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シャルロッテ「イート・オア・トリート。お菓子をくれなきゃ食べちゃうぞ」


いつも通り感想からのSS。
なお、SSは微妙に遅れたハロウィンネタ。
ちなみに記事のタイトルはSSのタイトルでもあります。

ーーゴーカイジャー。
流石の鎧もゴーオンジャーの雰囲気はついてけなかったか…。
次回殿下が本気になる!?死亡フラグでない事を祈る。
ーーオーズ。
よかったねキングさん。恋人と言われて否定されねくて。
今までの事もしっかり反省しているみたいだし落ちた株を着々とあげている。
というか、クイーンこと美羽さんとJK、授業に乱入していたがいいのか?つかアンタらの授業は?
まあ、しかたないっちゃあ、しかたないが。

ーー遊戯王。
まさか、アンナの持っているものが本当にバズーカ(しかも結構高威力)だったとは…。
しかも一人称が俺でドジッ娘とは、なによかわいいじゃない。
遊馬を盗られそうではらはらする小鳥もなかなかかわいかったが。

続きはSS。
ーー注意。
このSSに登場する魔女はイノヨコウの擬人化魔女です。
性格、設定などは独断と偏見で決めております(一応公式を元にしているものもあるが)ので注意してください。
さらに重要ですが、この話の魔女は決して一部を除いて元の魔法少女ではなくあくまでも人間の姿になった魔女です。
それとライトには登場していない魔女(おりこ☆マギカなどの)も登場します。
あと何気にかずみ☆マギカのネタバレを含んでいます。










「本当にシリーズ化する気みたいだね…」
「本当ね…」
「まあ、いいじゃん。面白ければ」

魔法少女まどか☆マギカ発生ーーまじょか☆マギカ
 第二話 イート・オア・トリート お菓子をくれなきゃ食べちゃうぞ☆
「「こわっ!」」
「ひゃひゃひゃひゃひゃ!」

異空間の中にある巨大な要塞エデン。
その中に薔薇の庭園があった。
庭園の真ん中には一組のイスとテーブルがあり、そこに一人の少女が座っていた。
名をゲルトルート。
イスに座り、読書にいそしむこのうら若き乙女は実は人間ではなく、人を喰らう”魔女”である。
本来は異形の姿をしている存在なのだが、マギカと呼ばれる存在により人の姿を与えれている。
ゲルトルートもそのうちの一人、薔薇園の魔女の二つ名を冠する魔女である。
だが、こうして薔薇に囲まれて分厚い本に目を通すその姿は気品ある令嬢という雰囲気が漂う一人の少女にしか見えない。
ふと、ゲルトルートは本から目を離さずにテーブルの上の紅茶の入ったカップに手を伸ばす。
しばらくカップを片手に本を読むゲルトルート。
開いているページを読み終えると、彼女はカップをテーブルの上のソーサーに戻し、ページをめくると、今度はクッキーの乗った皿に手を伸ばす。
「………」
クッキーの乗った皿に手を伸ばす。
「………」
クッキーの乗った皿に手を…。
「………」
クッキーの乗った皿に…。
「………」
クッキーの…。
いくら手を動かしてもクッキーの感触がない事にいぶかしんだゲルトルートは、視線を本からテーブルに移す。
ピンク色の髪のゲルトルートよりも幼い少女がクッキーを頬張っていた。
無言で本を閉じたゲルトルートは、その本を水平にして、少女の顔面目掛けて振るった。
金属で補強された背表紙が少女の顔面にめり込んだ。

「痛いな!なにすんだよ!!」
鼻を押さえながら少女ーーお菓子の魔女シャルロッテは抗議の声をあげる。
「言いましたわよね?言いましたわよね?勝手にわたくしの薔薇園に入らないで。と!」
対してゲルトルートは青スジさえ立てている。
「あー、言っていたね~」
ゲルトルートの言葉にシャルロッテは耳をかきながらそう言うと、
「だから来たんだよ」
と言った。
「お前は天邪鬼か!!」
「じゃあ、逆に来てもいいよと言われたら来ないのかい?」
「来てもいいって言われているんだから来ない理由はないだろ?」
突然現れたユウリの言葉にそう答えるシャルロッテ。
その言葉かユウリの出現かに、ゲルトルートは頭を抱えてしゃがみ込む。
「おや?このユウリに何故いるのかとツッコムのかと思いきや、頭抱えてしゃがみ込んでしまった」
「いや、地の文で説明した事を繰り返さなくていいから」
シャルロッテはいつの間にかゲルトルートの座っていたイスに座るユウリに手をパタパタと手を振る。
ユウリはこの特殊な魔女達の中でもかなり特殊な魔女で、魔女としての名前を名乗っていない。
一応持ってはいるのだが生まれる前から使っていた名前を捨てる事なく今も使い続けている。
「シャルロッテ、地の文言わないの」
しゃがみ込んだままそう言うゲルトルート。
「どうしてわたくしの庭に現れるのよ!」
「「え?」」
ゲルトルートの言葉にユウリとシャルロッテは顔を見合わせる。
「「なんとなく」」
「弩gskじゃhfklさjcgmk。あ!!」
頭を抱えて怒り狂うゲルトルート。
「ま、落ち着けよ」
そう言って彼女の肩に手をポンとやるシャルロッテ。
「そうそう。人間落ち着きが肝心。魔女だけどさ」
ユウリも手をポンと置く。
投げられたハサミから逃げながらユウリとシャルロッテがゲルトルートの部屋かた飛び出したのはその数秒後だった。

「あ~危なかった。危うく刺さるところだったよ。ハサミなのに」
そう言いながら通路を歩くシャルロッテ。
(後頭部に一本刺さっている事は言うべきか?)
と、ユウリが思っている目の前でハサミを抜くシャルロッテ。
どうやら気づいていたらしい。当たり前と言えば当たり前だが。
「さてと、どうするかねえ…」
「じゃあさあ、町にでも行ってみようぜ」
シャルロッテの提案にユウリは、ふむ。と考える。
「いいよ。どうせ暇だし」

町ーー見滝原市に下りた二人は町の様子がいつもと違う事に気づく。
「なんだ?」
キョロキョロと辺りを見回すシャルロッテ。
「ああ、もうすぐハロウィンだからね」
ユウリの言葉にああ、そうか。と納得する。
「トリック・オア・トリートってやつか…」
そう呟いたシャルロッテは、ふとユウリを見上げて、
「イート・オア・トリート。お菓子をくれなきゃ、食べちゃうぞ~」
と、オドロオドロしくそう言う。
「そういう事はお菓子を持っているやつに言うんだね」
が、ユウリはさらりとそう言う。
「それもそうか」
シャルロッテもあっさりと言う。

「いやあ、結構大量に買っちゃったよ。ひゃひゃひゃ」
エデンに帰って来たシャルロッテは袋を抱えて満足そうに笑う。
「作ればいいだろうが。自分の能力で」
どっさりとお菓子を買い込んだシャルロッテに呆れた様子のユウリ。
「能力で作るって事はその分魔力を消費するんだよ。ま、食べれば回復するけどね。つまりプラマイゼロって訳さ」
「へえ、そうかい。まるでどこぞの一年中桜の花が咲いている島を舞台にした恋愛ゲームの主人公みたいな奴だな」
と、二人に向かって走ってくるものがいた。
らくがきの魔女アルベルティーネ。性質は無知。
「トリック・オ」
アルベルティーネがハロウィンのお決まり文句を言い終わる前に、シャルロッテのアッパーが炸裂して天井に頭から突き刺さった。
「まあ、シャルロッテからお菓子を貰おうとした勇気はほめてやる。お前じゃなきゃな」
マミった様になった(しかもやったのはシャルロッテ)アルベルティーネを見上げながらユウリはそう言った。

ユウリとアルベルティーネをマミった状態にしたシャルロッテは会議室(なにを会議するのかは不明だが)に入る。
部屋には暗黒の魔女ズライカと委員長の魔女パトリシアしかいなかった。
「ふとユウリ様、思った事があるんだけど」
「え?」
「この会議室に入ってズライカがいなかった記憶がない」
言われてシャルロッテも記憶を辿る。
確かにない。
他の場所にいる事もあるから、決してここから動けない訳はないはずなのだが。
「おいズラ。お前の部屋はここなのかよ」
『だれがズラだ。ない訳はないが、どこにいようとわたしの自由であろう』
と、シャルロッテの言葉に覆面のせいでくぐもった声で返すズライカ。
「そういえばさあ、アンタ本当にまっくろくろすけだよな」
『ん?』
ユウリは顔は覆面、頭はフード、身体はローブ。
果ては手袋やブーツなどで全身余すと来なく黒一色で包み込んだズライカを見る。
『ふん。どの様な姿であろうとわたしの自由であろう』
ズライカはそう言ってお茶をすする。
「っで、本当は?」
シャルロッテに聞いてみる。
「ああ、ズラはねえ」
『ズライカだ』
「光を浴びると死んじゃうんだよ。ひゃひゃひゃ」
『待て。何故そこで笑う』
「一々細かいんだよ、ズラ」
不機嫌な顔をするシャルロッテ。
『ズライカだ。ちゃんとイカをつけろ』
「わかったよ。イカ」
『今度はズラがない!』
とうとうズライカはガタッと音をたてて立ち上がる。
「たく、本当にうるさいな。ズライカは」
『何度言え…あ、あっているのか?』
またちゃんと言っていないと思い込み、言い掛けた言葉を慌ててとめるズライカ。
(コントだ)
そのやり取りを見ていたユウリはそう思いながら自分が買ってきた分のお菓子を整理する。
(あとこいつ全然動かないんだけど…)
ふと、ユウリは目の前のコントにも微動だにしないパトリシアに目を向ける。
目が彼女の方を向いたのでどうやら生きてはいるらしい。
委員長の魔女パトリシア。
性質は傍観。
それゆえ自分から何か言う事はあまりない。
(漫画だったらただの背景だな…、活字だからなんていうか知らないが)
『それにしても、貴様らのその荷物は一体どうしたというのだ?』
「あ?ああ。見滝原でハロウィンフェアやっている店があって安かったんだよ」
そう説明するユウリ。
「よかったら一つやるよ」
そう言って板チョコを一枚投げるユウリ。
『……』
受け取ったズライカは板チョコをしげしげと眺める。
「さて、ユウリ様はは引き上げるよ。シャルロッテ、アンタはどうするのさ?」
「僕はここに残るよ」
ユウリの言葉にシャルロッテは足をテーブルに投げ出した格好で板チョコをかじりながら答える。
「あ、そう」
そう言うとユウリは会議室を後にした。

ーーカタン。
オーブンからクッキーを取り出すゲルトルート。
以外にも、ゲルトルートが普段食べているクッキーは自分で作ったものである。
焼きたてのクッキーを乗せた皿を持って庭園に出る。
そして先程のテーブルに皿を置いて、ゲルトルートは一息つく。
「あら、おいしそうね」
ズガシャアアアアアアアアアアアアアアン。
「思いっきり引っくり返ったな」
「………」
いつの間にかテーブルについているイザベル、パトリシア、ロベルタの十話魔女はスカートの中身が見せそうになっているゲルトルートを覗き込む。
「一体なんの用かしら?」
テーブルに掴まりながら立ち上がるゲルトルートは、震える声で三人に問い掛ける。
「「「いや、特には」」」
「ないのかい!!」
「うまいじゃない」
「食べるな!」
「もう少しカップとかに華があった方がよくない?」
「ティーカップに絵を描くな!」
「………」
「あなたはなにかしなさいよ!!流れ的になにかしなさいよ!!」
一々ツッコミを入れるゲルトルート。
「一々ツッコまないでよ。なに食べたりしなよ。わざわざ焼いたものを」
「ちょっと待ちなさい」
ロベルタの言葉に何か引っ掛かるものを感じるゲルトルート。
「なにかあなたの言葉に含むものを感じるのだけど」
「だって」
ふわっと髪をかきあげると、
「ゲルトがクッキー焼き始めたのって、シャルがここに来る様になってからでしょ?」
ロベルタはからかう様にそう言う。

エデンを縦横無尽に走る通路。
そのうちの一つに、カボチャの被りものが歩いていた。
いや、これだと語弊が生じる。
カボチャの被り物を被った、もっとわかりやすく説明するとジャックオーランタンの仮装したものが歩いていた。
これなら問題なし。
ともかくたどたどしい足取りでゲルトルートの部屋のそばまでくるジャックオーランタン。
と、
「あはははははは!」
「マジで怒ってる!」
ゲルトルートの部屋の扉が勢いよく開いたと思った瞬間、イザベルとロベルタが笑いながら飛び出した。
その後ろを走るパトリシア。
更にその後ろにゲルトルートのハサミが三人を追い掛けていた。
カッカッカッ。
(なんか、既視感だな…)
壁に刺さる数本のハサミを見てそう思ったジャックオーランタンは、ひょこっと部屋を覗き込む。
「ぜえ、ぜえ、ぜえ、ぜえ………」
出入り口付近で洗い息をするゲルトルートの姿があった。
おそらく三人を全力で追い掛けたのだろう。
ゲルトルートはジャックオーランタンに向けて両手の平を見せる。
少し待てという意味らしい。
「ぜえ、はー。ぜーはーぜえええええはあああああ……よし」
息を整えたゲルトルートは、ジャックオーランタンの方を向く。
「それで。そのふざけた格好はなにかしら?シャルロッテ」
「はれ、なんでわかったの?」
ジャックオーランタンの仮装していたシャルロッテは小首を傾げる。
「主に体系。ついでに言うと服がいつもと同じ」
普段着ているシャルロッテの衣装とジャックオーランタンの被り物のシンクロ率が半端ない。
「いや~、町に下りたらハロウィン一色なんだよ。だから仮装してみた」
「それで?」
「イー・オア・トリート。お菓子をくれなきゃ食べちゃうぞ」
「トリックーー悪戯でしょうが」
「いや、こっちの方がぼくみたいでいいじゃない。ひゃひゃひゃひゃ」
「今朝来たで…」
と、カボチャの被り物を被った姿のシャルロッテ相手に真面目に相手するのが馬鹿らしく感じた言葉を途中でやめる。
「?」
「お菓子でしょう?あげるから帰りなさい」
そう言うとシャルロッテにクルリと背を向け、歩き出す。
「あれ?今日はやけに素直じゃん」
そう言いながらよたよたと着いてくるシャルロッテ。
どうやら被り物が少し重いらしい。
「あなたがそんな間抜けな被り物をしているから、怒る気力が起きないのよ」
「へえ、これはラッキー♪ひゃひゃひゃ」
ゲルトルートの言葉にシャルロッテはいつものように口に(カボチャのだが)手をあてて笑ったのだった。

ーー翌日。
「……………………何故まだそれを被っているのかしら?」
会議室にきたゲルトルートは未だカボチャの被り物をしているシャルロッテに呆れた声で問い掛ける。
「あーー」
問われたシャルロッテはポリポリと頬(カボチャのだが)をかく動作をすると、
「取れなくなった」
と答えた。
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