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まど☆マギライト5-3

「昨日ゲーセンで使ってしまって財布が氷河期だ!マイシスター!恵んでくれ!!」
「アホか」
さやかの返答は氷河期より冷たかった。
「冷たいじゃないかマイシスター!!」
「抱きつくな!!」
『きゃははははは』
しがみつくリョウを引き離すとさやかは目の前に敵に専念そした。
「って、戦闘中かよ!」
「ユウ君…どこにツッコンでいるの?」
なにもない空間に平手ツッコミをするユウにまどかは首を傾げる。
『ぶーん、ぶーん』
『コン。使い魔コンね』
「じゃ、さっさと片付けますか」
さやかはそう言うと数本剣を地面に刺さった状態生成する。
「さやかちゃん、がんばって」
まどかの応援にさやかはサムズアップする。
使い魔は戦うというより遊んでいる感じで襲ってくる気配はない。
と言っても、放っておけば人を襲い、やがて主と同じ魔女へと成長するので見逃す気はさやかにはなかった。
「くだばれ!」
そう言って剣を投げるさやか。
慌てて避ける使い魔。
だが、避けきれずに一本命中する。
『きゃあ!』
「よし!これで、止めだ!!」
そう叫ぶとさやかは跳び上がった。
「どりゃああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
が、
突然割って入った赤い魔法少女に弾かれる。
「きゃあ!」
「あべし!」
吹っ飛ばされたさやかはリョウに激突した。
「さやかちゃん!リョウ君!大丈夫!?」
「大丈夫か?」
「いたたた…一体なにが?」
丁度リョウの顔の上に尻餅をついたさやか。
「痛いが……だが、これはこれで極楽浄土」
「あはははは。本物の極楽に送ってあげようか?」
リョウの襟首を掴むさやかセリフはマジぽかった。
『む!あれは何コン!』
「「なに!?」」
「「ぬねの!?」」
まどかとユウの言葉の後にふざけた事を言うさやかとリョウ。
『言ってみただけコンよ~』
「「「おい…」」」
「九尾…ふざけないでよ、もう~」
「それはこっちのセリフだ…」
無視されていた赤い魔法少女が怒りすら含んだ言葉を言う。
「「え?」」
「あ?」
お互いの顔を良く見た相手と金取るコンビは驚いた。
「って、おい!なんつう一括りだ!!」
「有料も酷かったが、今度のは更に酷いじゃないか!なんてたって聞こえが悪いとしか言うしかないじゃないか!!」
「おいこら。だから無視すんなよ!!」
「知り合い?」
まどかの問いにユウとリョウ(二人がごねるのでこの表記)はうなずいた。
「昨日ゲーセンで会った」
「名前は確か…エルザマリア!」
「それはシスターの方だ!」
「………ごめん。そっちの方が覚えやすくて…そっちしか覚えてない」
「あっはっはっはっ。これはもう笑うしかないじゃないか!!」
「佐倉杏子だ!佐久間の”さ”に倉の”くら”、杏で”きょう”であとは子供の”こ”で佐倉杏子だ!!」
うがーと叫びそうな様子の杏子。
『………あんこ?』
地面に杏子の言った字を書いた九尾がそう呟く。
「「「「「………え?」」」」」
『そう読めるコン』
「あははははは。本当だ!確かに杏子って字があんこって読めなくもない!」
涙を浮かべて笑うさやかの喉元に杏子の槍が突きつけられた。
「笑うな、殺すぞ?」
「な…なによ…」
負けじと言い返すさやかだが、声が上ずっている。
「大体てめえはなに考えてんだ?あれ使い魔だよ?倒してもグリーフシード落とさないよんだよ?知らないの?」
「なに言ってんのさあんた…使い魔でも人を襲うんだよ!」
杏子の言葉が信じられないと言わんばかりのさやか。
「はあ?じゃあなに?あんた利益もなしに戦うの?頭おかしいんじゃない?」
「なんだと!」
杏子の言葉にさやかは怒りの表情で剣を構える。
「あの使い魔だって、あのまま放っておけばいいんだよ。4、5人食って魔女になればグリーフシードも作るだろうからさ」
そう言うと、杏子はひょいっ槍を動かす。
ギイイイン。
槍にさやかの剣がぶつかり激しい金属音をたてる。
「ふざけんな!!」
「待てさやか!確かに杏子の意見は間違っていると俺も思う!だからと言って攻撃するのはどうかと思うぞ」
「そうだよさやかちゃん。やめてよ」
リョウとまどかの制止の声も聞かずさやか杏子に斬り掛かる。
「いい度胸だ。軽くもんでやんよ」
そう言うと赤い鎖の様なもので出来た壁がまどか達とさやかとの間を隔てる。
「これは!?」
『防御網コンね』
お茶を飲みながらそう言う九尾。
「って、お前なに落ち着いてんだよ!」
「そこでじっとしてな。怪我するよ」
そうまどか達に言うと、杏子はさやかに襲い掛かる。
さやかも迎え撃つ。
まど☆マギライト初のシリアスな戦闘が今始まった。
『不味いコンね…圧倒的にさやかんが不利コン』
「「え?」」
戦闘が始まってすぐに九尾はそう呟く。
「スピードの上では二人はほぼ互角。本来ならいい勝負になる所だがさやかと違い杏子の方が経験がある。そう言いたいんだな九尾」
『正解コンよ』ピンポーン♪
リョウの言葉に九尾が正解音を鳴らした時、吹っ飛ばされたさやかが防御網に衝突した。
「さやかちゃん!」
「さやか…」
「立て!立つんだジョー!!」
「いや、まだ燃え尽きてないから…」
リョウのボケにさやかは律儀に返すと、剣を構えなおす。
「経験がなんだ。そんなもの…あたしの根性で覆してやる!!」
「「「『根性かよ!!』」」」
さやかのセリフに杏子も含めたまどか以外の面々がツッコンだ。
「でやあああああああああああああああ!!」
一気に距離を詰め様とするさやか。
(相手は槍だ。リーチの上では向こうが有利だけど懐に入ってしまえば!)
「やらせねえよ!」
さやかの考えよ読んだ杏子は跳び上がると、彼女の槍が分割して、まるで鞭の様に振るって自分を追って跳び上がったさやかを叩き落とす。
叩き落されたさやかは何とか着地するも、連結した杏子の槍の一撃を腹部にモロに受けてしまう。
「ぐは!」
刃物の方ではなかったため大事には至っていないが、それでもかなりのダメージを受けたさやかはそのまま地面に倒れる。
「さやかちゃん!」
「さやか」
「『勝負あった!』」
防御網が消滅したと同時にさやかに駆け出すまどかとユウの後ろでバッと手をあげてそう叫ぶリョウと九尾。
「まだだ…」
さやかはそう呻きながら立ち上がる。
「さやかちゃん…」
「おい…手加減をしたと言っても全治三ヶ月分のダメージは与えたはずだぞ?なんで立てるんだよ?」
さやかのタフさに驚く杏子。
『さやかの特性は超回復とその身体の強度コン。あの程度ならすぐに戦闘可能なまでに回復するコンよ』
「なるほど。なら今度はもっと痛めつけてやるよ。死んでもしらねえからな!!」
九尾の説明に杏子はそう言うとさやかに向かって駆け出した。
と、同時にさやかとまどか達の間にまた防御網が出現する。
「なめるな!」
さやかはそう吠えると駆け出した。
「九尾!俺達も行くぞ!この戦いを止めるんだ!!」
『コーン。確かにこれ以上続けるのは不味いコンよ!』
「ユウ君もお願い!二人を止めて!こんなの絶対おかしいよ!魔法少女同士…味方同士で戦うなんて!!」
「え…わかった」
「任せろまどっち!」
珍しく、本当に珍しく真剣な様子でそうリョウが言った時だった。
『それには及ばないわ』
いつの間にやら現れた猫ほむらがそう言った時、
「え?」
「あ?」
黄色いリボンがさやかと杏子の身体を縛り上げ、
「喧嘩両成敗。ティロフィナーレ」
と言う声と共に二人の間に強力な魔力砲が放たれた。
「「「ええーー!!?」」」
『お見事コン』
爆煙が晴れるとそこには黒焦げになって倒れている二人の姿が。
「さやかちゃーん!」
杏子が倒れた事により防御網が消えたのでさやかに駆け寄るまどか。
「あの~先輩…これはやり過ぎでは…」
「………調子に乗っちゃった。てへ☆」
いつの間にか自分の隣りに立っているマミにそう言うユウ。
マミはペコちゃんの如く舌を出してそう言って。
顔は可愛いが、やっている事はかなり酷い。
「大丈夫か?がっくりしろ!!」
「…意味わかんねえよ。いてて…一体何が?」
リョウに揺さぶられた杏子は立ち上がると辺りを見回し、マミの姿を見つける。
「あー!巴マミ!?あんたなんで!死んだって…」
「失礼ね。これが幽霊に見える?生きているわよ」
「くそ!ガセネタかよ…」
悪態をつく杏子。
「さて、佐倉さん。ここはわたしに免じて…」
「ああ。あんたがいるならこの町を狩場にするのは無理だろうからな」
「別にこの町から出て行けなんて言わないわよ。ただわたしの後輩をいじめるのはやめて欲しいって言っているの。魔女を狩るのも邪魔はしないわ。その方がこっちも楽だし」
「ちょっと待ってください…マミさん」
さやかはそう言うとよろよろと立ち上がる。
杏子の攻撃でダメージを受けた所にティロフィナられたのだ、元気な方がおかしい。
「こいつのやる事を見逃せって言うんですか?こいつは自分の為に他人を犠牲にする奴ですよ!」
さやかの言葉にマミは少し困った顔をする。
「美樹さん…あなたの言いたい事はわかるわ…でも」
「でもじゃあり
『コンブレイク!』
まだ文句を言うさやかの首筋に九尾が一撃を加えて気絶させた。
「さやかちゃん!」
『聞き分けないからここは強引に黙らせるコン。さ、あんたはさっさと行った行った』
「ああ…」
若干戸惑った様子だが杏子はうなずくとその場を離れた。
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