたちが発生し、蔦の壁を切り裂いた。
切り裂かれ、バラバラと地面に落ちた壁の向こうには、怪物がいた。
「うわぁ」
「サイクロンのメモリの力が強まる。ま、逆にジョーカーの力が弱まるから格闘戦が苦手になるという欠点があるから、基本はお前の方で変身した方がいいがな」
なお、二人からはわかり難いが、外見での差異もある。
胸と背中にある×の字のふくらみが黒なら左桐、緑なら桐右の身体で変身したものである。
「ともかく、行くぞ」
桐右はそう言うとドライバーのサイクロンメモリを取り出しながら走った。
『CYCLONE』
怪物も走る。
その時、桐右はおやっと思ったが、今は疑問を解決している場合ではないと判断し、右側にあるマキシマムスロットにメモリを差し込んだ。
『CYCLONE\MAXIMUM/DRIVE』
すると竜巻が発生し、怪物を吹き飛ばした。
クロスは竜巻の中に跳びこみ、竜巻の流れに乗りながら怪物の所に向かう。
その途中、左桐は桐右にこんな話をした。
「ねえ、桐右」
「なんだ?」
「技名だけどさあ、サイクロンメインなんだか、ジョーカーエクストリームは不味いんじゃない?」
「なんでいいだろ。メモリブレイクの際に、二人の息さえ合えば」
「いいえ!名前は大事よ!!」
「………そうか」
「サイクロンエクストリームってどう?」
「………メモリの名前を変えただけじゃないか」
「いいじゃない」
「…………わかった、それでいこう」
タイミングよく怪物に追いつくクロス。
「「サイクロンエクストリーム!!」」
竜巻の風の勢いでそのまま右足で怪物に蹴りを入れるクロス。
そしてそのまま怪物ごと竜巻から飛び出すと、地面に着地し、怪物は地面に落ちると爆発した。
「やった!」
喜ぶ彗だが、クロスの反応はいまいちだった。
「………なんで?変身していた奴は?破壊したメモリは?」
爆発の跡には、何もなかった。

次回の仮面ライダーX\クロスは

「やってしまったあああああ!!」
「メモリはアップルだ」
「へ?リンゴのドーパント!?」
「わたしは、お二人の様に強くなれない」
「この町はあたしの庭よ!」

 第二話 Wを継ぐ者/切り札はこれで決まりだ

あとがき
なんとなく思いついたクロス。
クロスの説明。
ぱっと見はダブル。
ただ顔がXのものがあり、その延長がアンテナになってます。
また、細部にXマークがつけられています。
簡単に言うなら、ダブルのWの部分を全部Xにしただけ。
改めて考えるとひじょ~にパチモン臭い。
なお、その点を次回彼女にツッコまれます。

オリキャラ紹介。

星倉左桐、本作の主人公。
高校二年の十七歳。
学業はまじめにやっているが、成績はあまりよろしくない。
訳あって鳴海探偵事務所に入り浸っている。
翔太郎を師匠と崇め、なついている。
性格は気が強く、明朗解決。
肝心な所が抜けており、失敗も多いがめげずに頑張る。
なお、鳴海探偵事務所に入り浸って以来日に日に翔太郎に似てくる(意図的に真似ている所もある)
ポニーテール、左手首に黒いリストバンドがトレードマーク。

星倉桐右、高校二年の十七歳。
左桐の双子の妹。
姉と違い落ち着き払っており、眼鏡を掛けている。
髪を短くし、見た目も言動もボーイッシュな感じだが、当人は意識していない。
学業は優秀だが、ガイアメモリに関係する事以外はあまり関心がなく、本編で述べた通りの理由もありあまり真面目に行っていない。
言動のモチーフは昔のフィリップ。
右手首に緑のリストバンドをしており、二人のリストバンドには秘密がある。
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