スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

長編小説第十五話。

めっちゃ遅れたが、今回のダブルの感想。
ウェザーやテラーも反則的に強かったが、ユートピアドーパントは更に上を行く反則度だ。
一様あれがラスボスになるんだろうか?
しかしこの前から戦い難い翔太郎。
いや、変身しずらいというべきか…。
オールドでは老人にされ、タブーでは恐怖で動けなくなり、今回は変身すればフリップの存在が!
二人で一人の仮面ライダー、ダブルは一体どうなってしまうのか!?
魔法少女リリカルなのは×舞‐乙HIME

 ~THE HARMONIUM SONG~

第十五話 初めての休暇。

「「「「「「「「ありがとうございました」」」」」」」」
今日もなのはさんの地獄のと…
「少し、お話しようか?」
心優しき訓練が終了し、訓練室を後にするフォワードメンバー。
「冗談だったんだけど…」
いや、冗談でも怖いです。
「おい…なのは、どうだ?あの二人」
ヴィータがなのはに話し掛けてきた。
「うん…やっぱりまだ引きずってるみたい…」
「無理もねえ、正当防衛とは言え人を殺しちまったんだから」
あの遺跡探査から十日程経っていた。
マッハキャリバーはシャーリーが完璧に修理したが、スバルの表情は暗かった。
彼女達は知らなかったのだ、スレイブが敗れたスレイブロードがどうなるのか。
スレイブとスレイブロードは一身同体。
片方の傷はもう方方のものとなり、片方が消えればもう片方も消える。
「わたしも目の前で倒したスレイブのロードが消えたのを見た時は目の前が真っ暗になったよ…」
暗い表情をするなのは。
「しかたねえだろ。倒さなきゃ、こっちがやられるんだ。それにスレイブを使った奴はもう助からねえんだ」
ヴィータの言っている事はスレイブを使用したスレイブロードは精神をスレイブに食われる事である。
「ヴィータちゃんの言いたい事もわかるよ…でも…」
「わーてるよ、お前の言いたい事。あたしだって嫌な気分になる。だが…局員として活動していくなら目の前で救えない事だって出てくる。乗り越えていかなくちゃいけないんだ。あたし達が出来るのは、その乗り越えるのを手伝う事ぐらいだな」
素っ気なく言うヴィータの頭をわしゃわしゃとなでるなのは。
「なにしやがる!!」
「いや~急にヴィータちゃんが可愛く思えて…」
「つぶす…ぜってーつぶす…」

「「はあ…」」
食堂でため息をつくアリカとスバル。
「どうしたの?二人とも。今朝もお昼もほとんど食べなかったし」
そんな二人を心配して舞衣がお玉片手に話し掛けた。
「っと、言いたいとこだけど理由はなのはちゃんから聞いていたりして」
「「…舞衣さん。舞衣さんは昔、すっごい魔導師だったんですよね?」」
「すごいかどうかはわからないけど、魔導師だったわ。というか息ぴったりね…」
二人の聞きたい事が容易に予想できた舞衣はすこしため息をついた。
「あの時、あたし達はどうしたらよかったんですか?どうしたらあの人を救えたんですか?」
予想通りのアリカの言葉に舞衣は、あ~と呻くと、
「それは…自分で考えたら?」
と言った。
「「ええ~!!そんなのずるいです!!」」
ちゃんとした答えを期待していた二人は裏切られた様な顔をした。
「じゃああたしに答えを求めるのはずるくないの?」
「「………」」
が、逆に舞衣にされた質問に二人は押し黙り、
「「ずるい気がします」」
と呟いた。
「まあ、二人が間違っているのか正しいのか、それはあたしもわかんないのが事実ね」
「え…でもあたし達のせいで人が…」
舞衣の言葉をスバルは信じられないという顔をした。
人を殺める事が正しいとは彼女にはどうしても思えなかったのだ。
「でもそのおかげでお互いを”助ける”事が出来たんだよ?」
「………」
「まあ、確かにどんな理由があっても人を傷付けたり殺したりするのはよくない事だけどね。でも”力”を使う以上避けては通れない道だから」
舞衣は二人ににこやかに微笑んだ。
「でもだからこそ考えて、悩んで。”自分が魔法という力を使う意味”を」
「「…どういう事ですか?」」
舞衣が何を言いたいのか全くわからない二人は首を傾げた。
「だから答えをあたしに求めない。あたしの言う事が正しいとは限らないんだから。答えは自分で考えて見つけるの。まあ、誰かの意見を参考にするのは良いけどね」
「ちょっと待ってください!」
ビシッと手を挙げるスバル。
「もし考えた末の答えが間違ってたらどうするんですか!?」
スバルの疑問にうんうんとうなずくアリカ。
「はあ~。二人とも…”正しい答え”を求めすぎ。導き出した答えが間違ってたっていいんだよ。悩んで悩んで、また一から答えを見つければいいんだから」
これで終わりと、舞衣はキッチンに引っ込んだ。
「「………」」
残された二人は舞衣の言葉を理解しようとしていた。

ーー夜。
「めざめ~を待つくに~の、むか~しのはなし♪」
庭で月を見ながらアリカは歌っていた。
と、
「ーーアリカ」
自分を呼ぶ声に振り向いたアリカは驚いた。
「ミユさん!?」
広いツバの黒い帽子に黒いマントを羽織った女性ーーミユは優しく微笑んだ。
「アリカ、ここでの生活は楽しいですか?」
「うん!優しい人もいっぱいいるし、友達も出来たよ!」
「それはよかったーー何者?」
と今まで微笑んでいたミユが突然腕を剣に変えて後ろを振り向いた。
「ーーうわ!!」
突然剣を突き付けられ、悲鳴をあげたのはスバルだった。
「スバルちゃん!?ミユさんストップストップ!その娘友達!」
「すいません、アリカ」
ミユは剣を突き付けたスバルではなくアリカの方に謝罪すると、腕を元に戻した。
「あの~、なんであたしじゃあなくてアリカに謝るの?」
「………」
「ひいい!すいません!!」
ミユに無言で見つめられ、思いっきり後退するスバル。
「ミユさん…ちゃんと謝ってよ…」
アリカに言われ、ミユは素直に謝った。
「…すいません。ーー申し訳ありませんでした」
(”申し訳ありませんでした”の部分が棒読みだあ!?)
アリカの時と態度が全く違うミユにスバルは戸惑った。
「ねえアリカ…この人は一体…」
「この人はミユさんって言って、あたしがガレリアにいた頃からお世話になってる人なの。いろんな所を旅してるんだって」
「よろしくお願いします」
やっぱり棒読みのミユにスバルは乾いた笑みを浮かべた。
(気のせいか…敵意持たれてる様な…)
「ぴい、ぴい」
黄色の小鳥がアリカの頭にとまった。
「この子はアリッサちゃん。ミユさんとずっと一緒にいるんだよ」
「へえ、かわ…痛!」
アリッサは伸ばされたスバルの手に噛みついた。
「大丈夫!?」
「うん…平気…」
ひりひりする手を撫でながら答えるスバル。
「ミユさん。この娘はスバルちゃん。六課でのあたしの友達」
「よ…よろしくお願いします。ミユさん」
アリカの紹介にスバルは会釈した。
「こちらこそ」
(うわ…めっちゃ心こもってない…)
なんか気に障る事したかなあ、と本気で考えるスバル。
「あ、そうだ。ミユさんに相談した事があるの」
そんなスバルに気付かず、アリカはこの前の出来事をミユに相談した。
「ーーどう思う?」
「そうですね…自分の身を守るの為に他者を手に掛ける事を間違いだとはわたしは思いません。ですが、あくまでわたしの考えです」
ミユはそう言うと、月を見上げた。
「アリカがもしスレイブロードを殺した事を間違いだと思うなら、次から間違いを起こさない様にすればいいと思います。あくまでわたしの私見ですが…」
「……結局あたし達自身が答えを見つけなくちゃいけないんですね」
「そうだね」
アリカの言葉にスバルがうなずくと、
「ーー」
(今この人、めっちゃ小さく舌打ちした!?)
何故かスバルを嫌うミユは、
「アリカ、そろそろわたしは行かないと」
と言った。
「え?もう」
「ええ。困った事があるならまた相談してください。何があろうとわたしは貴女の味方ですから」
そう言って微笑むとミユは去って行った。
「さよなら~ミユさん」
(はあ、変な人だったな…)
手を振るアリカの横でスバルは思った。
(まるであたしを怪しい者でも見る様な目だったもんな…よく考えたら怪しいのはあの人の方じゃん。どう見たって部外者だし…)
と、そこでスバルははっとした。
(あの人…一体どうやってここまで来たんだろう?)
機動六課は局の部隊である以上、セキュリティも万全である。
(つまり…あの人厳重なセキュリティを突破して来たって事!!?)

ーー数日後。
いつも通り食事の支度をする舞衣。
「~♪」
「舞衣さん、ご機嫌ですね」
鼻歌交じりの舞衣になのはが話し掛けてきた。
「あらなのはちゃん。何か用?」
「ええ、ちょっとお礼を。舞衣さんのおかげでなんかスバル達も吹っ切れる所までは行っていませんけど、元気だけは取り戻したみたいです」
「そんな大層な事は…」
と、そこで舞衣は違和感を覚えた。
「ねえ…なのはちゃん?教導は?」
「あれ?はやてちゃんから聞いてません?今日は一日フォワードは全員お休みなんです。お出掛けしてますよ」
「ああ、なるほど…そういえばみんな朝は私服で変だな~って思ったのよね」
「思っただけですか?」
「へえそうか…ここ最近忙しかったもんね。…ん?一つ聞いていい?みんなお昼はどこで食べるの?」
「え?外で食べると思いますよ?」
「はいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!?」
「え?ええ?」
突然叫んだ舞衣になのはは驚いた。
「どうしたの!?」
「なんや!?事件か!!」
その叫びにフェイトとはやてが走ってきた。
「じゃあ…このお昼の下ごしらえどうしよう…」
「「「え゛?」」」
舞衣の言葉にフリーズする三エース。
「アリカちゃんとスバルちゃんとエリオ君がいないから…これ処理しきれるかしら…」
作られた山ほどの料理を前に呆然と呟く舞衣。
「だ…大丈夫ですよ。命さんが…」
「命の分はちゃんと作ってあるわ」
「………」
なんとかフォローしようとするなのはは舞衣の一言で黙った。
「どうしよう…腐っちゃうかな?」
「アリカちゃんとスバルちゃんとエリオ君、常人の三倍は食べるものね…」
「ヴィータにがんばってもらうか?」
「あ!ヴィータで思い出した!」
はやての言葉にポンとフェイトは手を打った。
「アルフなら…ヴィータとよく大食い対決してたアルフならいけるかも!?」
アルフとはフェイトの使い魔で、今は無限書庫の手伝いをしている。
決して所さんが吹き替えをしたメルマック星人ではありません。
「早速連絡してみるね」

さて、そろそろこの話の主人公達の様子を見てみよう。
休暇を貰ったスバルはアリカと一緒にクラナガンの町を歩いていた。
ついでに、この町をまだよく知らないアリカに案内もしていた。
アリカには、クラナガンにあるもの全てが珍しいらしく、違う場所に移動する度にあれはなにこれはなにとスバルに聞きまくった。
その様子がとても楽しそうなので、スバルもとても楽しく案内できた。
「ねえねえ!あの建物は?」
「ああ…あれは…あれは~…(やばい!ど忘れした!!)」
キラキラと期待の眼差しで見つめてくるアリカが逆にスバルにプレシャーを与えた。
「え~…ん?あれは」
と、その時スバルは知っている人物を見つけた。
「ギン姉~」
スバルの呼びかけに振り向いたのはスバルとよく似た顔立ちの女性だった。
彼女の名前はギンガ・ナカジマ。
スバルの姉である。
「ギン姉えええええええ!!」
どどどどどっと効果音が付きそうな勢いで走るスバル。
「あ。スバル」
サイにも後れを取らない程の勢いで迫る妹にギンガはひょいっと受け止めた。
「あら?お休みって聞いていたけど、ティアナと一緒じゃないのね」
キョロキョロと辺りを見回すギンガ。
「あはははは…ほんとはティアも誘う予定だったんだけど…先に出ちゃってて」
「そう…。ところで、その娘が前に言ってたアリカ?」
「うん!そうだよ。アリカ、あたしの姉のギン姉」
「ユメミヤ・アリカです!よろしくお願いします!!」
「ギンガ・ナカジマです。何時も妹がお世話になってます」
「いや!そんな…あたしの方がお世話されているし。今日だって町を案内してもらっているんです」
「へえ、そう」
「ところで、ギン姉はお仕事中?」
「ええ」
「じゃあ、邪魔しちゃ悪いよね。あ、そうだ」
すすっと、ギンガの耳元に近づくスバル。
「ギン姉…あの建物なに?」
「何って…聖王教会でしょ…」
「おお!そうだったそうだった!」
聖王教会は、かつて戦乱の世を治めたと言われる聖王オリヴィエを祭った宗派で時空世界で一番メジャーな宗教だった。
ついでに言うとここのお偉いさんとはやては親しい仲で、六課設立にも大きく関わっている。
「じゃあ、あたしそろそろ行かないと」
「うん。ギン姉もお仕事頑張ってね」
「ギンガさん、また会いましょう!」
ギンガに別れたアリスバはしばらく聖王教会を眺めていた。
「…ねえ、あの人達なんであそこに集まってるの?」
教会内に入っていくたくさんの人を見て、アリカは首を傾げた。
「ああ、お祈りにだよきっと」
「お祈り?なんて祈っているんだろ?」
「そうだな~、世界が平和になりますように…とか?」
スバルの答えにアリカは手を叩いた。
「あ!じゃああたし達もお祈りしようか!」
「そうだね!世界が平和になるように…でも、信者じゃない人でも祈れるかな?」
「大丈夫だって。世界の平和を願うのねそんなの関係ないよ」
そう言うアリカの耳に、
「愚かじゃな」
という嘲りの言葉が聞こえた。
「ーーえ?」
スバルにも聞こえたのか、二人は同時に声の聞こえた方を見た。
そこには一人の少女がいた。
薄紫に光る銀髪の、儚げにも不遜そうにも見えたその少女は聖王教会をーーそこで祈る人々を見ていた。
どうやら先ほどの言葉はその人達に向けられた様だ。
「ーーちょっと!」
その事にムッとしたアリカはその少女に声を掛けた。
「…なんじゃ?」
少女はアリカの方を向くと意外そうな顔をした。
「そなた達は…」
「へ…?」
「いや…なんでもない。それでそなた達、一体何の用じゃ?」
スバルは妙な話し方をする娘だな、と思った。
だがアリカは気にせず怒りを含んだ声で、
「今お祈りしている人達を愚かだって言ったでしょ」
と言うと少女は、なんだそんな事かと呟いた。
「愚かを愚かと言って何が悪い」
「なんで!?あの人達はみんな幸せを望んで祈っているんだよ!」
アリカの言葉に少女は首を横に振って、
「それが愚かだというのじゃ」
と言った。
「祈るだけでは何も起きん。思っているなら行動する事じゃ、本当により良い未来をその手で掴みたいのならな」
「………」
少女の言葉にアリカは黙った。
彼女の言葉がとても正しい事の様に感じたからだ。
「この世界は他人が命懸けで手に入れた平和を、当然の事の様に思う者ばかりじゃ。そんな連中の為に死んでいった者達は浮かばれんな」
少女はそれで話は終わりとばかりに踵を返し、歩き出した。
「あの娘…もしかして誰か大切な人を失くしたのかな?」
スバルは少女の背中を見つめながらそう呟いた。
「待って!」
アリカは少女を呼び止めた。
「なんじゃ?」
「え~と…」
問われてアリカは頬をかいた。
なぜ呼び止めたのか、自分でもわからない様子だ。
「まあよい。ちょうど暇を持て余していた所だ」
少女はアリカ達の所まで戻ってきた。
「あ。あたしはスバル・ナカジマ」
「あたしアリカ。ユメミヤ・アリカ」
二人は何故か名乗っていた。
「そうか…わらわは…」
少女は一瞬言葉を途切らしたが、
「わらわの名は、マシロ。マシロ・ブラン・風華」
と、名乗った。
今まさに運命の歯車は動き出した瞬間だった。

ーー同時刻、市内のとあるオープンカフェ。
「おいしいわねこれ」
パフェを食べているティアナ。
「そうね」
ピザの様な食べ物にタバスコと思われる物を大量に掛けて食べるニナ。
「それにしてもあの二人がいないと静かね」
しみじみというティアナ。
あの二人とはーーあの二人でしょう。
「本当ね…って、あれスバルじゃない?」
噂をすれば影。
オープンカフェを横切るその顔は紛れもなくスバル・ナカジマのものだった。
「本当だわ。おーい!スバル~!」
呼び掛けるティアナだが、スバルはその声に反応する事なくそのまま通り過ぎてしまう。
「聞こえていないーーわけないわよね…」
「そうね…」
オープンカフェであるため、二人とスバルを隔てる物は腰ほどの高さの策だけである。
その上、距離はそれ程離れていなかった。
当然呼び声はスバルに届いたはずである。
「妙ね…あのスバルが呼ばれて無反応なんて」
「そうでなくても自分の名前を呼ばれたら普通反応するものよ」
ティアナとニナはらしくないスバルの反応に首を捻った。
「て、あれ」
ニナはもう一度スバルの方を見てみると、水色の髪の少女から何かを取り上げた。
遠目でわかりにくいが、スバルはその少女に対して怒っている様だ。
スバルは取り上げた物を目につけ、水色の髪の少女と一緒に人ごみに紛れた。
「今の…本当にスバルだったのかしら?」
「すごっく似てたけど、たぶん違うんじゃないかしら?なんかそんな気がしてきた」
二人は先程のスバルは他人の空似だろうと判断した。

アリカとスバルはマシロと一緒に行動していた。
マシロがこのクラナガンは初めてという事を聞いたスバルが、どうせアリカを案内するのだから一緒にとマシロも誘ったのだ。
「で、ここがね…」
「へえ~」
「なあ、先ほどから気になっていたのじゃが…」
「はい?」
しばらく黙ってついてきているだけだったマシロはスバルに問い掛けた。
「あの馬鹿みたいにでかい建物は一体なんなのじゃ?」
彼女が指差したのは地上本部だった。
「あれは管理局の地上本部だよ」
「管理局…地上本部…」
マシロはスバルの言った事をしばらく反芻すると、彼女に向って再び問い掛けた。
「それで一体なにをする建物なのじゃ?」
「え?」
マシロの言った事が一瞬理解出来ないスバル。
まさかこの時空世界で管理局の存在を知らない者がいるなんて…。
と、彼女の眼にアリカが映った。
(いたーーーーーーーー!!!!!)
このミッドチルダに来るまで管理局はおろか魔法の存在すらも知らなかった少女が目の前に。
「えっと…管理局っていうのは…」
スバルは管理局についてマシロに説明をした。
「なるほど…」
マシロはしばらく地上本部を眺めていたが、二人に向き直り、
「そなた達に一つ聞きたい。管理局とやらは世界を平和に出来ていると思うか?」
「「へ?」」
マシロの質問の意味が理解出来ず、素っ頓狂な声をあげる二人。
「できていると思うよ…。だって管理局はみんなの平和の為にあるんでしょ?」
「………」
アリカの言葉にマシロはしばらく黙考し三度問い掛けた。
「ではそなた達はこの世界が平和だとーーいや…そなた達は平和のために何をしている?」
「管理局で活動している」
アリカは即答した。
スバルもそうだと言いたげだった。
「そうか…活動しているのか、なら頑張るのだな」
「うん♪」
何故かわからないが、アリカは褒められた様に感じ、嬉しそうに返事をした。
「ん?」
「どうしたの?スバルちゃん」
「いや…エリオから念話が…」
「エリオ君?確かキャロちゃんとデート中じゃ…ところでデートってなに?」
「二人の男女がより仲を親密にする為に二人っきりで出かける事じゃ」
アリカの疑問にマシロはどうでもよさそうに答えた。
「アリカ!なんか事件みたいだよ!」
「え!?」
「ともかく来て!あ、マシロ!ごめん、あたし達行かなきゃ!じゃ、また今度」
言うが早いかスバルは駈け出した。
「じゃあ、マシロちゃん、またね!あ~待ってよ!スバルちゃ~ん!!」
アリカも追い駆けていった。
「面白い連中じゃったな」
一人残されたマシロはそう呟くと、アリカ達が歩いた方に向かって歩き出した。

次回予告
アリカ「なんかマシロちゃんの性格が違う~」
マシロ「あ~うるさい奴じゃな」
アリカ「マシロちゃんはもっとわがままで、じゃじゃ馬で、嫌味だよ!」
マシロ「なんじゃと!!わらわはこれでも女優じゃ!その気になればどんな役とて演じきってみせよう!」
スバル「じゃあなにかお願いします」
マシロ「うむ。んんんん~、はやてちゃ~ん。次回は戦闘機人ですよ~」
アリカ・スバル「「それは単なる中の人ネタじゃん!!」」

あとがき
さて、ついにマシロ様も登場です。
マシロ様は舞‐HIME、舞‐乙HIME、コミック版舞‐乙HIMEとキャラクターが二転三転したキャラなので、一番設定を大幅に変えてみた。
口調や基本性格は一緒なのですが、なにが違うかは次回以降を見てもらえればわかります。
たぶん。
後、小説はあと一、二話やったらしばらく停止します。
いや~この後の話と最終回の話の間の話がまだ出来てなくて…。
あははははは。
でも大丈夫。
別の小説を更新しますので。
けいおんか、リリカルなのはかはわかんないですけど。
けいおんなら小ネタだな、うん。
ではでは、またまた。
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

プロフィール

イノヨコウ

Author:イノヨコウ
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
FC2カウンター
プロフィール

イノヨコウ

Author:イノヨコウ
FC2ブログへようこそ!

検索フォーム
カテゴリ
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。