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ワルプルギスの夜を幼女に擬人化って一体何人いるんだろ?


二周年記念SS……なのか?
今日の遊戯王の感想は明日です。
本当はシャルロッテやユウリ様とか、イツキリやキリトも出したかったのですが。
時間の都合で短くなりました。
あと、タイトルの他にオクタヴィアを物静かな性格にする人もわたし以外にいるんでしょうか?

これは名もなく、空を無軌道にたゆたう魔女の物語。

  とあるワルプルギスの夜

ヴァイオリンの音色が響くコンサートホールの座席に、一人の少女がすやすやと眠っていた。
年の頃なら九歳頃。
髪の色は銀色。
今は閉じられている瞳は赤と緑の虹彩異色。
白い縁取りの青いドレスに、先端に薄いヴェールのついた二本の角が生えたような帽子という服装。
これが舞台装置の魔女、ヴァルプルギスナハトの特徴だった。
そして彼女最大の特徴である彼女の身の丈ほどもある歯車が静かに寝息をたてる彼女の上でゆっくりと回っていた。
そんな彼女がいるコンサートホールに、足を踏み入れるものがいた。
三つ目の髑髏を彷彿とさせる兜と胸元に全身を覆う濃い青色のマントといった不気味な姿、この場所の主オクタヴィア・フォン・ゼッケンドルフだった。
オクタヴィアはヴァルプルギスをチラリと見るだけですぐに中心にある浮遊座席に座る。
すやすやと眠るヴァルプルギス。
じっとしているオクタヴィア。
二体の魔女がじっとそうしている事しばし。
オクタヴィアの使い魔ホルガーの演奏が終了した。
それからほどなく。
「う~ん…」
ヴァルプルギスが目覚めた。
「ふえ?」
眠そうに目をこすり、ボーとした様子でコンサートホールないを見回しオクタヴィアに気づくと、
「オクタヴィア姉さま、おはようございます」
と眠そうな声で挨拶する。
対してオクタヴィアは、
「ああ」
と簡潔に返すだけで、そのままジッと動かなくなる。
その姿にヴァルプルギスは、ふと彼女が意味もなく体を動かす事をここ最近見た記憶がない事に気づく。
昔はよくホルガーの演奏や自分の歌に合わせて身体をゆらしたりしていたのに。
「うんしょ。っと」
だがそれほど気になる事でもない事なので、上に回っていた歯車が背中にくっつくと、ヴァルプルギスはすぐに客席からホールに飛び降りる。
そしてジッとしている(知らないものが見たらオブジェだと思うだろう)とてとてとオクタヴィアに近づく。
ヴァルプルギスが近づいてもオクタヴィアは反応を見せず、兜の奥で閉じている瞳さえ開けようとしない。
だからと言って無視をしているというわけでもない事はヴァルプルギスは理解していた。
と、オクタヴィアの頭上に歯車が出現した。
そこにヴァルプルギスはぴょんと(普通の人間には実行不能な高さだが)飛び乗ると腰掛ける。
丁度そのタイミングで再びホルガーが演奏を開始した。
ヴァルプルギスは歯車の高さをオクタヴィアのすぐ隣になるように調節する。
それでもオクタヴィアは瞳を閉じたままジッとしている。
しばらくホルガーの演奏だけがコンサートホールに響き渡る。
曲目は、最初のワルプルギスの夜。
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