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久しぶりに舞乙SS

今日、探し物していたら500円見つけた。
今回のSSは以前あげたもののリメイクです。
あの元ネタはハッチポッチステーションの奴です。




事の発端はアリカがこの日、アリカが非常に空腹だった事があげられる。
「お腹空いた~」
机に突っ伏した状態で呻くアリカ。
心なしか、アホ気もうなだれているように見える。
「アリカちゃんがんばって。もうすぐ晩御飯だよ」
とアリカにエールを送るエルスだが、彼女は空腹相手になにをがんばれと言うのだろうか。
エルスの言葉にも反応らしい反応を見せなかったアリカだが、突如ガバッと身を起こす。
「食べ物の匂いがする…」
「え?」
キョトンとした表情で聞き返すエルス。
だがアリカは構わずに鼻をひくひくと動かし、
「そこだああああああ!!」
ある戸棚に飛びついた。
「あ、そこはニナちゃんの…」
エルスの呟き通り、アリカが飛びついた戸棚はニナが使用しているものだった。
「お菓子発見!」
そこからなにやら赤いジャムが塗られたクッキーのような食べ物を見つけたアリカは、
「駄目だよアリカちゃん。勝手に食べたら…」
エルスの静止の声も聞かずそれを口に放り込んだ。
と、同時に。
「どっぶっはあ!!」
吐血した。
「アリカちゃん!?」
突然の事態に驚いて駆け寄るエルス。
アリカの状態は白目を向いてピクピクと痙攣しているという、なんというかもう死に掛けている様な状態だった。
と、そこへ。
「ただいま」
ニナが帰って来た。
「酷いよニナちゃん!アリカちゃんに毒を盛るなんて!」
「はあ!?」
エルスのいきなりな言葉に訳がわからないといった表情をするニナ。
まあ、当然と言えば当然であろう。
と、ニナの声が聞こえたのか臨死体験中だったアリカがガバッと復活すると、
「ニナちゃん!何このお菓子!!物凄く辛いよ!!!!」
自分が食べたものへの苦情を言う。
「いや、なんで勝手に人の食べ物食べた人にそんな事言われなければならないのよ…」
全面的にニナが正しいが、死の淵までいったアリカにはそんな正論は通じなかった。
「もうなんなのさ。ニナちゃん舌壊れているんじゃないの?こんな物凄く辛い食べ物をいつも食べているなんてさあ」
「何言っているのよ。これはまだそんなに辛くない方よ」
「まだ上があるの!?」
ニナの言葉に信じられないと言った表情のアリカ。
「あ、もしかしてこれアルタイの郷土料理?ほら、アルタイって寒い国だから…」
ふとエルスは思いついたのでので聞いたみる。
確かに、辛い食べ物には身体を温める効果がある。
だが、
「これはわたしの創作料理よ」
「「ああ、そう…」」
ニナの答えに二人はそう言うしかなかった。

ーーそれから後日。
みんなでお昼ごはんを食べている時だった。
アリカはなんとなくニナが飲んでいる飲み物のラベルに目をやる。
ーータバスコ。
「ぶうぅぅ!!」
「「「「きたな!!」」」」
思わずふきだすアリカ。
「どうしたの!アリカちゃん!?」
「………」
エルスが問い掛けにアリカは無言でニナの飲んでいるビンを指差した。
「ーー!!……二、ニナちゃん……その飲み物って………」
「え?タバスコだけど」
「「「タバスコ!?」」」
ニナの言葉に一緒にいたイリーナ、ヤヨイ、リリエが悲鳴に近い叫び声をあげる。
「わたしがなに飲んでいたっていいでしょう…」
ボソッと言うニナ。
「いやいやいやいやいや。マヨネーズを飲む人ならあたし知っているけど…流石にタバスコはないわ」
とイリーナ。
ちなみに彼女が言った人物はガルデローベの学園長の事かは定かではない。
そもそも流石にナツキさんとてマヨネーズは……飲むかもしれない。
「というか…いま気づいたんだけど…。もしかして、そのサンドイッチの黄色いのって………」
ふとアリカがニナの手にあるサンドイッチを指差す。
「マスタードよ」
どう見てもマスタ-ドを挟んでいるようにしか見えない。
「なによ!文句があるなら食べてみなさいよ!!」
一同のもの言いたげな視線に怒ったニナはそう言うとアリカの口にサンドイッチを突っ込んだ。
「ぎゃあああああああ!!」
アリカの悲鳴が辺りに木霊した。

「それでアリカさんはお亡くなりになったのね」
ニナのマスタードサンドを無理矢理食べさせられ、机の上で突っ伏したアリカの姿にトモエはそう言った。
「まだ死んでないよ!!」
「しかし、ニナさんがそこまで辛いもの好きだったなんてねえ」
エルスのツッコミもスルーして、トモエは頬に手をあてて考える素振りを見せる。
そしてきわめて邪悪な笑みを浮かべると、
「ねえ、アリカさん。ニナさんを辛さでヒーヒー言わせたくない?」
とアリカの耳元でささやく。
「言わせたいです!!」
ガバッと復活するアリカ。
「でもそんな事出来るの?」
あの異常な辛さ好きのニナに、そんな事を言わせられるか、アリカには甚だ疑問だった。
「うふふふ。わたしにいい手があるわ」
「「?」」

「あら?アリカと………トモエ・マルグリット。何か用?」
アリカの隣にいるトモエに若干警戒するニナ。
「いえ、アリカさんから聞いたのだけど。あなた辛いものが好きなんですってね?」
「……ええ」
ますます警戒心を強くするニナ。
「そんなあなたにこれを差し上げたくって」
と言ってトモエが取り出したのは真っ赤な料理。
「わたしいま辛い料理に少し興味があって…。それで作ってみたのだけど。ついでだから辛いものが好きなあなたの意見が欲しいと思ったのよ」
と言うトモエが持っている料理は唐辛子より辛いハバネロよりも更に辛い唐辛子の一種、ブート・ジョロキアで作ったものだった。
どれぐらい辛いかというと、切った身の汁や料理のさいの湯気なので手や喉や目を痛めたるくらいである。
事実、トモエと手伝ったアリカの眼や手が若干赤い。
「………まあ、そういう事なら」
と、料理を口にするニナ。
「ーーっ!」
口に入れた瞬間。眼を見開き、
「か、か、か!!」
と呻くその姿にアリカとトモエは内心ガッツポーズを取った。
のだが。
「かなりいけるわこれ」
ニナの次の一言に思わずずっこけるのだった。
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