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マミ達が急いで二人の所に走ると、二人が倒れていた。
「ほう。また雑魚がぞろぞろと」
今二人にとどめを刺そうとしていたギーゼラはやってきた三人を見て攻撃をやめた。
「あれ?リョウは?」
「こっちだ!!マイブラザああああああああああああああ!!!!」
ユウの疑問の言葉に猛烈な速度でエルザマリアの攻撃から逃げながら叫ぶリョウ。
「俺は見ての通り美人と追いかけっこをしている!ここが白い砂浜でないのが非常に残念だ!!」
よくもまあ命掛かっている時にくだらない事が言えるものだと思う一同だった。
と、そこにギーゼラが突撃した。
「うわ!」
「きゃあ!」
「ああ!」
あっという間に戦闘不能に陥るほむらとマミ。
「ちょっ、早くない!?」
ほむらは元々ダメージがあった所に戦闘をした為、マミはゲルトルートとの戦闘のダメージを負っていた為にこの一撃でも限界が来たのだ。
変身が解ける二人。
ユウだけはそれほど激しい戦闘をしていないので無事らしい。
逆に言えば、ギーゼラの相手は自分がしなければいけないという事なので全然得した気分にはなれなかった。
「これで終わりか?魔法少女ども」
ギーゼラはバイカー・ドーラの上からそう言うと剣を向ける。
「ではさっさと殺すとしよう。それともお前がなんとかするのか?」
挑発的にそう言うギーゼラ。
ユウはこの状況で勝算があるかと考える。
(ない。無理に決まってんじゃん)
即答だった。
(ていうかやばいやばいやばいやばいって!ああもう、こんな時あのコン畜生はどこいったんだよ!!)
そうユウが思った時だった。
『呼んだコン?』
ひょいと何事もなかったかのように、普通に出てきやがった。
「このやろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
怒りに任せて九尾を殴るユウだ、残念ながらそれは重さ五トンの身代わりだった。
グギ。
「ぎゃああああああああああ!!腕が!腕がああああああああああ!!??」
手を押さえて叫ぶユウの姿を、前にも見たような?と思うまどか。
『なにやってるコン』
「「それはこっちのセリフだ!!」」
痛がるユウに向かってなんとも酷い発言をする九尾の後頭部に剣とマスケット銃が押し付けられる。
「いままでどこにいたのさ?」
「そうよ、こっちは大変だったんだから」
九尾に対する怒りで立ち上がったさやかとマミだが、その身体はボロボロな上にプルプルと震えていた。
「まったくだ!おかげでゲーセンで知り合った女子と追いかけっこの真っ最中だ!!」
「「「「お前は黙ってろ!!」」」」
エルザマリアの攻撃を避けながら走りながら叫ぶリョウに向かってさやかとマミと杏子とユウにまで叫ばれ、取り合えずリョウは黙った。
しかし、そんな状況にも関わらずくだらない事を言うリョウの姿に実は余裕あるのでは?と思う疑問を感じずにはいられない一同だった。
『コーン。大変だったコンよ。薬草探しに迷いの森に入ったり、サッカーのスケットやったり、間違ってまともなまど☆マギの世界に入ったりとか』
お茶をすすりながらしみじみ語る九尾。
ていうか魔王軍との戦いはどうした?
「それでどうするんですか?まともに戦える方はもうユウさんとリョウさんだけですよ?」
仁美の言葉に九尾は、
『もう一人いるコンよ』
と胸を叩く。
「「「「「「「「え?」」」」」」」」
「ほう?」
「?」
九尾の言葉に仲間達は怪訝そうに、ギーゼラは興味深そうに、エルザマリアは不思議そうにする。
『それはまどっち!あんたコンよ!!』
「え?…………………えええええええ!!」
九尾の言葉を理解するのに若干時間を必要としたまどかは、大声で驚いた。
いや、他のメンバーも驚いたが。
『さあ!受け取るといいコン!それがあんたの運命コン!』
そう言ってまどか用に作ったソウルジェムをまどかに向かって投げた。
「………」
それを受け取ったまどかはしばしそれを見つめ、
「いくよ!変身!!」
と、ポーズを取った。
というか展開が早い。
それを見たほむらとユウは、
((ああ、だいぶさやか、マミ、リョウ、九尾に毒されてる))
と思った。
まどかの身体は凄まじい光に包まれ、変身が完了した。
「これが…新しいわたし…」
少し自分の姿を見たまどかはビシッとギーゼラを指差し、
「魔女ギンゼラ」
「ギーゼラだ」
「…………」
訂正され赤面するがすぐに気を取り直すと、
「わたしの友達を傷つけたその行い、絶対に許さない!!」
「もしかして、セリフ練習した?」
「ていうかそれプリキュア?」
後ろでさやかとユウにツッコまれ、再び赤面するまどか。
ちなみにユウの後ろでは九尾が目が~目が~と言いながら転げまわっていた。
何回やる気だそのネタ。
「ふん。ならばやってみるがいい!!」
『やめろ、ギーゼラ』
戦う気満々のギーゼラだが、そこにズライカから通信が入る。
「ん?」
『忘れたか、鹿目まどかの潜在能力は計り知れん。そんな奴を相手に戦って無事で済むと…』
「俺があんな小娘に負けると言うのか!!」
画面に映るズライカに怒りの表情で怒鳴るギーゼラ。
『ともかく鹿目まどかと戦うな。今すぐ戻ってくるのだ。エルザ、お前からも…』
ビーン。
いつの間にかギーゼラの隣りに移動したエルザマリアにギーゼラの説得をさせようとするが、ギーゼラに通信を切られてしまう。
「ズライカめ、ふざけやがって…」
そう呟くとまどかをギロッと睨むギーゼラ。
その迫力に先程の威勢はどこへやら、脅えるまどか。
「鹿目まどか、貴様にどんな才能があろうと関係ない。俺の前に立ち塞がるものは全てなぎ払うまで!!」
そう叫ぶとギーゼラはヘルメットを捨ててバイカー・ドーラをまどか達から離す様に走らせた。
「………どこに行くんだ?」
まどか達に合流したリョウが首を傾げる。
まどか達の同様だった。
彼女達の疑問の視線の中、ある程度離れたギーゼラはドリフトの要領でターンして戻ってきた。
「はあ!」
掛け声を上げるとギーゼラは跳び上がる。
するとバイカー・ドーラの座席部分がL字型に開く。
ギーゼラは足が変形して一本になり、更に三つに分かれる。
そしてそのままバイカー・ドーラの開いた座席にドッキング。
更にバイクのライトの様なバイザーが現れて彼女の眼を覆った。
「「『ぷ…プラシド~!!??』」」
まさかのバイクとの合体に驚く有料九尾。
『コーン!なんかコンがお金取るみたいコンよ!!』
「見たか鹿目まどか!これがマギカ様よりいただいた力だ!!」
「「「「「「「「『………………………』」」」」」」」」
得意げなギーゼラの言葉に、なんと言っていいのかわからないまどか達。
しかも自分の能力じゃないし。
「行くぞ!!」
そう言うと、ギーゼラは猛スピードでまどかに突撃する。
「きゃあ!」
慌てて避けるまどかは、咄嗟に武器ーー弓を構える。
「これがわたしの武器…やあ!」
意識を集中して生み出した魔力の矢を放つ。
「ふ!」
だがギーゼラはバイクではありえない回避行動を取る。
いや、取ろうとした。
だが途中で動きを停止する。
何故ならまどかの矢はありえない方向に飛んでゆき、
「へぶそ!!??」
さやかの顔面に直撃、その頭を粉砕したからだ。
「さやかさあああああああああああああん!!」
「さやかああああああああああああああ!!!」
「美樹さあああああああああああああん!!!??」
「マイシスターーーーーーー!!」
仁美、杏子、マミ、リョウの順に叫ぶ。
『なにやってるコン!!?』
「「ええええええええええええええええええ!!??」」
まさかの事態に驚くほむらとユウ。
「うわ!さやかの頭が!!?」
いつの間にか名前で呼んでいる杏子。
さやかは、なんというかー、マミられたマミさんと同じ状態というか…顔を取り替える瞬間のアンパンのヒーローと言うか…ともかくどんな生き物でも確実に死んでいる状態であった。
だがそんな状態だというのにさやかはバッと立ち上がり、ズボッという音と共に頭が生えた。
「「ええええええええええええ!!??」」
その光景に驚くマミと仁美。
「お前はセルか!!!!」
見ようによってはグロい再生プロセスに腰を抜かした杏子がそう叫ぶ。
「まどかああああああああああああああ!!あんたあたしを殺す気かあああああああああ!!!!」
「ひゃう!ごめんなさい!ごめんなさい!!ごめんなさい!!!」
呆然としていたまどかはさやかの怒りの声にはっとして彼女に謝り倒した。
「………」
その様子にギーゼラは呆れた様子で見ていた。
「今度こそちゃんと当てなさいよ!」
「ひゃい!」
が、腕を組んでそう言うさやかの言葉に弓を構えるまどかの姿を見ると再び走り出した。
「やあ!」
再び放たれたまどかの矢は、ギーゼラどころか真後ろにいるはずのさやかの頭上を通り過ぎてユウ達に向かう。
「「「「「「『ぎゃああああああああ!!!!』」」」」」」
念の為逃げる体制をしていた為すぐに逃げたメンバー、そのいた場所に突き刺さった矢は爆発を起こした。
『「「殺す気か!!」」コン!!』
「ごめんなさーい!!」
怒鳴る杏子、リョウ、九尾に謝るまどか。
『まどっち…。一言いいコン?』
「な…なに?」
『あんた魔力はあるけどそれを操るだけの技能がまるでない!!』
「ガーン!!」
「大丈夫だ。まどっち!強いキャラに制限があるのは常識じゃないか!!」
九尾の言葉にショックを受けるまどかにサムズアップして慰める(慰める態度ではないが)リョウ。
「ふん!いかに凄まじい力があろうと、それを使いこなせなければないに等しい!」
好機とばかりに攻めるギーゼラ。
「「まどかに」」
「鹿目さんに」
「「「手出しはさせない!!」」」
ほむら、さやか、マミの三人がギーゼラとまどかの間に防御壁を張る。
「ぬ!?こんな壁…なに!?動けないだと!?」
タイヤが結界にぶつっかたショックでめり込み、抜けずに慌てるギーゼラ。
「く…くそおお!!」
必死で普通のバイクでは出来ないバックを試みるギーゼラだが、抜ける様子はない。
「無駄よ。一度はまったら抜け難い防御壁だもの」
と語るマミ。
ちなみにこの防御壁の性質はマミが担当し、それを二人がサポートしている。
「よし!三人が時間を稼いでいる間に俺達も行くぞ!!」
『コン!?』
負けてられないとばかりに九尾の頭を掴むリョウに驚く九尾。
「いや、なにを驚いているんだよ?」
『いやコン!こっちはいろいろ大変な目に合って疲れているんコンよ!帰って寝かせて欲しいコン!!』
なんと九尾の野郎、自分で勝手にいなくなっといて戦うのを拒否しやがった。
「そんな事知ったこっちゃないさ!!装甲になれ!俺の出番の為に!!」
リョウの発言もどうかと思うがここはまどか達はリョウに参戦しいて欲しかったのでなにも言わなかった。
一応役にたつし。
たたない事もあるが。
『いやコンよ!断固拒否コンよ!』
「おまえな~」
嫌々と首を振る九尾に若干苛立ちを見せるリョウ。
今にも九尾の首を絞めそうな様子だが、周りの心情は彼の味方なので誰も止めなかった。
と、九尾の肩に仁美の手がポンと乗る。
『コン?』
「ん?」
その事に疑問に思うリョウと九尾。
仁美はそんな彼らに(正確には九尾に)にっこりと微笑むと、
「おいき」
と言った。
本当に素晴らしい笑顔で。
『「サー、イエッサー!!」』
本当の恐怖ってなんだと思う?
それを知った二人は思わず敬礼をしてそう答えた。
『不肖九尾!皆様の為に戦ってくるであります、サー!!』
「行ってくるであります、サー!!」
『HENSHIN!!』
「変身!!」
そんな感じで装甲に包まれたリョウは、防御壁を回り込んでギーゼラに迫るのだった。
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