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かずみの格好って寒そうだよね?って話



 かずみの格好って寒そうだよね?って話。※この話はギャグです。キャラが壊れています

ある冬の日。
「さて今日はもう帰るか」
プレイアデス聖団はサキのこの日のパトロールを終了した。
「それじゃあ、帰るか」
とカオルが言った時。
「はあ、はあ、はああ」
「ん?」
その背後から妙な声が聞こえる。
と思った矢先。
「はっくしょん!」
盛大なくしゃみが夜のあすなろ市に響き渡った。
「うわ。かずみ、大丈夫?」
かずみを心配するカオル。
「カオル…なにか言う事がないか?」
そんな彼女に震える声が掛かった。
カオルが振り向くと、唾でべとべとになったサキがいた。
「いやぁ、丁度いいところに盾があったから……」
あははは。と笑いながらカオルはサキから目を逸らせる。
「カオル、サキなんか放って置きなさい」
そんな彼女に海香が氷よりも冷たい事を言う。
「おいこら海香!!」
「そうだね」
「貴様もかあ!!」
みらいに顔拭いてもらいながら怒鳴るサキさん(笑)を本当に放って置いて、二人はかずみのそばにいく。
「あー、ちょっと熱ぽいね」
「まあ、こんな恥女ギリギリの格好をこんな季節にしていたらそれは風邪ぽくもなるわね」
「ガーン!」
あんまりといえばあんまりな海香の発言にショックを受けるかずみ。
「ちょ…海香さん!?」
咎める様な声を出すカオルだが、
「あら、カオル。あなたも本当はそう思っていたんじゃないの?」
「いやそんな事………………ないけど」
海香の言葉に目をそらせる。
「なにその間……くしょん!」
べちゃ。
抗議の途中で起こったくしゃみはカオルと海香に、当たる前に二人が避けたのでそのままカオルに先程の文句の続きを言おうとしたサキの顔面に直撃した。
「サキーーーーーー!!!!」
「あ、サキ…ごめん」
「いや、いいんだかずみ。お前は悪くない。ただ次からは手で押さえてくれないか?」
ハンカチで顔を拭くサキさん(笑)。
「おい、それから地の文。後で話しがある」
「地の文とか言うと変な人と思われるわよサキさん(笑)」
「海香、お前はケンカ売っているのか!?」
「まあまあ、落ち着きなよ。サキ」
どうどうとなだめるカオル。
「わたしは馬か!!」
怒鳴るサキだが、
「はくしょん!」
かずみのくしゃみに反射的に逃げる。
だが今度はちゃんと直前に口元を手で覆っていたので唾は飛ばなかった。
「と…ともかく。すぐに戻った方がいいな」
サキの言葉に全員がうなずくと、拠点としている海香邸に戻ったのだった。

「かずみは寝かせたわ。やっぱり風邪をひいたみたい」
と、かずみを寝かせつけた海香がリビングで待つ仲間に報告した。
しかしもう主人公なのにもう退場って。
まあ、いまだセリフどころか名前さえ出ていない里美とニコよりかはマシだが。
まだ最後に出番はあるから問題ない。
「しかし、ゾンビみたいなものと言われた魔法少女が風邪をひくとはねえ」
とガムを膨らませながらのニコ。
「いや、風邪は身体の中に入った病原菌が原因でなるから関係ないんじゃない?」
これはカオル。
「しかし、問題あるわね」
「というと?」
海香に聞き返すサキ。
「かずみが風邪をひいたのはあの魔法少女服が原因よ」
「あの露出狂みたいな格好…」
これは里美。
「まだ寒い季節は続くわ。つまり、またかずみが風邪をひく可能性はあるという事」
「だったらあの格好やめればいいじゃない?」
海香の言葉に一理ある事を言うニコ。
「出来るの?」
里美はジュゥべえに問う。
「べえ、いたのか」
『さっきからいたぜ。はっきり言うと、前例はねえな』
と、ジュゥべえが言った瞬間。
「この役立たず!!」
海香がジュゥべえをゴルフクラブ(何故ある?)でぶん殴った。
「「べえええええええええええええ!!!!」」
叫ぶサキと 。
「大丈夫か、ベーダー卿?」
『コー、フォー。ダークサイドの力を見ろ。って、なにやらすんだよ』
ニコのボケにノリツッコミを行なうジュゥべえ。
頭からだくだくと血が流れてはいるが、一応無事らしい。
「海香ちゃん!酷いよ!!」
ジュゥべえを抱えあげながら海香に抗議する里美。
『里美…』
「貴重な回復アイテムなのに!!」
『回復アイテムかい!いや、間違ってねえけど…』
「あ、ごめんなさい。つい本音が…」
「余計駄目だろ、オイ!」
これはサキ。
「黒いわ!この娘黒いわ!!」
「海香には言われたくないんじゃない?」
口を押さえる海香をジト眼で見つめるカオル。
「まあ、とりあえず。かずみのあの格好をどうするかだが…」
話を戻すサキ。
「というか、むしろよく今まで風邪をひかなかったよね」
「ほら、なんとかは風邪をひかないって言うし」
と   と里美。
「ちょっと待って!なんでぼくの名前のところが空白なのさ!!」
「というか里美…お前何気に酷いな…」
「ちょっ、サキ!話を進めないでよ!!」
「ねえ、ニコ。あなたプレイアデス聖団の小道具係なんて呼ばれているんだから、なにかいいものない?」
わめく   を無視して海香が一人ソファに寝転がるニコに意見を求める。
「そんなものあるわけ…」
「そうですなぁ。あたしが魔法っで創ったこのほかほかカイロなんてどうでしょう?」
「あるのかよ!!」
ニコの取り出したものに思わず叫ぶサキ。
「というかカイロぐらい市販のもの使おうよ…」
魔法の無駄遣いという目でニコを見るカオル。
「………それ、暖かいの?」
疑いの眼差しの海香の言葉に、
「実はまだ試した事がない」
と答えるニコ。
「お前…そんなものをかずみに試す気か?」
サラッと言うニコにやや引くサキ。
「ならばサキダ…サキが試してみればよござんしょう」
そんな彼女にそう言ってカイロを張ろうとするニコ。
「お前いまなんか言い掛けただろ?というかなんでわたしが実験台にならなくちゃいけないんだ!!」
サキは慌ててニコから距離をとる。
「使ってみなければ安全性は確認出来ないけど?」
安全性が確認出来ていないもので人体実験する事事態間違っている。
そう思ったカオルだったが、口にすると自分に白羽の矢が飛んでくるのを経験的に知っているのでしなかった。
「だいたいお前がそうやってわたしに試そうとしたものがロクな結果を出した事がない。というかそうなるとわかっていてやろうとしているだろ、お前」
「はて、なんの事でしょうか?」
睨み合うサキとニコ。
「というか、自分で試したらどうなのさ?ぼくのサキを一々実験台にしないでよ」
「ロクな目に合うとわかっていて試すなど愚の骨頂だよみらい」
「おいこら待て!!」
ニコの言葉にぶち切れるサキ。
まあ、当たり前だが。
そんな二人をなにやっているんだかと呆れた顔で見るカオル。
ちなみに里美はジュゥべえと共にただ見ているだけ。
海香は自分は関係ないとばかりに紅茶を飲んでいた。
(あたしがとめるべきなのか?)
ついため息が出るカオル。
と、その時だった。
「隙あり」
カオルの背中になにかがペタリ、と張られたのは。
「へ?」
と思ったのも矢先。
「あちあちあち!!」
そのなにかは物凄く熱くなる。
当然、背中も熱くなるわけで、結果としてカオルは背中が焼けるほどの高温にさらされる事になる。
う~ん。なんか説明がおかしいな。
「冷静に自分の書いた文を評価している場合か!!あちあちあちちちちちちち!!!!」
「むっ!これはまずい!」
ニコの叫びはカオルが地の文にツッコんだ事ではなく、暴れまわるカオルの背中、正確にはほかほかカイロ(ほかほかどころのレベルではないが)に対してだった。
他の聖団メンバーも驚いたり慌てた顔をする。
「熱い!え?なに?あつあつ!なんなの!?」
自分の背中なので見えないカオルはなにを何故仲間がそんな顔をするのかわからない。
わからないが、理解は出来た。
きっと背中に張られたものがヤバイ事になっているのだろう、と。
そんな彼女の目の前でニコと里美が大窓を開ける。
同時にサキとみらいがカオルを外に向かって蹴り飛ばす。
「どひぇええええええええええええええ!!」
カオルが外に飛び出すと二人は窓を閉め、海香が窓の外にバリアを張る。
それから間もなく、
ちゅどおおおおおおおおおおおおおおおおん。
外からギャグアニメで起こりそうな爆発が起こった。
なにが爆発したのかは想像に難くない。
聖団メンバーはしばし無言で土煙しか見えない外を見つめる。
「お前…あんなものをわたしに張る気だったのか?」
「いや~、流石にこれは予想外」
ジト眼で言うサキの言葉にニコはふう、と息をつきながら答えた。
「ま、(家が)無事だったんだしいいじゃない」
「海香…そういう問題じゃないと思うけど」
『つーか、誰かカオルの心配してやれよ…』
プレイアデス聖団にジュゥべえはため息をついた。

「なんでかずみの風邪対策の話であたしが包帯ぐるぐる巻きにならなくちゃいけないのさ?」
「むしろよくそれだけの怪我で済んだな。流石聖団一の防御力だ」
サキはそう言われてもちっとも嬉しくないカオル。
「しかも焼け死ぬかと思ったくらい熱かったし」
「オーブンで焼かれるトーストの気分?」
ぶつぶつと文句を言うカオルに包帯を巻いている海香がそう言った。
ちなみに魔法で回復させないのは、単に魔力の節約だった。
『おいらの浄化能力も限界があるからな』
ちなみに公式に限界があるかは知りません。
「なんで炭水化物?せめて肉の方がいいんじゃない?」
「そう言う問題かよ!つーか、なんでサキを狙っていたのにあたしに張るのさ!!」
海香の言葉に間違ったツッコミをするニコに食って掛かるカオル。
「隙があったもんで。別にサキじゃなくてもよかったし」
「こいつ…」
カオルの額に青スジがたつ。
「いいじゃんか別に。サキが無事だったんだし」
「あたしが無事じゃねえよ!!」
「落ち着いてよカオルちゃん。大丈夫、ちゃんと笑いはとれたよ?」
「嬉しくないわ!しかもなんで疑問系なのさ!!」
「待ちなさいカオル。今はかずみが風邪をひかないようにする話が先決でしょう!」
と海香。
「おい!あたしは死に掛けたんだぞ!!」
「風邪だって放っておけば死ぬわ!第一あなた焦げただけじゃない!!」
「それは普通に死に掛けているだろ!!」
「つーか、普通に思ったんだけどさ」
と、そこでニコが挙手。
「なんだ!?」
「なによ!?」
「かずみが風邪をひくにしても、今更じゃない?」
「というと?」
ニコの言葉に腕組みしながら問うサキ。
「いや、風邪ひくのならもっと前にひいていない?」
「言われてみると…。だいたい正月過ぎているし。冬の初めにひいていなけりゃおかしい…」
「「「「う~ん…」」」」
サキの言葉にそう言われればと思う残り四人。
しかし、本来ならもっと前に気づくべき事の様な気がする。
『確かに変だぜ。魔法少女の服はどんな環境でも快適に過ごせる使用だ。それがどんなに露出の激しい服でもだ。魔法少女服を着た状態で風邪をひくなんて考えられねえ』
と、ジュゥべえ。
というか早く言え。
『聞かれなかったからな』
次の瞬間、ジュゥべえはカオルに思いっきり蹴っ飛ばされて里美に向かって飛んでいく。
だが里美の胸がクッションとなったので無事だった。
なお、ジュゥべえが説明した設定。公式でもそうかは知りませんパート2。
「だが、ジュゥべえの言う通りなら何故だ?」
顎に手をやり考えるサキ。
『一つだけ、心当たりがある』
里美の胸の中でジュゥべえが言う。
「というと?」
『病は気からって言葉があるだろ?それと同じで気の持ちようで風邪をひく事は考えられるぜ』
「ふむ」
ジュゥべえの言葉に顎に手をやるサキ。
「よし、かずみ本人に心当たりがないか聞いてみよう」
「そうね。それにもしかしたら魔法少女服関係ないところで風邪をひいたのかもしれないし」
サキの意見に海香がそう言ったので、かずみの部屋に移動するプレイアデス聖団。
「かずみ、少し話しがあるんだが…」
と言いながらサキがかずみを覗き込んだ瞬間、
「はっくしょん!」
盛大なくしゃみをもらった。
「かずみの顔を覗き込むからよ」
「むしろお約束だとわからないかな~」
「うるさい」
背後でそうひそひそと語る海香とニコに睨むサキ。
「……ずずず。なに?」
「あ~、かずみ。なんで急に風邪をひいたのか、なにか心当たりないか?」
「………」
だがかずみはサキではなく、彼女の背後にじっと見ている。
「どうした?」
その事にサキが聞くと、
「カオル…どちたの?ずずず」
辛そうながらも包帯ぐるぐる巻きのカオルを心配そうに見つめながらかずみはそう聞いた。
「かずみ、お前は本当にいいやつだな…」
他のメンバーと違い、心配してくれるかずみに感涙するカオル。
「アレなら気にするな。お前の方が重症なんだから」
いえ、どう見てもカオルの方が重症です。
「ああ、そうなんだ……」
だが風邪で頭が上手く回らないかずみはサキの言葉にうなずくと、先程の質問の答えを考える。
「う~ん…あ、そういえば…」
「なんだ?」
「ニコが、その格好、冬場は寒そうだよね。って言われてら、急に寒くなってきて…」
かずみの言葉に一斉にニコを見る聖団メンバー。
当の本人も心当たりがあるらしく、ポンと手を打つ。
『なるほど、寒そうって言われたから本当に寒いんだろうって思い込んじまって防寒機能が上手く働かなくなっちまったんだな。かずみはバ…純粋だからな』
「べえちゃんいま馬鹿って言いかけたでしょう?」
「とりあえず、お前のせいか!!」
「いや~、なんとなく感想言っただけでこんな事になるとは、予想外です」
サキの言葉にそう言うニコ。
まあ、別に故意にやったわけじゃないからいいか。
と聖団メンバーは思った。
ただ一人を除いて。
「つまり、あたしがこんな目に合った原因を作ったのも、こんな目に合わせてくれたニコって事になるわけだよね?」
カオルだった。
メッチャ怒ってます。
「ま、そうなりますな。お詫びにこれを」
ニコはそう言うとカオルに手渡す。
ほかほかカイロ。
「パラ・ディ・キャノーネ!!」
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