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九尾『やっと完成コンか』

なんでお前がタイトル言うんだあああああああ!!
とりあえず遊戯王ASM第一話ようやく完成しました。
いや~タッグフォースが面白かったもので。
だがどうも読みにくい感があるので、第二話はそこに注意して書くことに。
あと今回からSSは黒字にしよう。
そうした方が読みやすいはず。
保管庫の方もそうしなきゃいけないのか…。



 デュエリスト。
 それは己の知恵と運、そしてカードを駆使して、誇りを懸けて戦う者達である。
 世はデュエル時代と化した世界。
 この物語は、そんな世界で生きる三人の少女の物語である。

 第一話 運命の出会い

「いってきま~す」
そう言って一人の少女が小走りで進む。
どこか小柄なその少女が曲がり角に差し掛かった瞬間。
ーードン。
「きゃ!」
「うわ!」
腰の曲がった老婆とぶつかった。
「あ、すいません!大丈夫ですか!?」
「いやいや、大丈夫はじゃよ」
「あ、これ落としましたよ?」
少女がぶつかった時に落ちた一枚のカードを拾う。
「ふむ…」
老婆あしげしげとカードと少女を眺め、
「そいつはアンタにやるよ」
「え?」
「これも運命だと思って受け取ってくれ。ひょっひょっひょっ」
「はあ…」
と、少女ーー鹿目まどかはうなずいた。

「カードを貰った?」
まどかは親友の美樹さやかと志筑仁美にカードを見せた。
「うん。さやかちゃん、これ知っている?」
「こ、これは…!?No.39希望皇ホープ!!超レアカードだよ、まどか!!」
「そうなんですか?」
と、デュエルをしていない仁美。
「うん。市場にはあまり出回っていないカードだよ。でも見た事ない加工だな。シークレットとも違うしなあ…。ほい」
カードの裏表をしげしげと眺めたさやかはまどかに返した。
「え、よかったらあげるよ?わたしデュエルとか興味ないし」
しかしさやかは首を振る。
「いや、せっかくだからこれを切っ掛けにまどかにもデュエルの世界に足を突っ込んでもらおう。だってあたしの周りでやっている人いないんでもん」
と言うと、ビシッとまどかを指差す。
「という訳で、今日カードショップよるのを付き合ってもらうよ」
「別にそれくらいならいいけど…」
「じゃ、決まりね。仁美は?」
「今日も予定が…」
「じゃ、二人っきりでだね」
「……うん。二人っきりで」

それから数時間後。
さやかは一人海を眺めていた。
理由は、彼女の行き着けのカードショップが、閉店していたからだった。
「そんな馬鹿な…見滝原唯一のカードショップよ…」
いまのさやかを一言で言うならorL状態といったところか。
ちなみに見滝原市には他にもまだまだカードショップが存在しているの事を、さやかは知らない。
「さやかちゃん?」
「こうなったら…」
「こうなったら?」
「他の町のカードショップにいく!確か海鳴市にあったはず!」
言うが早いか、さやかは走り出した。
「待ってよ~、さやかちゃ~ん」

見滝原の隣にある海鳴市。
その名の通り海あり、山ありといった至れり尽くせりの町だった。
そんな町の、海沿いの道を走るまどかとさやか。
「あれ?さやかちゃん。あれなんだろ?」
と、まどかが波間に浮ぶ何かを見つけた。
「ん?流木じゃない?」
「ん~…人、に見えるけど……」
「まっさか~」
と、二人でじ~と見ていたからだろう。
「どうしたの?」
さやかより濃い青色の髪をした少女が声を掛けてきた。
「いえ…」
「ん~?」
その少女も見つめる事しばし、
「って、アレ人じゃん!!」
と少女が叫ぶと、海に向かって走った。
「ええ!?」
「やっぱり!!」
しばらく後、少女が海にいた人物を引っ張り上げる。
「大丈夫ですか!?………う~ん、水は飲んでいない様だけど、どこかに連れて行かないと…。とにかく、運ぼう。あ、悪いんだけど、このカバン持ってくれる?」
少女は意識のないその人物を抱えると、まどか達にその人物が捕まっていたアタッシュケースを眼でさした。
「あ、はい!」

「ふむ。命に別状はない様じゃ」
そう言ったのは、さやかが目指していたカードショップの店長をしている小柄な老人だった。
名前は誰も知らない。
いつの頃からかデュエルじいさんとみんなが呼んでいるその老人の言葉に、
「「「ほっ」」」
と一息つく三人の少女。
「あ。あたしスバル・ナカジマ」
そこで青い髪の少女が気づいた様に名乗った。
「あたし鹿目まどか」
「あたしは美樹さやか」
「それにしても…」
ふとまどかは海に浮いていた少女の持っていたアタッシュケースに眼をつける。
「なにが入っているんだろ?」
「開けてみようか?」
「え!?駄目だよ、さやかちゃん!」
「冗談だよ。でも機密性高そうだから、中身は濡れていないと思う」
あははは。と笑ってそう言うとさやかはアタッシュケースをいろいろと見てみる。
「う~ん…」
「お、気がついたみたいじゃぞ」
デュエルじいの言葉に三人が少女に眼をやった瞬間だった。
「ばっちゃ!」
ガバッと少女が起きた。
「…………あう?」
少女はキョロキョロと辺りを見回す。
どうやら状況があまり理解出来ていないらしい。
「ここはどこ?………それでなんであたしこんな格好!?」
と、シーツの下の自分の格好(下着姿)を見てますます混乱した様だ。
「あ、ごめん。服濡れていたから…」
頭をかきながら謝るスバル。
「あ、そっか。あたしの乗っていたいかだが引っくり返って……」
とそこで少女は停止する。
「どっちたの?」
「デッキ!あたしのデッキは!?」
スバルの言葉に弾かれた様にあたふたとする少女の姿に、さやかは手にしていたアタッシュケースを彼女に見せる。
「もしかして、これに入っている?」
「ああ!それだよそれ!!」
と、さやかまで一気に進むと青い宝石のペンダントをアタッシュケースのくぼみに押し込む。
(む!あれは…蒼天の青玉!?)
そのペンダントに驚くデュエルじいを他所に、ガチャ。と音をたててアタッシュケースは開いた。
「よかった~。濡れてないや」
そう言うと一枚一枚カードを取り出して確認する少女。
「ほほ~う。カードにデュエルディスクまで…さては、あんたデュエリストだな!!」
アタッシュケースの中身を覗き込んださやかはビシッと少女を指差すと、そう叫んだ。
「どうしてわかったの!?」
「はっはっは~。このさやかちゃんに見抜けぬものなどないのだよ~」
驚く少女にさやかはそう言う。
「いや、デッキにデュエルディスクをもっとたら大抵そうじゃろうが…」
そんな二人の姿に呆れるデュエルじいだった。
「あたしアリカ。夢宮アリカ」
「あたしは美樹さやか」
名乗る少女に名乗り返すさやか。
「あたし鹿目まどか」
「あたしはスバル・ナカジマ」
それにまどかとスバルも続いた。
「でもさあ、なんで海に漂っていたの?」
「確かいかだがどうとか…」
さやかとまどかの言葉にアリカは、
「いや~、いかだで風華って町を目指していたら、途中で嵐に巻き込まれて…」
と答えた。
「いかだで風華市を目指したの?一体どこから来たわけ?」
信じられないとばかりに聞くさやかに、
「ガレリア」
とアリカが答えたので、デュエルじいは仰天した。
「ガレリアじゃと!?」
「聞いた事ない地名だけど、そんなに驚くほど凄いところなの?」
「地球の反対側じゃ」
スバルの質問に汗をだらだらと流しながら答えるデュエルじい。
「「「ええ!?」」」
今度はスバル達の方が仰天した。
当のアリカはなにをそんなに驚いているのかわからないらしく、きょとんとした顔で見ていた。
「てか、それって不法…」
「そんな遠いところから、なにをしに来たの?」
さやかの言葉を遮るまどかの言葉にアリカは、
「あたし、お母さんを探しにきたの」
と、ペンダントをいじりながら答えた。
「おぬしの母の名前は!?」
「知らないんだ。でも、風華って町でデュエリストをしているってばっちゃから聞いて…」
デュエルじいの言葉に落ち込んだ様に答えるアリカ。
「そうか、知らぬか…」
「「……」」
どこか暗い雰囲気になったので、どうしたものかと顔を見合わせたまどかとさやかは、
「よし、デュエルしよう!!」
スバルの言葉に軽くこけた。
「いいよ!」
アリカが勢いよく答えたのでさらにこけた。
「なんで…?」
「デュエリスト同士、出会ったらまずはデュエルでしょ?」
超展開についていけないまどかの問い掛けに、さらっと答えるスバル。

店の外で乾いた服を着たアリカとスバルは対峙する。
その様子を見守るまどかとさやかとデュエルじい。
「本当にどうしてこんな展開に?」
「お嬢さん。信じられんだろうがデュエリスト同士だと割りと珍しくないんじゃよ」
「はあ…」
「「デュエル!!」」
アリカとスバルのデュエルディスクが展開、デュエルが始まった。
「あたしの先行!ドロー!」
先行はアリカ。
「E・HERO(エレメンタル・ヒーロー)フェザーマンを召喚!」
アリカが鳥人の様なモンスターを召喚する。
 フェザーマン ☆4
 ATK 1000
「わ、凄い!」
まるで本当に実在するかのようなモンスターの姿にまどかは驚いた。
「あれ?もしかしてソリッドビジョンでのデュエル初めて見るの?」
「うん!こんなに凄いんだ…」
どこか感動した様なまどかの答えにさやかは満足気な表情をする。
「カードを一枚セットし、ターンを終わらせるよ」
 アリカ 手札4 モンスター1 魔罠 1
「あたしのターン。あたしはスピード・ウォリアーを召喚!」
 スピード・ウォリアー ☆2
 ATK 900
「バトル!スピードー・ウォリアーで、フェザーマンを攻撃!」
「ええ、攻撃力の低いスピード・ウォリアーで攻撃!?」
「ーー?」
驚くアリカに首を傾げるまどか。
「ねえ、さやかちゃん。アリカちゃんは一体なにを驚いているの?」
「ああ、そっか。まどかは知らないんだっけ。モンスター同士がバトルをする場合、お互いの表示形式の数値を比べ合うの。今はどちらのモンスターも攻撃表示だから攻撃力を比べ合うの」
「そしてその数値が低い方が破壊されて墓地に送られる。更に破壊されたモンスターを使っているデュエリストにはその差の数値分、ライフポイントが引かれるのじゃ」
「そうやって、相手のライフをゼロにした方が勝ち。これがデュエルの大体のルール」
「ふ~ん…」
さやかとデュエルじいの説明にまどかは少し考えると、
「じゃあ、この場合。スバルちゃんのモンスターが破壊されて、ライフポイントが100引かれるの?」
「まあ、普通はね」
「ああ、だからアリカちゃんは驚いたんだね」
パンと手を叩くまどか。
「でも、どうしてスバルちゃんはそんな事を?」
その彼女が首を傾げた時だった。
「スピード・ウォリアーの効果発動!召喚されたターンのみ、元々の攻撃力を二倍にする!」
スバルがモンスター効果を発動した。
「ええ!」
驚いたアリカはしばし沈黙すると、
「……どういう事?」
と小首を傾げたので、説明するスバル。
「つまり、このターンのバトルの間だけ、攻撃力は1800となる!」
「ああ、なるほど。……ええ!!」
ポンと手を打ってしばししてから驚くアリカ。
一々反応が遅い。
「ソニックエッジ!」
スピード・ウォリアーの攻撃にフェザーマンは破壊された。
「うにゅ~」
アリカ ライフ8000→7200
「カードを一枚セットしてターンエンド」
スバル 手札4 モンスター1 魔罠 1
「あたしのターン!ドロー!」
アリカのターン。
「通常魔法O オーバーソウル発動!自分の墓地にいるE・HEROと名のつく通常モンスター一体を特殊召喚する!戻ってきて、フェザーマン!」
『はあ!』
アリカの発動した魔法の効果でフェザーマンが墓地から復活する。
「通常モンスターって?」
と、アリカの言った発言に疑問が芽生えるまどか。
「通常モンスターとはなんの効果も持たないモンスターの事じゃ。効果を持つモンスターの事は効果モンスターという。他にも儀式モンスター、融合モンスター、シンクロモンスター、エクシーズモンスターがおる」
「え、えくしーず?しんくろ?」
デュエルじいの説明に混乱するまどかにさやかが、
「ほら、まどかが貰ったカード。あれがエクシーズモンスターだよ」
と言ったので納得した。
「ああ。それで融合とシンクロは?」
「それなら、おそらくこのデュエルで見られるじゃろう」
まどかの言葉にそう説明するデュエルじい。
「って、儀式はどうした?」
その背後でさやかがツッコんだ。
「あたしは、融合を発動!フィールドのフェザ-マンと、手札のバーストレディを融合する!」
「融合?」
「融合とは手札かフィールドからモンスターを墓地に送り、それらを素材とするモンスターをもう一つのデッキ。エクストラデッキから特殊召喚する事だよ」
説明するさやか。
「風と炎で旋風を巻き起こせ。E・HEROフレイムウィングマン!」
『はあ!』
アリカのフィールドに片腕が龍の頭をした鳥人が出現する。
 フレイムウィングマン ☆6
 ATK2100
「いくぞー。フレイムウィングマンでスピードウォリアーを攻撃。フレイムシュート!」
フレイムウィングマンは龍の様な腕から放った炎がスピードウォリアーを包み込む。
「うわあ!」
ダメージ発生により起こったソリッドヴィジョンの擬似的な衝撃にスバルは思わず叫んでしまう。
スバル ライフ8000→6800
「さらに。フレイムウィングマンの効果発動!戦闘でモンスターを破壊した時、そのモンスターの攻撃力分ダメージを与える!」
「ええ!?」
スバル ライフ6800→5900
「あたしはこれでターンエンド」
アリカ 手札2 モンスター1 魔罠1
「やるね…あたしのターン。ドロー!」
スバルのターン。
「魔法発動!増援!デッキから戦士族モンスターを手札に加える!あたしが加えるのはチューナーモンスタージャンクシンクロン!」
「「チューナーモンスター?」」
スバルの言葉にアリカとまどかの声が同時のそう口にする。
「シンクロ召喚に必要なモンスターの事じゃ。自分フィールドにいるチューナーとチューナー以外のモンスターのレベルが召喚したいシンクロモンスターのレベルと同じになるように墓地に送って行なう召喚方法じゃ」
「ジャンクシンクロンを召喚!ジャンクシンクロンの効果発動!召喚に成功した時、墓地からレベル2以下のモンスター一体を特殊召喚出来る!蘇れ、スピードウォリアー!」
『はあ!』
スバルのフィールドに再びスピードウォリアーが舞い戻る。
「レベル2のスピードウォリアーに」
『はっ!』
「レベル3のジャンクシンクロンをチューニング!」
『たあ!』
「五つの星屑。今こそ輝け!シンクロ召喚!」
☆3+☆2=☆5
「輝けジャンクウォリアー!!」
スピードウォリアーを包み込んだジャンクシンクロンだった光の柱から、
『たああ!』
拳を突き出してジャンクウォリアーが登場した。
「ジャンクウォリアーの効果発動!シンクロ召喚に成功した時、自分フィールド上のレベル2以下のモンスターの攻撃力分アップする!」
「ええーー!」
と、二つのおさげをVの字にするくらい驚くアリカだが、
「って、フィールドにはジャンクウォリアーしかいないから攻撃力は変わらないよね」
と胸をなでおろす。
だがしかし。
「この効果に対してエンジェルリフトをチェーン発動!墓地のレベル2以下のモンスターを特殊召喚する!」
スバルは伏せていたカードを発動した。
「チェーン?」
「カードの効果発動に対して、別のカード効果を発動する事」
「ちなみに効果処理は後に発動した順に処理される。つまりエンジェルリフトの効果でモンスターと特殊召喚した後にジャンクウォリアーの攻撃力アップする」
まどかの疑問にまたまた答えるさやかとデュエルじい。
「つまり、ジャンクウォリアーの攻撃力は復活したスピードウォリアーの攻撃力900アップする!」
ジャンクウォリアー ATK2300→3200
「バトル!ジャンクウォリアーで、フレイムウィングマンを攻撃!スクラップフィスト!!」
『はあ!』
スバルの攻撃宣言にジャンクウォリアーはフレイムウィングマンに向かって拳を繰り出す。
「トラップ発動!HEROバリア!相手モンスターの攻撃を無効にする!」
だがアリカの発動したトラップがそれを阻んだ。
「ええ!?」
攻撃が防がれた事に驚くスバル。
「へへ~ん、だ」
「くそ~、さっき発動しなかったから、てっきりただ伏せただけのカードかと…」
悔しそうに言うスバル。
「………あはは」
その言葉にアリカは乾いた笑みを浮かべた。
「忘れていたんだ」
「みたいじゃの…」
そんなアリカの様子にジト眼になるさやかとうんうんうなずくデュエルじいだった。
「しかたない。ここはこのカードを伏せて…ん?」
と、スバルの眼にカードショップの壁に掛かっている時計がとまった。
「ああ!」
「へ?どうしたの!?」
自分のあげた大声に驚くアリカにスバルは、
「ごめん。このデュエル中断!」
「ええーー!!」
ガビーン。としか形容しようがない表情のアリカを尻目にスバルはカードショップに向かって駆け出した。
「スバルちゃん?」
突然のスバルの行動に首を傾げるまどか。
「待ってよ!」
と、アリカがスバルを追ってショップに入る。
「あたし達も行こう。さやかちゃん」
「うん」
うなずいた二人がショップに入るとスバルがカウンターにあるテレビの電源を入れているところだった。
「早くしないと終わっちゃう~」
「なにを慌てているの?」
「あたしの憧れの人のデュエルのテレビ中継の時間なの!というかもう始まってる!」
首を傾げるアリカの言葉にチャンネルのスイッチをいじりながら答えるスバル。
その言葉にああ。と納得するさやか。
「でもまだ始まって五分しか経っていないよ?いくらなんでも終わっているって事はないんじゃない?」
「いや、あやつならやりかねん」
さやかの言葉に額に汗を浮かべながらそう言うデュエルじい。
「いや、一対一ならともかく、三対三のチーム戦ですよ?」
まさか~という表情のさやか。
「よし、これだ!」
と、番組が画面に映った瞬間、
『おおーと、なんという事だ!!!!』
リーゼントのMCの声が響いた。
『チーム・スリーエース対チーム・バーサークソウルの対決は、ななななんと!僅か五分で決しってしまったぞ!!』
「「「「ええ~~!!??」」」」
MCの言葉に驚愕の叫びをあげる四人の後ろで、デュエルじいはやはりという顔をする。
『わずか五分で三人抜きをするとは、流石神のカードを持つデュエリスト高町なのはだーー!!』
と、画面に白いバイクに乗る人物が映る。
人物がヘルメットを取ると、栗色のサイドポニーが揺れながら出てくる。
「なのはさーーん!!」
眼をハートにして喜ぶスバル。
「あの人…凄い人なの?」
「というか誰?」
首を傾げるまどかとアリカ。
「高町なのは。デュエル世界で最強のチーム、スリーエースの中でのエースと言われている人だよ」
「「へえ、凄い人なんだ…」」
「あたし、いつかなのはさんとデュエルするのが夢なんだ…」
誰となしに呟くスバル。
「あ、それなら案外早く叶うかもよ?」
その言葉にさやかがそう言う。
「え!?」
「今度見滝原で開催さえるデュエル大会、確か特別ゲストとしてなのはさんが来るって…」
「本当!?本当なのそれ!!?」
「ぐるじい…」
「あ、ごめん」
死にそうなさやかの声にスバルは思わず掴んださやかの襟首を放した。
「ゲホ、ゲホ。なんつう馬鹿力…」
「それでそれで?」
「そんで、その大会に優勝したペアはなのはさんとデュエル出来ると…」
「よし!ならその大会に出て優勝するしかない!!」
「よかったね。スバルちゃん」
意気込むスバルにそう言うアリカ。
「うん!」
と喜ぶスバルだったが、
「さやかよ、ペアという事はその大会はタッグデュエルの大会なのじゃな?」
「うん」
水を差すように言葉が聞こえる。
「タッグデュエルって?」
「二人で一組で行なうデュエルの事じゃ。どうするのじゃスバル。おぬしのタッグパートナーは?ギンガがしばらくいないのじゃろ?」
「うぐ!」
デュエルじいの言葉に呻くと、しばし停止するスバル。
数秒後、ポンと手を打つとアリカの手をガシッと握り、
「あたしとタッグを組んで!」
と言った。
「「どおお!」」
会ってまだ一時間も経っていない相手にタッグパートナーを頼むというスバルのトンデモ行動にこけるさやかとデュエルじいだったが、
「いいよ!」
「「どお!!」」
と即答するアリカに更にこけるたのだった。
「ただし、さっきのデュエルの続きをやってくれたらね!」
「いいよ!むしろこっちからお願いするよ」
アリカの条件にスバルはニッコリと笑いながらうなずいた。
「二人ともがんばれー!」
そんな二人にエールを送るまどか。
「なんだかなー…」
「まるでスバルが二人いるようじゃ…」
そんな三人を少し離れた地点で見るさやかとデュエルじいだった。

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