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九尾『終わったコンドルウェ~イ』

まどか☆マギカライト最終話、書きあがりました。
いや~、リリなので連載もの二つやったけど結局設定やらなにやらがごちゃごちゃとして強制終了。
だからこのライトはどんな滅茶苦茶な終わり方でも許される終わり方にしようと。(オイ)
またこの九尾の話は書くかもしれません。
書かないかもしれません。
ただ書き始めた頃はおりこもかずみもポータブルもなかったので織莉子もキリカもゆまもかずみ他プレイアデス聖団もユウリ様もキャンデロロなどがこのライトに出せなかったのは至極残念。
まあ、そんなに思うところはないのですが。
九尾『待つコン!!』
ただ擬人化魔女サバト達の話はもっと書こうと思います。
では長くなりましたがまどか☆マギカライト最終話。
物凄く軽い、そして寛大な心でご覧あれ。

この物語には、ネタが結構使われています。
まどか☆マギカの雰囲気が壊れています。
オリジナル設定も結構あります。
そう言うのが嫌だという人は見ないがいいんじゃない方がいいコンよ。

魔法少女まどか☆マギカライト
最終話 さらば九尾。もう二度と会いたくないです。
『って、ちょっと待つコオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!』
「ちなみにこれ、仲間全員の意見ね」

「いくわよ!」
ブラスターマミが巨大なビーム砲と化した自分の武器を構える。
「ファイル・シュート!!」
放たれた黄金色の閃光がSQBを飲み込む。
「ぐおおおおお!!この程度!!」
なのはさんのスタブレ級の魔力砲が直撃したというのにSQBはまだ倒れなかった。
それどころかマミに向かって超高温の炎の鳥を撃つ。
「させるかよ!」
だが杏子がそれを薙刀の様になった武器で弾き返す。
「なに!?」
自分の放った炎をまともに受けて絶叫するSQB。
「おら!」
そこを杏子が腕を斬り飛ばした。
「ぐををををををををを!!」
「くそ!なんてやつだ!!まともな生物ならもう灰になっていてもおかしくないってのに!!」
「ならばもう少し炎を加えよう!」
そう言ったのはキウイ。
彼のまわりに赤い龍がとぐろを巻き、
「撃て!」
というキウイの指示により火炎を放つ。
「やあ!」
その火炎弾攻撃と仁美が二本の剣から放った炎の斬撃が同時に直撃する。
「ぐぎゃあああおおおおおおおお!!」
「やかましい!」
「悪役はヒーローにやられるものだぜ!!」
さやかとリョウがSQBのわき腹を斬る。
「ぐ、を………」
「今度こそ、決着をつける!!」
ハイパーゼクターを構えるほむら。
「もういい加減終われ」
超・電王がモデルなのに何故かデンカメンソードを構えるユウ。
「この世界を、守ってみせる!!」
何故か武器が変化していないまどかが弓を構える。
そして三人が同時に放ったエネルギー波がSQBに迫る。
「ぬあ!!」
だが手刀を放って炎を掻き消したSQBはあろう事かエネルギー波を素手で受け止めた。
「なめるなあああああああああああ!!」
だが押さえきれるはずもなく最終的には飲み込まれる。
「ぐをおをおををををををおおおおをおを!!!!」
だがエネルギーが消えてもSQBは立っていた。
「この…ぼくが…君達なんかに……負け…」
『ファイナル・アタックライド。キュキュキュキュウビ』
言葉の途中で九尾が急降下しながら蹴りを放つ。
「ふんぬらば!!」
それをSQBは手刀で叩き落そうとするが、その前に九尾のキックが命中した。
「がっ!」
くるくると回りながら九尾が離れると、SQBの身体から電撃状のエネルギーが溢れた。
「ぐ…おお……ショ、ショッカー軍団ばんざあああああああい!!」
ズドオオオオオオン。
叫びながらSQBの身体は大爆発を起こした。
「……今度こそ、本当にやっつけたよね?」
力を使い果たし、元に戻ったまどかがSQBが爆発したところを見つめる。
他のメンバーも元に戻る。
「たぶん…」
自身なさげに答えるほむら。
SQBのあの超生命力を考えればまだ生きていてもおかしくない。
「それにしても、なんでショッカー?」
「「「「「「「さあ?」」」」」」」
断末魔の叫びに首を傾げるユウにそう答えるリョウと九尾以外。
「俺達が偉大なる仮面ライダーの力を使って倒したからだろ」
そう言うリョウは辺りを見回す。
「それにしても、ずいぶんとまあぶっ壊れたもんだな」
『ブレイドさん、ありがとうコン。このご恩は一生忘れないコン』
そう言う九尾の手にあったカードは光となって消えていった。
『さ、みんなで帰るコンよ。年末まで帰らないと正月に間に合わないコンよほほほほ』
「ええ、書いている間にクリスマス終わってしまいましたし」
「しかしずいぶんとかかったな。最初にこの話を書き始めたのは一体いつだ?」
「さあ?少なくとも一話か二話辺りを書いている時はまだまどか☆マギカの十話は放送されていない時だと思うけど」
「だからそう発言はやめなさいと言うのに」
一体何度目になるのかわからないメタ発言をするリョウとさやかをたしなめるマミ。
「ともかく帰ろうよ」
「そうね」
まどかの意見にうなずくほむら。
「ん?なあ…」
「どうしたの、佐倉さん?」
「なんか、揺れてないか?」
「「「「「「「「え?」」」」」」」」
杏子の言葉通り、確かにゆらゆらとする。
「そういえば、この要塞はもう現実空間に出ているはずよね…」
「ああ、どうりで星空が見えると」
ほむらの言葉に天井があった場所を見上げるさやか。
「星空?」
「どうしたの?」
眉をひそめる仁美に問い掛けるマミ。
「いえ、この要塞は見滝原上空に出現しているんですよね?」
「ああ、そのはずだけど」
とキウイ。
「なら、どうして星が見えるのですか?時刻はまだ夕方ですけど…」
言われて時計を見るメンバー。
確かに、星が出るにはまだ早い時刻だった。
「ああそれなら、あまり近すぎると見滝原を破壊した時の影響が出る可能性があるから成層圏の辺りに出現したのよ」
とほむら。
「え?それって自分らやばくないのか?空気とか、気温とか…」
「大丈夫よ。生命維持装置が働いているはずだから。予備の動力炉。じっさいになんともないでしょ?」
杏子の言葉にほむらはそう答えた。
「なるほど」
「ちょっと待って。なんか不安を誘う様な音がしてきたんだけど…」
と、ユウが手をあげて発言する。
確かに、なにかヒビが入ったり、崩れたりする様な音があちこちから聞こえてくる。
それもだんだん増えてくる。
「これだけ派手に暴れたから、下降時の空気抵抗に要塞が耐えられないんじゃない?」
「ちょっ!それってやばくない!!?」
キウイの言葉に慌てた声をあげるさやか。
「全くだ!落ち着いている場合じゃないじゃないか!」
「そうよ!早く逃げないと!!」
「大丈夫よ」
リョウとマミの言葉にほむらが落ち着いた声でそう言う。
「シールドが張ってあるから、要塞が空中崩壊なんて事にはならないわ。この程度のダメージなら、せいぜいきしむ程度よ」
その言葉に安堵する一同。
「あのさあ、さっき言った生命維持装置は補助動力炉を使っているんだよね?」
「ええ、そうよ」
「そう言ったじゃないか」
ほむらとキウイの言葉にユウはアレ?と思う。
「じゃあさあ、そのシールドの動力も、補助を使っているの?」
「いや、補助は最低限必要な分しか作れないからね」
「主動力炉と補助動力炉に万が一の事があった場合に、本当に必要最低限の設備にしか使えないわ」
「補助動力炉は自分らが破壊したよね?」
「うん」
「ああ」
「ええ」
ユウの言葉にうなずくまどか、リョウ、マミの三人。
その回答にもう一度アレ?と首を捻るユウ。
「主動力炉は、マギカ当人だったよね?」
ここに来た時の事を思い出しながらそう言うユウ。
「そうなのかい?暁美ほむら」
「ええ、驚いた事に」
「じゃあさあ、主動力を倒して補助動力も破壊されて、予備も生命維持で精一杯なこの要塞のシールドの動力は一体どこから?」
ビシッ。
ユウの言葉に、ほむらとキウイにヒビが入った。
「………まさか」
「おい」
「本当に?」
「マジで?」
「この要塞…」
「崩壊の一歩手前という事じゃないか!!」
『ヤバイコンか!?』
みんなの言葉に、ほむらとキウイはコクンとうなずいた。
「じょじょじょ、冗談じゃないぞ!!」
「どうするんじゃおんどりゃああああああ!!」
「リョウさん!さやかさん!落ち着いてください!」
「まあ、おかげでこっちは落ち着いたが」
「人間、あんな風にはなりたくないもんね」
言葉に出来ない程慌てるリョウとさやかの姿にそう呟く杏子とユウ。
「でも実際問題どうするの!?」
「それなら緊急用の脱出船があるはず!」
「それはどこにあるの!?」
「さあ?」
「それじゃあ意味ないじゃん!!」
と、言い合う一同を呆れた様に九尾は見つめていた。
『情けないコンね~』
「なんだと!ここまで来てお陀仏なんてごめんこうむりたいと叫ぼう、あの星の光が消える三十七分六秒二までに」
「細かいな…」
九尾に文句をつけるリョウの言葉にユウはそんな事言っている場合ではないと思いながらツッコム。
『おひょひょひょ。アンタ達は一体どうやってこの要塞にきたのかもう忘れたコンドルウェイ?』
「今気づいた。お前のそのコンドルって奴はオンドルだろ?そうだろ!?」
「響君。本当にどうでもいい事だから。って、キャッスルドラコンは壊れたんじゃなかったかしら?あなたの操縦ミスで」
『急ピッチで直したコン』
「「「「マジか」」」」
事も何気に言う九尾に思わず声をあげるさや杏ユウリョウ。
「「「だからまとめるな、つーの!!」」」」
『では早速呼ぶコンよ~、ほっほっほっほっ』
と、妙なテンションで笛を取り出す九尾。
「って、おい!」
リョウの静止の声も聞かず、九尾は心に恐ろしく不快感を与える音色を奏でた。
『ギャーー』
しばしの間の後、キャッスルドラコンが姿を現す。
と同時に九尾に向かってエネルギー弾一発。
『ゴンドブル!?』
その光景、もしかしてただ単にこの不快な音色を消したいがために現れているのでは?と思うまどか達だった。
「って、脱出手段が来たからさっさと脱出しましょう」
とマミは黒焦げになった九尾を拾い上げるとキャッスルドラコンを指差す。
ちなみにキャッスルドラコンは本当に急ピッチで直したらしく、所々修理の跡が目立つ。
「大丈夫かな?」
「今は背に腹は変えられません」
キウイの言葉にそう言う仁美。
「いいから乗るしかないじゃないか!」
キャッスルドラコンの側面の引き戸を開けるリョウ。
次々と乗り込むまどか達。
最後にユウが乗り込み、キャッスルドラコンは空中に舞い上がった。
と、その時。
ドアを閉めようとしたユウの足にどこぞのナンバーズハンターが使う光の帯の様なものが巻きついた。
「嘘だと言ってーー!!」
突然の事で一瞬反応が遅れたまどか達がなにかをする前にユウの身体は外に投げ出された。
と思った瞬間、何か小さなものがユウを追って外に飛び出す。
「へ?九尾!?」
そう、それは九尾だった。
九尾は園芸用のハサミで光の帯を切ると、ユウをキャッスルドラコンに向かって蹴り飛ばした。
「どげぶうう!!」
その勢いでユウはキャッスルドラコンに入る事が出来た。
だがその反動で九尾は地面に頭から突き刺さる。
「ユウ君!大丈夫!?」
「げほげほ。あの妖怪…人の腹を思いっきり蹴りやがって……って、九尾!?」
口から血を吐きながらも慌ててドアに駆け寄るユウ。
「九尾ーーーーー!!」
ジタバタと暴れてなんとか地面から頭を出る事が出来た九尾は静かに辺りを探る。
『フォースの乱れを感じるコン』
お前はジェダイか。
「そこコン!」
と、九尾はビシッとある一点を指差した。
『こっちだよ』
声は全く見当違いの方向から飛んできた。
『………』
言葉にしばし無言で佇んでいた九尾はギギギッと方向転換をすると、
『生きていたコンね!』
と、何事もなかったかの様に出てきた相手、キュゥべえ形態のSQBが姿を指差した。
『当然だよ!僕は瞬間接着剤の様にしつこいのさ!』
それ、絶対間違っている。
『コーン。でもそんな姿にまでなったアンタになにが出来るコン!?』
『ふっ、だいぶ弱体化はしたがそれはお互い様。弱った彼女達を倒す事など造作もない!!』
『絶対にやらせんコン!』
『面白い!まずは君から血祭りにしてあげよう!!』
『絶対に負けないコン!』
そして両者はお互いに向かって駆け出した。
そんな二体を上空から眺めていたまどか達。
「なんだか、九尾とSQBが戦うみたいだよ?」
「そうみたいだね…」
と、まどかの言葉にうなずくさやか。
何故会話が聞こえるとかは考えない方向で。
ちなみに、この一応可愛らしいマスコット姿の二体が戦うという事で前足でお互いをぺちぺちと叩く図を全員が想像していたのだが…、
バキ。
ドカ。
バコン。
と、まるで某戦闘民族の戦闘シーンの様な凄まじい戦闘を繰り広げる二匹。
「ちょっ、SQBは前回その力を見せ付けたからいいとして、九尾の奴あんなに強いのかよ!?」
「信じられないわ…九尾があんな動きを出来たなんて…」
「つうか、速すぎて見えねえ…」
その凄まじさに驚くリョウ、マミ、杏子。
「というか…
「「「「そんなに戦えるのなら最初から戦えよ!!」」」」」
「まったくですわ…」
「そうだよね…」
「わけがわからないよ…」
そんな仲間達のツッコミも気にせず激戦を続ける九尾とSQB。
『キュゥべえ!絶対に許さんコン!!』
『ほざけえええええええええええ!!』
九尾とSQBの拳同士がぶつかり、辺りに凄まじい衝撃が発生する。
その衝撃は、はるか上空から見ていたまどか達にまで届いた。
「きゃあ!?」
「うわ!アイツらどんだけハイパワーなんだよ!!」
とユウが文句を言った時、
『コーーーン!!』
九尾がパワー負けした。
「ちょっ、なんか自分のせいみたく言わないでくれる!?」
『コン!!』
『キュッキュッキュッ』
地面に落ちた九尾を笑うSQB。
『ではそろそろトドメといこうか。僕の必殺技、キュリック砲を受けてみろ!!』
と、かめはめ波を撃つ様な体制を取るSQB。
『やばいコン!なんかものすげえパワーを感じるコン!!』
『避けれるものなら避けてみろ!』
逃げようとする九尾にそう叫ぶSQB。
『君が逃げれば仲間は粉々だ!!』
『くそ、考えやがったなコン畜生!!』
「やべえぞ!九尾の奴俺達のせいで避けられないらしい!!」
と、真面目に叫ぶリョウ。
その隣で、猫ほどのサイズしかないSQBが自分と同じくらいの九尾を斜線上に入れながらこのキャッスルドラコンを狙いをつけられるのかと不思議がるユウがいた。
ちなみにわたしもわからない。
つかどう考えても無理。
だが場の空気を壊しそうなので黙っておいた。
『ならばコンの必殺奥義でなんとかするコンよ、この弧牙風風拳で!!
「「駄目だああああああ!!」」
「え!?どうしたの二人とも!!」
九尾の言葉に叫んだユウとリョウに驚くまどか。
「サイヤ人の王子と噛ませ犬のパクリ技じゃ勝負にならねえ!!」
頭を抱えるリョウにまどかはとりあえず不味い状況だとは理解した。
『喰らうコン!弧牙風風拳!!』
突撃する九尾。
『消えるがいい!キュラリック…』
そんな九尾にSQBが攻撃しようとした時だった。
『コン?あれはなにコン?』
九尾が明後日の方向を指差した。
『え?』
ついそっちを見るSQBに、
『今コン!ライダーキック!!』
と、跳び蹴りを放ち、SQBを吹っ飛ばす。
『我が魂は、ゼクトとともにありいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!』
SQBの身体は宇宙空間までくるくると回りながら飛んでいき、そして大爆発を起こして完全に消滅した。
『ふっ、正義は必ず勝つコン!!』
と天に向かって拳(なのだろう)を突き上げる九尾の姿を、無言で見つめるまどか達。
「いまのって…ちょっとあんまりじゃない?」
「ええ…」
「でもアレは向こうも悪くない?」
「確かに…」
「まあ、戦いに卑怯もなにもないからな」
と魔法少女五名。
「と、とにかく。九尾さんを引き上げましょう」
「そうだね。九尾ー!」
仁美の言葉にうなずいたキウイが九尾に声を掛ける。
『コーン』
「今から引き上げるからー」
『了解コンよー。でもなるべき早くして欲しいコン。そろそろ立っているのが難しくなってきたコン』
「じゃあマミ。リボンを使って九尾を引き上げてくれ」
「ごめんなさい。もう魔力が限界で、魔法は使えないのよ」
「わたしも…」
「わたしも限界ね」
「あたしも無理だな」
「えー、あたしはまだまだ元気だよ?ほら、剣一杯出せる」
「それでどうやって九尾さんを引き上げるつもりですか?」
ポンポン剣を出すさやかに呆れる仁美。
「つーか、それなら着陸した方が早くね?」
「いや駄目だマイブラザー。迂闊に降りると衝撃で要塞の崩壊を早めてしまう。いまこれがギリギリの高さなんだ」
「まじか」
そう言って九尾のいる地面を見下ろすユウ。
けっこうな高さがある。
『なにやっているコーン。なんか地面がヤバイコンから早く~』
「早くって言ってもな~」
「ドアのすぐそばにロープの入った箱があるコン。それを使って引き上げるコン。ギリギリ届くはずコン」
「これか?」
ユウは非常用と書かれた箱からしっかりとしたロープを取り出す。
用意がいいな。と思いながらそれをドアのそばにしっかりと結び、九尾に向かって投げた。
『おひょひょひょ。これでコンなところとはおさらばコンよ~』
と喜ぶ九尾。
その丁度届くか届かないかという距離で、ロープは途切れた。
『ウゾダドンドコドーン!!』
「あ~あ」
「しかたないわね。誰かがロープにぶら下がって…」
「あ~、マミさん。それは無理ですよ。ロープを結んでいるこの金具ガタガタで…たぶん人の体重はささえられないかと…」
「………詰んだな」
「詰んだねえ」
「詰んだわねえ~」
杏子、さやか、マミの順番でそう言う。
「ちょっと!詰んだとか言っていないで助けないと!!」
『そうコンよ~。地面が砕け始めたコ~ン!!早く助けるコ~ン!!』
「でもこのままだとわたし達も崩壊に巻き込まれるわ!!」
『なに言っているコン!助けるコン!!でないと怨むコン~、呪うコンよ~』
「普通こういう場合、自分の事はいいから先に逃げろとかいうシーンじゃないのか?」
必死に助けろと叫ぶ九尾にモチベーションが駄々下がりのリョウ。
「でも助けようよ。九尾だってわたし達の仲間なんだから!」
「う~む」
「そう言われると…」
「まあ、ここまでこれたのはアイツのおかげでもあるし…」
とリョウ、さやか、杏子。
「じゃあそういう事で。九尾!」
『コン?』
「なんとかして助けるからお前もなんか考えろ!!」
と、ユウが言った瞬間だった。
要塞の崩壊が激しくなり、眼に見えて崩れ始める。
その時、その崩落に驚いたキャッスルドラコンが逃げやがった。
「「「「「「「「「おいいいいいい!!」」」」」」」」」
『コンれは予想外です!!』
その九尾の叫びの後、マギカの要塞エデンは空気抵抗で粉々に砕け散ったのだった。
「「「九尾~!!」」」
「九尾さん!!」
「おい、こんな終わりかい!!」
「まあ、アレで死んだとは思えないが…」
砕け散る要塞の姿にユウとリョウはそう言ったのだった。

「お待たせ、ほむらちゃん。ユウ君」
ほむらとユウが待つところにやってきたまどか。
「あ、鹿目さん」
「よっ」
「じゃ、行こうか」
まどかの言葉を皮切りに、三人は歩き出す。
リョウがいたら両手に花じゃないか!とか叫びそうな光景だが、決してデートではない。
今日はマミの家で集まりがあるのだ。
「九尾、戻ってこないね…」
「そうですね」
まどかの言葉にうなずくほむら。
あの戦いから一ヶ月の月日が流れていた。
九尾はいまだに戻っていなかった。
そんな二人の後ろをユウは黙って歩く。
そしてマミの家につく。
「いらっしゃい」
「マミさん、お邪魔します」
「お邪魔します」
「お邪魔しま~す」
「邪魔するなら帰れと言ってみるしかないじゃないか!」
「お前が帰れ」
ため息混じりにユウは振り向いた。
そこにはリョウがさやかと仁美と一緒にいた。
「Oh、マイブラザーも両手に花状態でやってきていたとは驚き桃の木俺、参上!!」
「リョウさん、意味がわかりませんから…」
「いや、今更じゃん」
と、仁美にツッコムさやか。
「玄関前で立ち話してないで早く入りなさい」
「「は~い」」
「では、お邪魔します」
「入りま~す」
「お邪魔させていただこう!」
「たく、仁美以外は一々入るのがうるさいっての」
中でお菓子を食べていた杏子がリョウにそう言う。
「なにを!俺が静かだったら不気味じゃないか!!」
「……否定出来ないね」
と言ったのは杏子の隣に座るキウイ。
「それにしてもあんな凄い戦いからもう一ヶ月も経つのねぇ」
「わたしはなんだか夢でも見ていたみたいですよ。自分があんな戦いの中にいたなんて」
マミの言葉にうなずくほむら。
ちなみにお気づきな方もいらっしゃると思うが、メガほむ状態である。(というか、これが本来のほむらなのだが)
「そして九尾がいなくなってから一ヶ月…」
と沈んだ様子で言うまどか。
「鹿目さん…」
ほむらが心配そうに見つめる彼女の肩に、ユウは手をポンと置く。
「心配するな。あの妖怪があんな簡単にくたばるわけないがろ?」
「そう、そうだよね…」
ユウの言葉にうなずくまどか。
「くっ、マイブラザーとまどっちがいい雰囲気になっているなら、マイシスターの胸に飛び込むしかないじゃないか!!」
「あっはっはっ。一刀両断してあげるからおいで~」
「お前ら本当に相変わらずだな…」
杏子の言葉はまどか達の方に向けられたものか、さやか達の方にか。
「あれが人間の恋愛感情だね。実に興味深い」
「キウイ。どこぞの星の本棚にアクセス出来る少年みたいな事言いながら鹿目さん達をジロジロと見ないの」
「そうですよ。そうですよね暁美さん。--暁美さん!?」
と仁美が振り向いた先にいたのは眼鏡を外し、髪を解きいて銃を構えた暁美ほむらの姿だった。
「如月夕、わたしのまどかに手を出すなんて、許すまじ!!」
と目がマジなほむら。
「ちょっと、暁美さん!人の家でそんな物騒なもの取り出さないで!!」
とマミ。
「外ならいいのかい?」
と首を傾げるキウイ。
「キウイさん、それは違いますから…」
そんな彼女に呆れる仁美。
「HAHAHAHA。いいぞ、もっとやれ!」
「マイシスターに全面的同意と言ってみるしかないじゃないか!!」
「たきつけるなよ…」
さやかとリョウに呆れた声でそう言う杏子。
「そう言う杏子も止めろよ!って、うわ!」
銃の代わりにスタンガンを取り出すほむらから逃げるユウ。
「ほむらちゃん!なんか電気がびりびりで危なそうなそれしまって!!」
ほむらに向かって叫ぶまどか。
ドタバタと騒ぐ彼女達。
きっと未来には困難もあるだろう。
だがきっと打ち破れるだろう。
「なにキレイにまとめ様としているんだよ!ほむらが止まるところまで責任持って書けよ!!」
「つうか、ちょっと待て!マジで九尾の奴行方不明のまま終わるのか!?てっきり何事もなかったかの様に復活してなんかトンデモない騒動に俺らを巻き込むんじゃないのか!!?」
いや、なんだこれ?と言いたくなる終わり方にしようと思ったのだが思いつかなかったのでコンな終わり方で。
「「なんだそりゃああ!!!!」」

ーー完ーー
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