スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

オクタヴィア「嵐のように、愛情を込めて」

ようやくまどマギライトを…。
いや~はっはっはっ、長かった。
他ごとをしていたもので。
さて、遊戯王とフォーゼの感想でも。
遊戯王。
シャークがやられ、アストラルVSカイトに。
しかし、このままカイトと決着つきそうな勢いなんですけど…。
デュエルの大会はどうした?
仮面ライダーフォーゼ。
正直ダサいと思うが、話は面白い。
それにオーズも最初はコンボメロディーが色々言われていたが(わたしは特になにも感じなかったが)最後には気にしなくなったどころか熱くさせられたじゃないか!という訳で、きっと半年後には変とは思わなくなるに違いない。
ダブルやオーズはメイン(翔太郎、英司)よりも相方(フィリップ、アンク)の方が印象に残るセリフ(わたし個人がだが)を言っていたり成長(アンクの場合は変化が正しい)もわかりやすいのできっと弦太郎よりも賢吾の方が印象的なキャラになるのではと思っている。
さて、少し長くなった久しぶりのまどか☆マギカライト、掲載!!
この物語には、ネタが結構使われています。
まどか☆マギカの雰囲気が壊れています。
オリジナル設定も結構あります。
そう言うのが嫌だという人は見ないがいいんじゃない方がいいコンよ。

魔法少女まどか☆マギカライト
第十三話 まあ、ラスボスの前には中ボス戦ですよねって話。これで最後

マギカのいる最深部を目指すまどほむ。
ついでにユウ。
「だが、その行く手には我々大量の戦闘員と機械兵が待ち構えているのだ!!」
「ただで通れると思うなよ!」
「と言っても、通行料を払えとかそんなんじゃないからな!」
「絶対に通さん!」
「ははははは。これだけの戦力に勝てるものか!」
「って、お前なに敗北フラグたててんの!?」
「まあいいじゃないか。どうせ通す事になるんだから。だってそうしないと、話し進まないし
「「「「「「「言うな~~!!」」」」」」」
と、戦闘員達が叫んでいる間にまどか達がやってきた。
「あそこよ!あの階段を下りればマギカはすぐよ!!」
「って、滅茶苦茶いるんだけど!!」
「まかせて!」
まどかはそう言うと弓を構える。
更にまどかの背後に円形の幾何学的模様が出現する。
「げ!?あれはまど☆マギ最終回のアレ!?」
「ちょっと!雑魚相手に使う技じゃないスよ!!」
「お前自分で雑魚って言ってて悲しくないか?」
「しょうがないじゃないか!事実なんだもの!!」
とりあえず雑魚を蹴散らし、まどか達は螺旋階段を駆け下りる。
しかしその間にも機械兵が止めようと邪魔をする。
それを破壊し、時には階段まで破壊してしまってユウが落ちるというハプニングが起こったりして、まどか達はようやく最下層にたどり着いた。
「この通路の奥よ」
ほむらの言葉通りに進むと、なにもない物凄く広い空間に出た。
「あれ?魔力炉は?」
上の見滝原市より広いんじゃないかってくらい広い空間をキョロキョロするユウ。
「本当だ…ないね」
まどかもキョロキョロ。
「下よ」
「「下?」」
見てみると、透明な床の下に黒い霧の様なものが渦巻いていた。
「これ!?なんか今までのよりでかいくない!?」
「ええ。この要塞の半分はこれよ」
「どんだけでかいんだよ!魔力炉も、要塞も!!」
「知らないわよ!」
ユウのツッコミに叫び返すほむらを見ながら、まどかは何故これほど大きいのに補助魔力炉が必要だったのか疑問に思った。
ーー現実空間へのゲートが開きました。移動を開始します。
「なに!今のアナウンス!?」
「くっ!ついに始まったわね」
ほむらは天井を見ながら呟く。
「もしかして、やばい?」
「もしかしなくてもやばいわ。魔法少女がグリーフモンスターを倒した際に発生した空間の歪みを利用してこの要塞が見滝原上空に現出するのよ。あとはマギカが見滝原ごとグリーフストーンを破壊するだけ」
「やべえじゃん!」
「ええ。不味いわ」
そう言うとほむらは走り出した。
「ともかく、なんとしてもマギカをとめるのよ!」
「「どうやって!?」」
「……………………………」
「ほむらちゃん…もしかして、考えてない?」
ほむらは無言だった。
「おいいいいい!!」
と、中心に近づくと何かの装置が見えてきた。
「あれは…カプセルか?」
ユウがそう言った時、ピンク色にぼうっと光っていた装置の中に黒い霧状のものが入ってゆく。
「あれ?下のが…」
まどかの言葉に下を見たほむらとユウの視界の中で動力炉となっていた黒い霧状のものが物凄い勢いで薄れてゆく。
「まさか!あの装置の中に!?」
「一体どんな圧縮率で入るんだ?」
首を傾げるユウだった。
それはどうでもいい。
装置の中の黒い霧は段々人方になっていき、最後にはまどかそっくりの女性になった。
素っ裸の。
「きゃあ!」
「ぐは!!」
まどかが恥ずかしさのあまり悲鳴をあげると同時に、ほむらの足がユウの頭にクリーンヒット。
「ほむらちゃん…なんかユウ君が五、六回床を跳ねた様な…」
「気のせいよ」
髪の毛をふぁさあとするほむら。
と、二人の目の前で装置の蓋が開き、まどか似の女性が出てくる。
まどかとの相違点は髪が膝まである事と血の様な眼、あと背が高い事と胸が(それでもマミは遠く及ばない)ある事だけである。
「初めまして。で、しょうかこの場合」
まどかそっくりの女性、通称マギカと呼ばれる救済の魔女クリームヒルト・グレートヒェンは穏やかに二人に挨拶した。
「いいから服を着てください!!」
「ああ。この要塞を造って久しぶりに人間の姿をとったので忘れていました」
顔を真っ赤にするまどかの言葉にマギカは自分の姿をマジマジと見る。
「全くよ。ここには男もいるのに」パシャパシャ。
「ほむらちゃんは一体なにをしているの!?」
「マギカの写真を撮っているのよ」
「………」
まどかはあまりのも堂々と言われたので言葉を失った。
エイミーと完全融合した影響か、変態ほむらさんとなった様である。
一方、マギカはそんなほむらを全く気にせずに服を生成し、闇色の衣をまとった女神まどかとなる。
最後にまど☆マギ最終回でほむらが使った通称犬カレーウィングを背中から生やして完成。
「さて、最後に聞きますが。このまま大人しくしませんか?見滝原市を守りたい気持ちはわかりますが、それで世界が滅びたら本末転倒というものですよ」
「ああ言っているけど、どうする?」
復活したユウが二人に問う。
「しないよ。あそこには大切な人たちがいるから」
「わたしは、まどかを悲しませたくない。それに、この身体と一つとなったエイミーが言っている。マギカにこれ以上罪を犯させたくないと。例え倒す事になっても」
「だ、そうです」
そう言って身構えるユウ。
それに続くまどかとほむら。
「なるほど。ならばこの場で滅ぼすのみ」
マギカがそう言った瞬間、
ゴッ。
衝撃が辺りに走り、まどか達は吹き飛ばされた。
「きゃあ!」
「くっ!」
「あひい!って、なんで自分だけこんな変な悲鳴なんだよ!!」
「今のなに!?マギカの後ろにあった大きな装置も吹っ飛んじゃったよ!!」
「別にマギカが何かをした訳じゃないわ!ただ戦おうと気を入れた。ただそれだけでこれだけの衝撃が発生したのよ!」
「ちょっ!それって攻撃するつもりなくてもこっちにダメージが与えられるって事かよ!反則じゃん!」
「当たり前よ。あのヴァルプルギスナハトだってあっさり大人しくさせたのよ!それに力が強大過ぎて現実世界に影響が大きいからこの異空間に引っ込んでいたほどだもの。相当よ」
「えええええええええ!!そんな強いのをたった三人だけでやるの!?」
「う~む、ワルプルギスより強いとなると実質戦力はまどか一人な気が…」
ふとそこでユウは、
「そういえば、あいつら無事かな~」
と思った。

「無事な訳ないじゃない!!」
「さやかさ~ん!電波拾わないでください!!」
「大丈夫だひとみん!俺がそれ以上に拾ってやる!!」
「それのどこに大丈夫の要素があるんだよ!!」
「まあ、こんな状況でもいつも通りでいられるのは凄い事だと思うわ。若いって凄いわね~」
「だからマミ。君は彼女達と年齢はたった一年しか変わらないじゃないか」
ワルプルギスの夜とオクタヴィアが合体したような姿の魔女を前にしてもいつも通りでいるさやか達だが、辺りには燃え盛る車輪が大量に落ちてくる時点でそれもどうかと…。
「と、暢気に会話している場合じゃないじゃないか!!」
『コーン。こうなったら神器の力を使うコン』
「「「え?」」」
九尾の言葉に神器を装備している三人が疑問の声をあげる。
『はい、集合コ~ン』
とりあえずリョウの元にくる仁美とキウイ。
「なんでしょう?」
「なんなんだい?」
『今現在、コンは神器の力なしでゴールドフォームになっているコン』
「そういえばいつ俺はお前を装着したんだ?」
『気にしちゃ駄目コン。今なら神器と合体出来るはずコン』
「「「合体?」」」
閑話。
現在リョウ達が普通に会話出来るのは会話中のキャラには攻撃が来ないという素晴らしいテレビ効果のおかげである。
その分、さやか達への攻撃比率が半端ないがそれはそれ。
閑話休題。
『これによるスーパー九尾に変身コンよ!!』
「おう!なんだかよくわからんが、凄そうじゃないか!よし、行ってみよう!!」
『やってみよ!…このネタわかる人どれだけいるコンかね~』
「少なくとも書いているやつが小学生の時に学校休んでNHK教育テレビを見ていない限りわからんだろう。あとは番組に関わったスタッフか」
「なんの話?」
「どうでもいい話さ!」
キウイの質問いい笑顔でサムズアップするリョウ。
「「いいからさっさとやれ!!」」
さやかと杏子の殺意のこもった催促を受け、チャッチャと準備を進める九尾。
『行くコン、やるコン、やったるコンよ~。おひょひょひょひょひょ』
「最後の笑いいるのか?」
リョウの素朴な疑問は置いといて、九尾は三種の神器から発せられる光を吸収しまくる。
『ふはははは。力が、力がみなぎる!!』
「それ悪役のセリフでは?」
「全くだ」
「わけがわからないよ」
『コオオオオオオン!今コン!HENSHIN』
「なんだかよくわからんが、いくぞ!」
バッと飛び上がった九尾に向かってリョウはジャンプした。
「『はあ!!』」
リョウと九尾の身体は光に包まれ一つとなる。
「いつもの変身とどう違うんでしょうか?」
「まあ、過程がかなり違うからね」
「うおおおおおおお。おれは今猛烈に欲情しているううううううううう!!!!
「「なんで欲情!?」」
猛烈に光を放つリョウに仁美とキウイがツッコム。
「こまけえことは気にするな!!」
光ながらビシッとサムズアップするリョウ。
そんな彼を、魔女の攻撃が吹っ飛ばした。
「リョウさああああああああああああああん!!?」
「ちょっ!」
「変身途中でなに攻撃されてんのさ!!」
「さっさと変身完了しないからだ」
「それと光っていたから物凄く目立っていたしね」
叫ぶ仁美、マミ、さやかを他所に、杏子とキウイが冷静に呟く。
杏子とキウイは勿論の事、さやか達もリョウの事を心の底から心配してはいない。
九尾が一緒だという事と、なによりギャグキャラはどんな攻撃を喰らおうと致命傷にはならない。
事実、
『「これが俺達の新フォーム」』
瓦礫の中から聞こえる二人の声。
『「バーニングフォームだ」コン!!』
炎とともに瓦礫の中から登場した赤い鎧をまとったリョウ。
「え、タジャドル!?」
明々と燃えているため、物凄く目立つリョウに魔女はビルさえも塵と化すほどの魔力弾を連射する。
が、腕に着いている神鏡にあっさり防がれる。
「合体したところ悪いが最速で倒させてもらうぜ。何故なら新しい力を得た主人公の最初の敵は絶対にやられるものだからだ。そして何より、燃えているから猛烈に熱い!!
「耐熱処理してないのかよ!!」
思わずツッコムさやか。
「俺の心は真っ赤に燃える!!だがそれ以上に装甲が燃えている!!それはもうキャンプのシメのキャンプファイヤーのごとく!!」
「つまり熱いから早く終わらせたいのね」
「OH~YES。先輩!という訳でいくぜ!!」
空も飛べるようになったリョウはそのまま一気に魔女にむかって突撃した。
魔女は迎撃のため無数の車輪と歯車を召喚するがリョウの行く手を阻む事は出来ない。
そして魔女の目の前まできて、叩き落とされた。
「「おいいいいいいいい!!!!」」
その後も魔女にまるで焚き火でも消すようにべしべしと剣で叩かれる。
「おお、勇者よ。死んでしまうとは情けない」
「杏子さん!縁起でもない事言わないでください!!」
「ええい!どういう事だ!!この妖怪!!」
剣を根性で蹴り飛ばし、さっさと逃げたリョウは九尾に文句をつける。
「一方的にボコるどころか一方的にボコられているじゃないか!まあ、おかげで炎が少し消えて少し熱くなくなったからいいが」
「いいんかい!!」
『コーン答えは単純明快コンよ。ぶっちゃけコンの最強フォームより向こうの方が強い
「なんじゃそりゃあああああああああああああああ!!」
予想外な答えに叫ぶリョウ。
無理もない。
まさかのお約束展開ぶった斬りなのだから。
「でもリョウ君がパワーアップしている事には変わらないわ。見て、リョウ君の炎が魔女にダメージを与えているわ」
マミの指摘通り、先程の突撃の際に叩き落される前に僅かに当たったらしい炎が魔女の鎧部分を焦がしていた。
「僅かで焦げているんだから、あてる事が出来れば倒せないまでも大ダメージは期待出来るわ。だから一気に連続攻撃をしてリョウ君が攻撃をあてる隙を作るのよ!」
「それが一番かもな」
「了解しましたマミさん。よし、リョウ!アンタに華持たせてあげるよ」
「おおう!それは嬉しいとしか言い様がないと叫ぼう、世界の中心で!!」
『行くコンやるコンやったるコンよ~ひょひょひょひょ!!』
マミに指示にうなずくメンバー。
「仁美。ぼく達は神器がないから不参加だね」
「それならいる意味なかったような…」
非戦闘員と化したキウイと仁美は放っておいて(オイ)
「まずはあたしからいくぜ!ロッソファンタズマ!!」
杏子が幻惑魔法で分身を作り、魔女をかく乱する。
『グオオオオオオオオオオオオオ!!』
「させない!スクワルタトーレ!!」
連結刃で杏子を分身ごと一気に蹴散らそうと剣を振り上げた魔女をさやかが連続で斬りまくる。
『ガアアアアアアア!!』
「隙だらけよ。ティロ・フィナーレ!!」
さやかを振り払おうとした魔女の頭部をマミの必殺の一撃が粉砕する。
が、首なしになってもまだ魔女は動いていた。
「当たり前じゃないか!これで倒されたら俺は一体なんのために変身したんだかわからないじゃないか!」
『しかし相手を首なしって、マミマミ…』
「いくぞ!」
リョウの身体を炎が包み込む。
「あちちちちっ!滅茶苦茶熱い!!」
『全くコン!!』
悲鳴をあげながら急上昇する二人に、さやかと杏子はじゃあ使わなきゃいいだろと思ったのだった。
「燃え上がれ!俺の欲望!」
『熱くなれ!コンの魂!!』
「「いや、もう十分燃えているし、熱いだろう…」」
さやかと杏子がツッコまれたリョウと九尾を包む炎が鳥の様になる。
リョウは神剣を構えて魔女目掛けて急降下しながら叫ぶ。
「『燃えろ!カイザー・フェニックス!!』」
「「なんで大魔王バーーーーーン!?」」
技名に叫ぶさやかと杏子。
リョウの一撃は魔女に突き刺さりその身体を炎で包み込んだ。
『グオオオオオオオオオオオオオオ!!!!』
絶叫をあげる魔女。
「やった!?」
「いえ、この程度で倒せる相手じゃないわ!」
「おい!リョウの奴なんで魔女から離れないんだ!?」
杏子の言葉通りリョウは魔女に神剣を突き立てた状態で動こうとしない。
ー否、神剣を掴むリョウの腕が魔女の胴体から出てきた腕が掴んでいるのだ。
『このままやられると思うなよ…』
ずぼずぼずぼと音をたててドロドロとした人物が出てくる。
その顔から目玉がぼどぼど落ちる。
「オクタヴィア…」
『貴様ら如きに滅ぼされるわたしではない。もっとも倒せたとしてもその後にはまだマギカがいるがな!!』
そう叫ぶとオクタヴィアはレヴァンテインをリョウに突き立てた。
「ぐふう!」
『はははは!死ぬがいい!絶望を感じながら!!所詮この世界には絶望しかないのだ』
「絶望しかないだと?」
『そうだ。でなければ魔女など生まれはしない。グリーフストーンなど切っ掛けに過ぎないからな』
そこでオクタヴィアはいぶかしむ。
『なんだ?魔剣が抜けない?』
「じゃあお前も絶望しかないっていうのか?」
『なに?』
「希望なんかないって言うのかオクタヴィア」
「そうだよ」
ドシュ。
「ぐああ!」
背後からヴァルプルギスの使い魔ーー否、ヴァルプルギスナハトの本体達の一体がリョウの身体を素手で貫く。
「うふふふふ。あははははは」
「この世界には悲しみしかないんだ」
「不幸しかないんだ」
「絶望しかないんだ」
「でもお母様はこの世界から悲しみも、不幸も、絶望さえ消すんだ」
「それを邪魔するお前達なんか消えちゃえ」
「消えちゃえ」
「消えちゃえ」
「消えちゃえ」
「消えちゃえ」
「消えちゃえ」
「「「「「「「「「「あははははははは」」」」」」」」」」
『絶望しかない。魔女とはそういう』
『ならマギカは違うコンか?』
言葉を出すのも難しくなったリョウの代わりに言った九尾の言葉に動きをとめるオクタヴィアとヴァルプルギス。
それは九尾がなにを言いたいのか理解出来ないのでただ考えるために動き動きをとめたのだが。
『アンタ等は言ったコンね。”この後にはまだマギカがいる””お母様が全ての絶望を消すと”』
『………それがどうした?』
「それがアンタ達の希望だっていうのよ」
リョウを助けに現れるさやかが代わりに答える。
「この世界には希望がない?絶望しかない?嘘つきなさいよ。だったらなんでグリーフストーンを壊そうとしているのよ?マギカを信じられるのよ?それはアンタ達が希望を捨てていないっていう証拠じゃない」
『………』
「黙れ!」
『ナハト…』
「黙れ黙れ黙れ!!」
叫ぶとヴァルプルギスがさやかに襲い掛かる。
「くっ!」
ジャンプしてかわすさやかだが、そこに群がるヴァルプルギスナハト。
「そうはいかんざき!!」
叫ぶとリョウはヴァルプルギスの集団に向かって灼熱に燃える神剣を投げた。
炎はさやかも焦がしたりしたが、ヴァルプルギスの集団を焼き払った。
「「「「「「「「「「ぎゃああああああああ!!」」」」」」」」」」
悲鳴をあげて消滅するヴァルプルギス。
『だが、あいつはこの程度では消えない。本体となるグリーフソウルジェムはこの身体にある』
「そうかよ」
そう言うとリョウは剣で自分の腕を掴んでいるオクタヴィアの腕を斬る。
『馬鹿な!何故持って…はっ!美樹さやか!!』
『そうコン。さやかんがいつの間にか渡してくれていたコンよ』
「はっはっはっ。ぶっちゃけ俺達もいつ渡されたのかわかんね」
オイ。
「とう!」
リョウは飛び上がるとさやかを掴まえる。
「ちょっと、熱かったんだけど!!」
「それはすまんと思っている。だが!」
『謝らないコン!!』
「それくらい謝りなさいよ!!」
「まあ、それは後だ」
そう言うとリョウは落ちてきた神剣に掴む。
「あちゃあ!!」
が、燃えていたのであかり熱かったらしく、放してしまう。
「「『あ』」」
そしてリョウが取りこぼした神剣は狙い済ましたかの様に魔女に突き刺さった。
「『ぐああああああああああああああああ!!』」
「おい!こんなアホな倒し方でいいのかよ!!」
「流石にねえ…」
「いいんじゃないか?倒せればそれで」
絶叫をあげる魔女を指差す杏子。
マミも流石にと思うが結果良ければ全てよしの元インキュベーターのキウイは別にいいじゃないかという顔をする。
魔女の身体は黒く染まり、弾けて消滅した。
どうやらマジで倒してしまったらしい。
『ぐっ…あ…』
魔女が消えた跡に、倒れているオクタヴィア。
ドロリとした身体は少しずつ蒸発する様に消えてゆく。
「オクタヴィア…」
そんな彼女を着地したリョウに抱かれたまま見下ろすさやか。
『美樹さやか…先程の言葉…』
「え?」
『あるのか?わたし達魔女にも希望が』
「あるよ。望めば、幸せや希望も…あるんだよ」
『そうか…。わたしの剣、魔剣レヴァンテインを持っていくがいい』
絶えず目玉が流れる顔を地面に刺さったレヴァンテインに向けるオクタヴィア。
「いいの?」
『構わん。どの道使い手のない剣だ』
「じゃあ、遠慮なく使わせてもらうよ」
『ああ。未来の鹿目まどかだった時代に美樹さやかのために創った剣だ。ある意味お前が持つ方が相応しい』
オクタヴィアはそう言うとふふ、と笑った。
『希望か…そんなものが魔女にあるとは考えもしなかったな』
オクタヴィアの消滅が加速した。
『味わうがいい。我らの希望でありお前らの絶望であるマギカの力を。そして知るがいい。お前らの無力を』
「………」
『最後に一つだけ。これはオクタヴィア・フォン・ゼッケンドルフとしての言葉ではなく美樹さやかとしての言葉だ。その魔剣にはまどかを守るという誓いが込められている。忘れるな』
その言葉を最後に、オクタヴィアはグリーフソウルジェムを残して消滅した。
「オクタヴィア…」
「他のやつらとは違い、忠誠心ではなく友情のために戦っていたんだな」
「うん…ていうか…アンタいつまであたしをお姫様抱っこしているつもり?」
「いや、素晴らしき重量感を、そしてこの柔肌を感じていたい!!それが俺の欲望だ!!」
そう叫んだリョウは、次の瞬間さやかの鉄拳制裁を喰らったのだった。

ーーあとがき
ようやく十三話が終わった。
長かった。
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

プロフィール

イノヨコウ

Author:イノヨコウ
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
FC2カウンター
プロフィール

イノヨコウ

Author:イノヨコウ
FC2ブログへようこそ!

検索フォーム
カテゴリ
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。