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超久方ぶりのリリカルなのはSS

サブタイトル・ヴィヴィオの恋
ヴィヴィオ→トーマのバレンタインSSです。
つかこのフェイトさん酷いな…





高町ヴィヴィオには好きな人がいた。
その名はトーマ・アヴェニール。
だから今度のヴァレンタインに備えてヴィヴィオは真心を込めてバレンタインチョコを作っていた。
そんな彼女には最大の障害がいた。
その名はフェイト・T・ハラオウン。
親馬鹿を通り越して馬鹿親な彼女は、ヴィヴィオは嫁にはやらん!と言ってヴィヴィオの恋を妨害していた。
今も機嫌よくチョコを作るヴィヴィオを見つめながらどうしようかと見つめていた。
一番手っ取り早い方法はチョコを渡せなくせばいいのだが…ヘタレな彼女が愛娘が真心を込めて作ったチョコになにか出来るわけがない。
ならばヴィヴィオとトーマを会わせなくすればいい。
主な方法は二つ。
一つは文字通りヴィヴィオがトーマに会えないように手を回す。
しかし司令であるはやてならともかく、フェイトにトーマのスケジュールを思い通りにできるわけがない。
だから、最終手段をとることにした。
「え?トーマが意識不明?」
シャマルの言葉をオウム返しに言うヴィヴィオ。
「ええ、フェイトちゃんと模擬戦をしたんだけど…フェイトちゃん物凄い猛攻で…非殺傷だから身体はなんともないんだけど…たぶん今日一日は目覚めないと思うわ」
「そう…ですか…」
シャマルの言葉にシュンとなるヴィヴィオ。
そう、バレンタインの間トーマの意識がなければいいのだ。
なにやっているんだろうねこのバカ親は。
「せっかく作ったのにな…」
廊下にある休憩用のイスに座りながらぽつりと呟くヴィヴィオ。
手には、かわいくラッピングされたチョコが。
「ごめんね…ヴィヴィオ」
その姿を隠れて見ていたフェイトの罪の意識を感じる。
だが、トーマを意識不明になるくらいダメージを与えたことに関してはまったく感じていないのは流石というか…。

トーマの寝ている医務室に1人の少女が入ってくる。
医務室には主たるシャマルも、トーマの看病をしていたリリィもいない。
少女の名はアインハルト・ストラトス。
ヴィヴィオの恋心に関してフェイトとは別方向に暴走している少女である。
トーマのことを、ヴィヴィオさんに相応しい男か確かめる。という名目で襲い掛かっている。
先も述べた通り、トーマはヴィヴィオの想いにまったくといっていいほど気づいていないので何故アインハルトに襲われるのか理解していない。
哀れ…。
ともかく、そんな彼女が武装形態でトーマの眠るベッドに近づくと、
「はあ!」
ドゴオベグドガアアア!!
物凄い音がおこるほどの一撃をトーマにくらわした。
「ぎゃあああああああ!!?」
だが音のわりにはトーマが絶叫して意識が復活した程度。
これぞ古代ベルカ王族に伝わる気付け。
欠点は、凄まじく痛い。
そりゃもう痛い。
ベッドの上で身体を折り曲げて悶えてえるくらい痛い。
それゆえ、いまではすっかり廃れた気付け方法である。
というか、古代ベルカの時点でほとんど廃れていた。
ちなみに、アインハルトは現代に伝わるもっと痛みの少ない方法もちゃんと心得ている。
あえてこの方法を使ったのは単純な嫉妬心か…。
ともかく、意識は回復したが激痛でもだえてなにがなんだか理解していないトーマにアインハルトは背を向け(ついでにラッピングされた市販のチョコを投げ)て医務室を後にした。

「トーマ!?」
アインハルトが医務室出てから数分、聞こえたトーマの悲鳴(と物凄い音)に慌てて駆けつけたヴィヴィオがやってくる。
「うう…あれ?ヴィヴィオ?」
「大丈夫?なんか物凄い音と悲鳴がしたけど!」
「う~ん、なんか気絶していたら物凄い激痛がして目が覚めたというか…」
いてて、とアインハルトに殴られた腹部を押さえるトーマ。
その様子に、特に問題はないと判断して安堵するヴィヴィオ。
と、そこでトーマの意識があることに気づく。
「あ、あの…トーマ!」
「ん?」
「こ、これ!」
顔を真っ赤にしてラッピングされたチョコをトーマに差し出す。
「これは…チョコレート?ああ、今日はバレンタインだっけ?」
「へ!?トーマはバレンタイン知っているの!?」
バレンタインなのはの世界の文化である。
自分や自分の友達などは知っているがトーマが知っているとは思っていなかった。
「あわわわ!」
トーマがバレンタインの意味を知らなくても、想いを渡せられればそれでいいと考えていたため、ヴィヴィオは物凄く動揺する。
「なのはさんの世界の風習で、親しい人にチョコレートを送る日なんだよね?スゥちゃんからそう…って、ヴィヴィオ!?」
突然天井を仰いだかと思うとそのまま頭部を床に激突させたヴィヴィオに驚くトーマ。
「ライヒョウブ…ナンデモナイ……」
よろよろと立ち上がるヴィヴィオ。
全体的に力がないのは、安堵感からか、それとも残念感からか…。
「まあいいや。ともかく、はいどうぞ」
だがともかく渡せるだけいいや。と思ってトーマに渡すヴィヴィオ。
想いがいつか届くと信じて。
一方と医務室の出入り口でその光景を見つめる人物がいた。
言うまでもなくフェイト・T・ハラオウンその人だった。
「おのれ…まさかもう目を覚ますとは…」
「もうフェイトちゃん…いい加減にしないと本気でヴィヴィオに嫌われるよ…」
そんな親友の姿に、ユーノにバレンタインチョコを渡して無限書庫から帰って来たなのははため息をついたのだった。
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