ほむら「狩らせてもらおう!インキュベーターを、魔法少女システムごと!!」

カテゴリどうしようか本気で悩んだ。
でもデュエルはしているけど登場キャラは全員まど☆マギキャラなのでまどか☆マギカにしました。
そういえば、かずみ☆マギカのカテゴリも作るべきか否か悩んでいる今日この頃。
前書きにも書いてありますが、ぶっちゃけ深く考えてみるような内容ではありません。
では続きからをどうぞ。

ーー前書き
思いつきネタ。
内容はシリアスだけど。
思いついたけど使いどころがないので書いてみた。
あと何気に遊戯王ASMのネタバレになっているけど気にしない。
ほむらののはもうばらしたし、マギカのは予想出来るで人は出来るでしょう。
ぶっちゃけ元ネタのデッキだし。
マギカがわからない人は、当ブログの世界観ぶち壊しSS、まどか☆マギカライトを見てください。
ちなみに一応オリキャラではありません。ちゃんと原作アニメに登場したキャラです。

ーー注意事項
この話に前後の話はありません。ない事もないけどないです。
なお遊戯王ASMとはあまり関係ないです。
あらすじはまどかを契約させないため、ほむらがキュゥべえにデュエルで勝負を挑むというまるでわけがわからんぞ!!という展開があり、ほむらが勝利した後の話。
その後、キュゥべえを地球に放った者と名乗る存在、マギカがまどか達の前に現れる。
マギカはわたしがデュエルで勝ったら、キュゥべえとの約束を白紙に戻すというもの。
その言葉にほむらは「わたしが勝ったらこの星から出て行くというのなら呑むわ」
と、対等のたの字もない条件を提示するが、マギカはあっさり承諾した。
というところから話は始まります。

『暁美ほむら、一つ提案があるのですが』
「なにかしら?」
浮遊装置に座るマギカを睨むように見るほむら。
『今回のデュエルはこちらから無理を言ったものです。だからハンデとしてわたしの初期ライフを半分の4000。先攻後攻はあなたが決めるというのはどうでしょう?』
マギカの言葉に、
「なんだと!?」
杏子が驚きの声をあげた。
「ただでさえ勝ってもただキュゥべえが契約の話をまどかに自由に出来るってだけなのに…」
「しかも負けたら地球から出て行かなくちゃいけない」
これはさやか。
「なのにほむらちゃんにハンデをあげるなんて…いい人なんだね」
ずで。
まどかの言葉にこけるさやかと杏子。
「それだけ自信があるという事ね…」
とマミ。
「くっ、馬鹿にして。愚かな事を言ったと後悔するのね!」
「『デュエル』」

 ほむら L8000

 マギカ L4000

「先行はもらうわ、ドロー!」
ターン1 ほむら
「容赦ねえな…」
迷わず先行を選んだ事にジト眼になる杏子をほむらは無視してプレイをする。
「わたしは、融合を発動!二体のモンスターを融合!現れろ!ツイン・フォトン・リザード!」
『グギャアア!!』
 フォトン・ツイン・リザード ☆6 ATK2400
『ほう』
召喚されたモンスターに感心した様子のマギカ。
「さらに、このカードをリリースする事で、融合召喚にしようしたモンスターを特殊召喚できる!蘇れ、フォトン・クラッシャー!そして…」
特殊召喚されるフォトン・クラッシャー ☆4 ATK2000と赤い十字架。
ほむらはその十字架を掴むと天に向かって投げる。
「闇に輝く銀河を宿した瞳よ。その眼光に映る全ての絶望を希望の光でなぎ払え!」
十字架が輝き、その光の中から一匹のドラゴンが出現する。
「我が魂!銀河眼の光子竜(ギャラクシーアイズ・フォトンドラゴン)!!」
『グオオオオオオ!!』
四肢と羽を広げて咆える銀河眼。
「モンスターとカードをセットしてターンエンド」

 ほむら L8000 手1 場4

 マギカ L4000 手5 場0

「エースモンスターを1ターンで…流石暁美さんね」
ほむらのデュエルに感心した声を出すマミ。
「ほむらちゃん凄い…」
感動したまどか。
「だけど飛ばしすぎだぜ?もう少し相手の様子を見るべきだろうが」
だが杏子は一気に手札を5枚も消費したほむらのプレイングを指摘する。
「銀河眼か…マシニクルにボコボコにされていたけど大丈夫かな?」
さやかはこの間のキュゥべえとのデュエルの時を思い出していた。
『最初のターンにギャラクシーアイズですか…。瞳に銀河を宿した竜。闇を照らすその姿は、あなたにとって最後に残った道しるべ。すなわち希望といったところでしょうか』
「………」
『ですが、希望などというものを抱いた時点であなたの未来あるのは絶望なのですよ。わたしのターン』
ターン2 マギカ
『ドロー』
マギカが自分の側に浮ぶデッキに手をかざすと、カードが独りでにマギカの手に飛ぶ。
『このカードは、自分フィールド上にモンスターがいない時、リリースなしで召喚できる』
そう言うとマギカは宙に浮ぶ6枚の手札から1枚を手に取ると、
『現れよ、王冠を意味するケテルを守護するもの。時械神メタイオン』
そのカードを放り投げた。
投げられたカードはまるで意思があるかのように宙を舞うと、ほむらの方に表を向ける。
と同時に光が放つ。
「くっ!」
その眩しさに眼を庇うほむら。
光が消えると、赤をメインカラーとしたが天使にも見えるらんどうの鎧が出現する。
胴体には大きな鏡があり、そこが一瞬輝くと不気味な顔が映る。
 時械神メタイオン ☆10 ATK0
『グアア』
「「「時械神メタイオン!?」」」
マギカの召喚したモンスターに驚愕するほむらとマミと杏子の三人。
「知っているんですか?あの気持ちの悪いモンスター」
「ええ、時械神メタイオン。その強力すぎる効果から生産を中止されたと言われるモンスターよ…」
さやかの問いに答えるマミ。
『バトルです。時械神メタイオンで、フォトン・クラッシャーを攻撃』
「攻撃力0で攻撃!?」
驚くまどか。
炎を投げるメタイオンだが、フォトン・クラッシャーはまるで効いた様子はなく、反撃として持っていた武器で地面を叩く。
その事によって出来た亀裂がメタイオンに向かって伸び、そのすぐ真下まできた瞬間、爆発が発生した。
だが、煙が晴れると何事もなかったように浮ぶメタイオンの姿があった。
『時械神はバトルまたは効果では破壊されず、お互いの戦闘ダメージを0にする』
「そんな!?」
マギカの説明に驚愕の声をあげるまどか。
『さらに時械神がバトルを行なったバトルフェイズ終了時。このカードを除くモンスターを手札に戻し、戻した数×300ポイントのダメージを相手に与えます』
自身の効果を説明マギカの背後でメタイオンはほむらを馬鹿にするように舌を出していた。
『グオオオオオオ!』
ほむらのフィールドから消える銀河眼とフォトン・クラッシャーと裏側表示モンスター。
「……くっ」
手札に戻された三枚のカードを見て呻くほむら。
『さらにわたしはメインフェイズ2へ移行。これによるメタイオンの効果によりダメージを受けてもらいます』
メタイオンは一気に飛び上がると、ほむらに向けて三発の炎弾を撃ち込む。
「きゃあああああああ!!」
 ほむら L8000→7100
「ほむらちゃん!」
『さらにカードを二枚セットしてターンを終了します』

 ほむら L7100 手4 場1

 マギカ L4000 手3 場3

『さあ、どうしました?あなたのターンですよ?』
マギカの言葉にメタイオンのダメージ効果で倒れていたほむらが起き上がる。
「ほむらちゃん!」
「大丈夫よまどか…わたしのターン!」
 ほむら ターン3
「わたしは、モンスターをセットしてターンエンド」

 ほむら L7100 手4 場2

 マギカ L4000 手3 場3

『わたしのターン。ドロー』
 マギカ ターン4
マギカがドローした時、
「この瞬間。メタイオンの効果が発動する!」
ほむらが叫んだ。
『知っていましたか』
「どいうこと?」
「メタイオンは自分のターンのスタンバイフェイズにデッキに戻るの」
「それが無敵に近いメタイオン最大の弱点だ」
わけがわからない。という顔をするまどかに説明をするマミと杏子。
その言葉通りメタイオンは消え、マギカのデッキがシャッフルされる。
「厄介なメタイオンは消えた…ここから一気に反撃だ!」
そう叫ぶさやかをマギカがジロリと見つめた。
「な、なによ?」
『可愛らしいと思いましてね』
「?」
『希望などあると信じて進めるその愚かさが』
「なんだと!」
マギカの言葉に怒るさやかだが、
「……?」
その隣にいたまどかは、マギカの仮面の奥から見える瞳が悲しそうに揺らいだように見えた。
『本当の絶望を教えてあげましょう。わたしは第二の時械神を召喚』
「「「「「第二の時械神!?」」」」」
マギカの言葉に驚くまどか達。
「馬鹿な!メタイオン以外にも時械神が存在するというの!?」
『時械神は無と無限と無限光から生まれる生命そのものを司る。互いに絡みあい十の神からなる全能の神。時械神メタイオンはその一つに過ぎないのですよ』
「な!?」
「メタイオンみたいなのがまだ九体もいるの!?」
マギカの言葉に驚愕するほむらとさやか。
『現れよ。知恵を意味するコクマーを守護するもの。時械神ラツィオン』
マギカ放り投げたカードが光を放ちメタイオンに似た鎧が出現する。
その胴体の鏡が一瞬光ると、髭を蓄えた顔が胴体の鏡に映る。
 時械神ラツィオン ☆10 ATK0
『むうん』
『時械神ラツィオンは、戦闘及びカード効果では破壊されず。戦闘ダメージを0にする』
「こいつも破壊無効のモンスターかよ」
マギカの説明にドヤ顔をするラツィオンを苦い表情で見つめる杏子。
『さらに手札から即効魔法。手札断殺を発動。お互いのプレイヤーは手札を二枚墓地に送り、二枚ドローする』
手札断殺の効果でほむらは激流葬とフォトン・スラッシャーを、マギカはもう一枚の光の護封剣とメタモルポットを墓地に送り、手札を二枚ドローする。
『この瞬間、時械神ラツィオンの効果発動。相手がドローした時。500ポイントのダメージを与える』
「ーーなに!?」
ラツィオンの肩の部分の炎がほむらに襲い掛かる。
「きゅああああああ!!」
「ほむらちゃん!」
「「ほむら!」」
「暁美さん!」
 ほむら L7100→6600
『ターンエンド』

 ほむら L6600 手4 場2

 マギカ L4000 手2 場3

「わたしのターン…」
 ほむら ターン5
ほむらがドローした時。
『この瞬間。再びラツィオンの効果が発動。500ポイントのダメージを受けてもらいます』
「きゃああああああ!!」
 ほむら L6600→6100
「ほむらちゃん!」
慌てて駆け寄ろうとするまどか。
「大丈夫よ」
そんな彼女をほむらは手で制止する。
「でも…キュゥべえの時と同じで、ダメージは現実のものになっているんでしょ?」
正確にはソウルジェムがそう認識しているだけで、ほむらの”身体”にはダメージはない。
「この程度の痛みに根をあげるようなわたしじゃないわ」
そう言って心配そうなまどかに笑い掛けるほむら。
「わたしはフォトン・サンクチュアリを発動!この効果により攻撃力2000のフォトン・トークン二体を守備表示で特殊召喚!」
 フォトン・トークン ☆4 DEF0
「さらにギャラクシーアイズは攻撃力2000以上のモンスターリリースする事で特殊召喚できる!現れよ、我が魂!銀河眼の光子竜(ギャラクシーアイズ・フォトンドラゴン)」
『ぐおおおおおお!!』
「でも、いくらギャラクシーアイズを召喚しても…」
「いえ、これでいいのよ」
まどかの言葉の途中でマミはそう言うと時械神を指差す。
「確かに時械神はどんな攻撃力の高いモンスターでも”破壊は”出来ないモンスター」
「あ。そうか!」
マミの言わんとする事に気づいた杏子は思わず声をあげる。
「?」
一方、わからないまどかは首を傾げるだけだった。
「さらに、フォトン・クラッシャーを通常召喚!バトル。ギャラクシーアイズで、時械神ラツィオンを攻撃!!」
「え!?ほむらちゃん…どうして?」
破壊もダメージを与える事も出来ないというのに時械神を攻撃するほむらに驚くまどか。
「ギャラクシーアイズの効果発動!このカードが戦闘を行なう時、このカードとそのモンスターをこのターンまで除外する!」
「なるほど。破壊出来なければ除外してしまえばいいってわけですね」
「ええ、そうよ」
「あ、そっか」
さやかとマミの会話にようやくほむらの真意にまどかは気づく。
「これで時械神して、フォトン・クラッシャーのダイレクトアタックすれば」
「マギカのライフは残り2000.もう一度同じ事ができれば暁美さんの勝ちよ」
と会話する杏子とマミ。
「破滅のフォトン・ストリーム!」
銀河眼の攻撃がラツィオンに迫る。
だが、
『そんな攻撃が通じると思っているのですか?永続トラップ発動。王宮の陥落。お互いにカードを除外する事は出来ない。よってギャラクシーアイズの効果は無効です』
「「「「「なっ!?」」」」」
銀河眼の攻撃が直撃するも、弾かれるよう霧散してしまう。
『このわたしが時械神の弱点の対策をしていないと思っていたのですか?』
「くっ…ターンエンド」

 ほむら L6100 手4 場3

 マギカ L4000 手2 場3

口惜しげにターン終了を宣言するほむら。
『この瞬間時械神ラツィオンの効果発動』
その時に言ったマギカの言葉にまどか達はギョッとするが、
『このカードが戦闘を行なったバトルフェイズ終了時、相手の墓地のカードをデッキに戻してシャッフルする』
それほど状況を悪くする効果ではなかったので少しホッとする。
「といっても、この逆転できるかもしれないカードをドロー出来る確立が減ったのだから、あまり喜ばしい状況ではないのだけどね」
とマミ。
『わたしのターン』
 マギカ ターン6
『自分のターンのスタンバイフェイズに、時械神はデッキに戻る』
「ここもメタイオンと同じか」
『永続トラップ、虚無械アインを発動。1ターンに一度手札から時械神と名のつくカードを墓地に送る事で、カードを一枚ドローする』
「なんだと!?」
「時械神を墓地に!?」
強力な時械神を自ら墓地に送るという行為に驚くまどか達。
杏子とほむらなど、声に出すほどである。
『わたしはメタイオンを墓地に送ってカードをドロー』
「しかもメタイオンかよ!」
「またドローしていたのね…」
マギカがまたしてもメタイオンをドローしていた事に驚く杏子とマミ。
『さらに時械巫女を特殊召喚』
 時械巫女 ☆1 ATK0
『このカードは通常召喚出来ませんが、自分フィールドにモンスターがいない時に手札から特殊召喚出来る。さらにこのカードをリリースする事で時械神をデッキから手札に加える』
「「「「なに!?」」」」
『わたしは時械巫女の効果で時械神ラフィオンを手札に加えます』
「新しい時械神が手札に…」
そう言うさやかの表情は苦々しいものだった。
『現れよ。美を意味するティファレントを守護するもの。時械神ミチオン』
マギカが投げたカードから気の強そうな顔立ちの女性の顔が鏡部分に映る時械神が出現する。
「手札に加えたのと違う時械神!?」
『バトルです。時械神ミチオンでギャラクシーアイズを攻撃』
ミチオンの放つ炎がギャラクシーアイズを包む。
『ミチオンの効果はバトルしたバトルフェイズ終了時。相手のライフを半分にする』
「「半分!?」」
マギカの言葉に驚愕するほむらとマミ。
「ほむらのライフは6100だから、3050もライフを失うって事じゃない!!」
「ええ!」
「インチキ効果も大概にしやがれ!!」
さやかの言葉に驚くまどか。
その隣で杏子がマギカに向かって叫んだ。
「はっ!」
ほむらに向かって光が迫り、彼女は吹っ飛ばされる。
「きゃあああああああ!」
 ほむら L6100→3050
「ほむらちゃん!」
「だい…じょうぶ……よ」
心配そうに叫ぶまどかに、弱々しく言いながら立ち上がろうとするほむら。
『もう諦めたらどうですか?例えあなたが諦めても。誰もあなたの献身さを疑いはしないでしょう』
「なんだと!?まだほむらのライフは3000もあるんだぞ!」
と叫ぶさやかだが、
「確かにライフは3050。ライフは差はわずか950。でもマギカのデッキには破壊不能の時械神が十体もいるのよ」
「除外を封じられ、バウンスもその特性上意味はねえ。このままズルズルとバーン効果でライフを削られていくのがオチだ」
マミと杏子がほむらに勝ち目が薄いというマギカの言葉を肯定する。
『例えこの場に敗れたとしても、鹿目まどかが死ぬわけではない。それに今の彼女が安易に契約するとも思えません。ならこれ以上意味もなく苦しむ必要があなたにあるのですか?』
諭す様に語るマギカ。
『いえ、そもそもあなたがそこまでして苦しむ必要があるのですか?むしろそうする事で鹿目まどかを苦しめる事になるのではないのですか?』
「わかっているわ…。自分のために苦しむ人がいる事がまどかに辛い事だってことも」
ゆっくりと立ち上がるほむら。
「でも…わたしはとまる訳にはいかない。例えまどかを悲しませる事になっても、彼女を守るためにわたしはあるのだから!いえ、守りたい!!」
「ほむらちゃん…」
ほむらの独白に彼女を悲しげにまどかは見つめた。
「だから彼女のためにわたしは戦い続ける!それがわたしの、最後に残った道しるべ!」
そう叫んだほむらはマギカをビシッと指差す。
「なにより、インキュベーターをこの世に放ったお前を許すわけにはいかない!!」
『………わたしはカードを一枚セットしてターンエンド』

 ほむら L4050 手4 場3

 マギカ L4000 手1 場4

マギカはほむらの言葉になにも言わず、ターンの終了を宣言した。
「わたしのターン、ドロー!」
 ほむら ターン7
「手札より速攻魔法。サイクロンを発動!フィールドの魔法・トラップは一枚破壊する!!わたしは王宮の陥落を破壊する!さらにその発動に非常食をチェーン!魔法・トラップを墓地に送る事で、一枚につき1000ポイント回復する!」
発動した即効魔法で、発動したサイクロンとセットされていた聖なるバリア‐ミラーフォースを墓地に送る。
 ほむら L3050→5050
「よし、これでライフ差がなくなった!」
と喜ぶさやか。
「しかも邪魔な王宮の陥落も消える!」
杏子も小さくガッツポーズをするのだが、
『永続トラップ、王宮のしきたりを発動。このカード以外の永続トラップを破壊できない』
マギカが発動した王宮のしきたりの効果でサイクロンの効果は無効となる。
「くそ、駄目か!」
「だけどライフを2000回復出来たからいいじゃない」
舌打ちする杏子の肩を叩くさやか。
「でも時械神を守る王宮の陥落を破壊出来なかったのは痛いわ」
だがマミはさやかと違い楽観的になれなかった。
「ターンエンド」

 ほむら L5050 手3 場2

 マギカ L4000 手1 場4

『わたしのターン』
 マギカ ターン8
『自分のスタンバイフェイズ。時械神ミチオンはデッキに戻る』
マギカのフィールドからミチオンが消える。
『わたしはマジックプランターを発動。自分フィールド上の表側表示の永続トラップを墓地に送る事で二枚ドローする。わたしは王宮のしきたりをコストに二枚ドロー』
「くっ、手札を補充された…」
『現れよ。勝利を意味するネツァクを守護するもの。時械神ハイロン』
マギカが放り投げたカードは、ほむらのギャラクシーアイズとフォトン・クラッシャーの横を通り抜け、ほむらの背後輝き、黄土色の時械神となる。
「ーー!?」
驚いて振り向いたほむらは鏡の部分に映ったミステリアスな顔立ちの女性と目が合う。
『ハイロンでギャラクシーアイズを攻撃』
テトラポッドに似た形状の自身の鎧と同じ色の結晶を作りだすハイロンと、それをギャラクシーアイズに投げた。
結晶が命中し、大きく仰け反る銀河眼。
『ターンエンド。ハイロンがバトルしたバトルフェイズ終了時。わたしのライフが相手より少なければ、その差分ダメージを与える』
マギカがそう言うと、ハイロンは四つあるうちの二つでほむらを抑え、残り二つを叩き付けた。
「がっ!」
 ほむら L5050→4000
「ほむらちゃあああああああん!!」
ハイロンにゴミの様に捨てられるほむらの姿についに駆け寄るまどか。
「ほむらちゃん!ほむらちゃん!!」
必死で呼びかけるまどか。
そのすぐ横をマギカの元に戻るためハイロンが通る。
「……うっ」
「ほむらちゃん!」
「まど…か?」
気絶していたらしいほむらは薄っすらと眼を明けた。
「もういいよ。もういいんだよ。わたしなんかのために戦わなくていいんだよ、ほむらちゃん」
「まどか…ごめんなさい。わたしは戦い続けなければならない。でなければ、わたしは死んだと同じ……」
そう言うと、よろけながらも立ち上がるほむら。
しかし途中で倒れかけてしまう。
だが、まどかが支えた。
「わかった…。それがほむらちゃんの選んだ道なんでね」
本当は今すぐやめて欲しかったが、自分がなにを言ってもほむらはとまらない。
「だったら、わたしも一緒に戦う。ほむらちゃん一人に辛い事させるなんて出来ない」
ならば、せめて一緒に。まどかはそう思った。
「いや、デュエルは一人でぐぼお!?」
杏子がなにか言い掛けたが、さやかとマミの肘鉄をわき腹に受けて沈黙した。
「まどか…。言っても聞かないのでしょうね」
「うん」
「なら、一緒に戦いましょう」
「うん!」
ほむらの言葉に嬉しそうにうなずくまどか。
『美しい友情。といったところですか』
ハッとマギカの方を見る二人。
『だがその絆が深ければ深いほど。失った時の痛みは、絶望は大きくなる。身体も、心も引き裂くほどに』
顔を仮面で隠したマギカを見つめるまどか。
『そしてその絶望は必ずやってくる。どんなに抗おうとも』
彼女にはマギカが泣いている様に見えたのだ。
「なら、お前を倒してその”必ず”を打ち破る!わたしのターン!!」
だがほむらの言葉で我に返り、ほむらの腕に手を添える。
 ほむら ターン9
ほむらとまどか、二人一緒にドローしたカードは、
「きた。時械神を打ち破る逆転のカード」
ほむらに希望を与えるものだった。
「わたしはマシュマロンを召喚!」
『(戦闘破壊耐性を持ち、戦闘によってリバースした時にダメージを与えるマシュマロンを召喚?)なるほど。最初のターンにあなたが伏せたモンスターはそのカードだったのですね』
「ええ、そうよ。そしてさらにギャラクシー・クィーンズ・ライトを発動!このカードは自分フィールドのレベル7以上のモンスターがいる時。他のモンスターを同じレベルにする!!」
『ほう』
「よって、フォトン・クラッシャーとマシュマロンのレベルはギャラクシーアイズと同じ8になる!」
 フォトン・クラッシャー ☆4→8
 マシュマロン ☆3→8
「レベル8のモンスターが三体…」
「三体のモンスターでオーバレイネットワークを構築!」
銀河眼とフォトン・クラッシャーとマシュマロンが光の渦に消え、代わりに赤い槍の様なものが出現する。
ほむらはそれを掴むと、天に向かって投げた。
「逆巻く銀河よ、今ここに新たな輝きとなって我に勝利を!降臨せよ」
槍は時空に穴を開け、そこから赤く輝く圧倒的な力が降臨した。
「我が魂!超銀河眼の光子龍(ネオ・ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン)!!」
『グオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!』
 超銀河眼の光子龍 ★8 ATK4500
「ネオ・ギャラクシーアイズの効果!ギャラクシーアイズを素材にした時、他の表側表示のカード効果を全て無効にする!!フォトン・ハウリング!!」
ネオ・ギャラクシーアイズの咆哮に二枚の永続トラップは色を失い、時械神ハイロンは映っていた顔が消え、鎧が地面に落ちる。
「これで時械神の効果無効だわ!」
「しかも攻撃力はマギカのライフを上回っているときた!」
超銀河の登場に沸き立つマミと杏子。
「それにマギカの場にリバースカードはない!」
「攻撃は確実に通る!」
さやかの言葉にまどかはほむらの勝利を確信した。
『まさか…時械神が……』
「マギカ!」
『む?』
「懺悔の用意は出来ているか!これがお前達に騙され、利用された者達の恨みだ!!ネオ・ギャラクシーで時械神ハイロンを攻撃!アルティメット・フォトン・ストリーム!!」
超銀河の放つエネルギー砲が、ハイロン諸共マギカを包み、大爆発が起こった。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ。
「はあ、はあ、……勝ったぁ」
「ほむらちゃん!」
笑いかけるまどか。
「まどか…」
ほむらも笑い返す。
「やった!大逆転だ!!」
喜ぶさやか。
「まさか、あの状態から勝てるなんてね」
信じられないといった表情のマミ。
「ライフを半分なんて余裕見せるからだぜ」
爆煙の消えぬマギカのいた場所を見てため息をつく杏子。
誰もがほむらの勝利を喜んでいた。
『暁美ほむら』
マギカの声が聞こえるまでは。
『神としてあなたに教えましょう。どれだけ大きい希望でも、それがランク8の攻撃力4500であっても』
煙が晴れる。
『たったレベル1の攻撃力300の絶望に容易く撃ち砕かれるという事を』
 マギカ L4000
「馬鹿な!何故ダメージが通っていないの!?」
驚愕するほむら。
まどか達もだった。
「まさか!?」
マミだけはマギカの言葉でその理由に気づいた。
「クリボー!?」
『その通りです巴マミ。クリボーは手札から墓地に送る事で、相手もモンスターから攻撃を一度だけ0にする。例えそれが攻撃力4500のモンスターであっても』
「そんな…」
必殺のはずの一撃をかわされた事にショックを受けるほむら。
『どうしました?まだあなたのターンですよ』
「くっ、ターンエンド」

 ほむら L4000 手3 場2

 マギカ L4000 手1 場2

『わたしのターン』
 マギカ ターン10
『現れよ。栄光を意味するホドを守護するもの。時械神ラフィオン』
中世的で瞳の大きな女性の顔が鏡に映った緑を基準とした時械神が現れる。
『バトル。時械神ラフィオンで、ネオ・ギャラクシーアイズを攻撃』
ラフィオンは赤く光った眼を見開き、竜巻を起こしてネオ・ギャラクシーアイズを巻き上げてしまう。
『ラフィオンの効果はバトルをおこなった時、そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える』
「そんな!?」
「ほむらのライフはネオ・ギャラクシーアイズの攻撃力以下。この効果が通ればほむらの負け…」
「なんとか避けろ!ほむら!!」
仲間の叫びも虚しく、ほむらはただ自分に向かって落ちてくる超銀河眼を見ているだけだった。
『暁美ほむら。これが絶望です』
「ほむらちゃん!」
だがまどかの叫びにハッとなり、彼女を突き飛ばした。
「ほむらちゃ…」
突き飛ばされたまどかは、自分に向かって微笑むほむらを驚いた顔で見ていた。
彼女に超銀河眼が落ちたのは次の瞬間だった。
「いやあああああああああああああああああああああ!!」
 ほむら L4000→0

と、ここで終わりです。
マジで思いついたから書いただけ。
ちなみに時械神や虚無械アインはタッグフォース効果です。
まあそれでもかなり強いですが(笑)
というかリリース軽減出来る分、アニメより確実に厄介ですよね。
何故ほむらが負けるかと言うと、噛ませだからです。
つまり立派なまどかの引き立て役!
……すいません。
あとおまけで、さやかが言っていたマシニクルにぼこられるギャラクシーアイズというのもついでで書いときます。
これもただ単に思っただけだから書いたのですけど。
まあ、これはデュエル全体ではなくただの演出ですのでもしかしたら似たような場面を書くかも。

「バトル!機皇神マシニクルで、ギャラクシーアイズ・フォトンドラゴンを攻撃!」
キュゥべえの言葉に、マシニクルは銀河眼にキャノン砲を向ける。
「させない!ギャラクシーアイズの効果発動!このカードがバトルをする時、相手モンスターごとエンドフェイズまで除外される!!」
腕を二回、縦と横に振る銀河眼。
そこから出た光の刃はマシニクルを通り抜け、その背後に時空に穴をあける。
次元の裂け目に引き込まれるマシニクル。
そして銀河眼自身も自分の背後に次元の裂け目を作り、そこに入り込んだ。
「甘いね。速攻魔法、禁断の聖杯。モンスター1体の攻撃力400あげる代わりに、その効果を無効にする!」
「なに!?」
ほむらが驚愕の声をあげた時、マシニクルが消えた空間がガラスの様に突き破ってマシニクルのキャノン砲の左腕が飛び出す。
割れた次元の穴からマシニクルは顔を覗かせると、右腕で穴を広げて元の空間に這い出た。
「マシニクルよ。ギャラクシーアイズを引きずり出せ」
キュゥべえの言葉にマシニクルは左腕のキャノンを発射する。
発射されたエネルギー波は、銀河眼が消えた空間をマシニクルが戻ってくる時の様に次元に穴をあける。
そこにむかってマシニクルはシンクロモンスターを吸収する時の様に赤いコアがある穴から光の帯を次元の穴に伸ばす。
少しして、光の帯に絡め取られた銀河眼が引きずり出される。
もがく銀河眼が目の前まで来ると、マシニクルは光の帯が切れるくらいの勢いで左腕で殴りつけて地面に叩きつける。
さらに右腕で殴り飛ばすと、銀河眼に馬乗りになってひたすら殴る。
左腕を叩きつけ、右腕で殴る。これを交互に繰り返すマシニクル。
「…っ!」
思わず眼をそらすまどか。
殴られ続けてぐったりとした銀河眼をマシニクルは空高く放り投げると、左腕を向ける。
「暁美ほむら。君のエースには、この場から消えてもらおう」
ゆっくりと落下する銀河眼に向けて伸ばした左腕の指を曲げるキュゥべえ。
「滅殺!キューブ・オブ・ディスペア!!」
左腕のキャノンから放たれたエネルギー砲が、銀河眼を消滅させた。

ここまでなんです。
ちなみにマシニクルはこの後紆余曲折あって銀河眼に玉砕。粉砕。大喝采されます。
マシニクルが銀河眼を酷く痛めつける描写を書いておけば、銀河眼がマシニクルを破壊してフィニッシャーとなった時に来るものがあるかな~、と書いている最中に思ったりして。
最後にほむらファンと銀河眼ファンごめなさい。
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