イザベル「イザイザ」パトリシア「パトパト」ロベルタ「ロベロベ」


久方ぶりのまど☆マギライト。
ようやく完成。
一体いつ完結することやら…。
遊戯王感想。
明らかに今までのNo.と違いましたね今回の奴。
本当にあれアストラルの記憶なんだろうか…。
オーズの感想。
もうなんもいえねえ。
あえて言うなら相変わらずの真木博士。
「投げちゃ駄目だよ!」
「あれ?眼鏡もないよ!」
そしてそれを見事にスルーする里中さん…。
しかも他の三人がモロメダルにダメージを受けたメダガブリューを受けても平然としているウヴァさん。
今までのあれが嘘の様にな強さ。
次回ついに最終回!!

この物語には、ネタが結構使われています。
まどか☆マギカの雰囲気が壊れています。
オリジナル設定も結構あります。
そう言うのが嫌だという人は見ないがいいんじゃない方がいいコンよ。

魔法少女まどか☆マギカライト
第十三話 まあ、ラスボスの前には中ボス戦ですよねって話。決着編

ついに全員揃ったまどか達。
全員揃った以上、もう大丈夫と確信した彼女達は今、
「「「「『ぎゃー!!』」」」」
『「ひええ!!」』
「くっ!」
「「きゃあ!」」
「うわ!」
ヴァルプルギスナハトの爆撃攻撃に全滅の危機に立たされていた。
「早いと驚くしかないじゃないか!」
「こんな時でも余裕で地の文にツッコンでいるお前が凄いいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!」
『そういうアンタも余裕あるコンね』
逃げ惑うユウとリョウとその二人にツッコム九尾。
「うふふふ、あははははは」
「笑うな!!」
リョウに怒られたヴァルプルギスはシュンとした。
心なしか、攻撃も緩んだ気がする。
『小さい子いじめちゃ駄目って親に教わらなかったコンか?』
「明らかにいじめられているのは俺達だよ!!」
「しかし、実際問題どうする?ワルプルギスは宙にいるから手が出しづらい」
「ああ、全くだよワトソン君。空を飛べば幼女の上で車輪に腰掛けているマイシスター人魚版が車輪をこれでもかとぶつけてくる、もう手詰まりと世界の中心で叫ぶしか…」
「いや、最後の部分のネタもうやったから」
パタパタと手を振ったユウは何気なくヴァルプルギスを見てみる。
ついでにその頭上で剣を振り上げているオクタヴィアも。
「え?」
と思った時、空中にこれでもかと剣が出現した。
「ソード・レイン!?剣の雨ってか!!」
「いや、スコールだ」
リョウの言葉にオクタヴィアはそう言うと同時に剣を振り下ろした。
同時に地上に向けて降り注ぐ大漁…じゃなかった、鯛漁…でもない。
どんどん離れているな~。
『「「どうでもいい!!」」コン!』
ともかく、剣がユウとリョウに降り注ぐ。
がんばれ、二人とも。
避けなきゃな形容できない姿になる。
「あんな大量なの避けらるか!!」
「大丈夫だ!マイブラザー!!こういう時には主人公補正とかご都合主義が発生して助かる!!」
叫ぶユウに胸を張ってそう言うリョウ。
そんな二人に剣は無情にも突き刺さった。
現実はそんなに甘くない。
「ぎゃああああああああああ!!頭に刺さったああああああああ!!」
「ぐぎゃあああああああああ!!なんか頭が重い!そりゃそうだ!剣がぶっ刺さっているんだからな!!って、あの妖怪がいつの間にかいねえ!!」
悲鳴をあげてのた打ち回る二人にヴァルプルギスが絵の具をごちゃ混ぜにしたような色の炎で攻撃してきた。
「「あちちちちちちちちちちちち!!!!」」
さらに車輪が二人を轢いていく。
「「ごげふう!!」」
そんでもってヴァルプルギスが重力操作で持ち上げたビルを二人に投げ飛ばした。
ドガシャアアアアアアアアアアアアン。
ものごっつい音に二人の悲鳴は掻き消される。
『ほう、ずいぶんと派手にやりましたね』
そこに現れるわマギカ。
って、おい。
「お母様~」
「マギカ…いいのか、ラスボスがここにいて?」
『ええ、最終調整も終わりました。後は魔力を流し込んで起動させるだけで魔力砲は発動します』
マギカは気づいていないが、会話がかみ合ってない。
『さて…』
マギカはそう言うと、どこぞの管理局の悪魔もびっくりの魔力砲をヴァルプルギスが投げたビルに放った。
あっさり無数の破片と化すビル。
その中に、人型の何かが二つ現れた。
「ユウ君!リョウ君!」
そこにまどか達が駆け寄る。
今までどこにいたと思わなくもないが気にしない方向で。
「こんなの…あんまりだよ~」
『ねえ、返事してよ~』
「ちょっと、変な冗談はやめてよ!」
「二人とも…」
「これ、確実に死んでないかい?いや、むしろ生きてる方が怖い」
「そんな…そんな…」
「………」
「これも運命か…」
まどか達の言葉にもう人の形をしたなにかとしかいえない物体二つは少ししか反応しない。
「ちょっとは反応するんかい!」
『はい、ちょっとコンめなさいよ~』
平手ツッコミをする杏子の横を九尾が通る。
つかコンめなさいってなんだ?
九尾は二つの前(二人と呼べない)の前に腰を下ろすと、
『秘儀人体練成』
と言ってパンと合わせた両手を地面につけた。
すると光が発生し、
「ふう、いまの連続攻撃は効いた」
「全くだよマイブラザー。つうか九尾、お前通行料どうした?」
一瞬でユウとリョウは戻った。
「「「「「「『ええええ~~!!』」」」」」」
素直に二人の復活に喜んだまどか以外はなんか納得をいかないものを感じた。
「さていくぞマイブラザー!これが俺達のエクストリームだ!」
「いや、意味わからん…このツッコミ何回しただろうか…」
ガシッと九尾の頭を掴んで叫ぶリョウに苦笑するユウ。
『で、いででででで!痛いコンよ!!』
「うるせえ!てめえが逃げたせいで死体だかミンチだかわかんねえ状態になったじゃねえか!!」
「いや、どっちみち死体だ」
「そんな事言うなよマイブラザー!」
「そうだよ!ハンバーグとか食べづらくなるじゃんか!!」
「すまん」
さやかとリョウにとりあえず謝るユウ。
九尾はポリポリと頭をかいて、
『三分経ったので変身が解けたコン』
と言い訳をしてみた。
「初めて聞いたわ!そんな光の巨人みたいな設定!!」
「それにお前今まで三分以上変身してただろうが」
『やっぱ無理コンか』
リョウと杏子のツッコミに九尾は再びポリポリと頭をかいた。
「ともかくいくぞ!変身!」
『HENSHIN』
そのまま一気にゴールドモードになる九尾の装甲。
「あれ?あのモードって神器の力をいるんじゃなかったっけ?」
「細かい事は気にするな!」
疑問の声をあげるまどかにサムズアップで答えるリョウ。
「いくぜ!マイブラザー!!」
「ああ…」
翼を生やしたハイテンションな友にユウは憂鬱そうに答えると翼を生やして飛ぶ。
「でりゃああああああああああああああ!!」
「ふん!」
切り結ぶリョウとオクタヴィア。
しばし刃をぶつけ合わせるとオクタヴィアが車輪から剣を召喚しながら跳び下りた。
「逃がすか!」
追い掛けるリョウだが、召喚した剣を弾いて牽制するオクタヴィア。
「ぬを!あぶね!」
「マミさん、あれあたしも出来ますかね?」
「今すぐは無理だと思うわ。落ちてきた剣を剣で弾いて敵にあてるなんて真似、かなりの鍛錬が必要なはずだから…」
さやかとマミが話していると、
「へえええええるううううううぷううううううう!!」
情けない声が聞こえたのでそちらに眼をやるとリョウがオクタヴィアの嵐の様な斬撃を必死でさばいているところだった。
「助けてマジで!!速すぎてなんかグリーヴァス将軍と戦ってるみたいになってるからああああああ!というかそんな攻撃をさばいている俺すげえええええええええええ!!」
「助けに行きます。なんか、いろいろやばそうだから
「そうね、その方がいいわ」
「では、行って来ます」
シュタッと敬礼をしてさやかはオクタヴィアに向かって走った。
「でりゃあああああああああああああ!!」
背中から斬り掛かったさやかだが、オクタヴィアは難なく受け止めると、
がし。
「へ?」
さやかの腕を掴んでリョウに向かって投げた。
飛んできたさやかをリョウは、避けた。
「どべぐべごぶ!!」
地面をスライディングするさやかの姿を、痛そうだな。と思うリョウ。
「アンタなに避けてんの!!」
「いや、はっはっはっ。悪いとは思っている。だが謝らない」
「謝りなさいよ!思っているのなら!!」
『志村後ろ!!』
口喧嘩する二人に向かって無数の車輪が飛んできた。
が、割って入った杏子が全て叩き落す。
「たく、真面目にやれって」
「そうですよ」
「真面目って、リョウにそんな事出来る訳ないじゃん」
「全くだ」
『コン』
即答された言葉に納得してしまう杏子と仁美。
「いや、ならさやかが真面目にやれよ」
「う~ん、あたしも微妙だからな~」
「杏子さん。わたくし達だけで真面目にやりましょう」
「だな」
がしっと力強く肩を掴む仁美の真剣な顔でうなずくと杏子はオクタヴィアの方を向く。
こうして四人+一匹は人魚の魔女と相対した。

              敵
 さやか HP23285  オクタヴィア・フォン・ゼッケンドルフ

 杏子 HP12156

 仁美 HP5967

 リョウ HP1

「って、魔力炉の時と同じ面子じゃん!」
「同じじゃないぞさやか。妖怪が一匹ついてる」
「てか俺の体力が明らかにおかしい!ラーでも召喚したのか!?」
「というか何故RPG風ですの?」
『知らんコン』
「いくぞ」
相変わらずネタスルーのオクタヴィアが締め、オクタヴィアとの二戦目は始まった。

「うふふふ、あははははは」
一方、ヴァルプルギスと戦っている残りは完全に苦戦していた。
残像すら残さずに移動ヴァルプルギスに誰も反応出来ないのだ。
もうクロックアップの領域である。
ただオクタヴィアが地上にいるので無差別爆撃は行なわないのが、
「不幸中の幸い!」
そう叫んだユウはヴァルプルギスにぶん殴られてビルに激突した。
「ほぐう!!」
「ユウくうううううん!?」
「今ひとつシリアスな声じゃないわね」
「エイミーちゃん酷くない!?」
「喰らいなさい!」
マミがティロ・フィナーレ級の攻撃をヴァルプルギスに放つが、片手で払う程度で消滅させられる。
「強すぎるよ。こんなのってないよ…」
マミのリボンとキウイの魔力の鎖にからめとられたままユウをサンドバックにするヴァルプルギス。
拘束さえも気にしていない、ぶっちゃけまど☆マギのより遥かに強いじゃねえかといいたくなるほどの強さに嘆くまどか。
「まどか、少しいいかしら?」
「なに?エイミーちゃん」
「いい?そもそもオクタヴィアやヴァルプルギスと戦う必要はないわ。マギカ一人を倒せばいい」
「えっと…つまり?」
「高みの見物をしているマギカをわたしが不意打ちして倒すわ」
「どうやって?」
「わたしがほむらと分離する」
「出来るの!?」
『はい。出来るみたいです』
「ほむらの姿があれば、エイミーもそこにいると敵は思うはず。そしてマギカの背後を…」
「出来るの?だってマギカは…」
「だからわたしがやるの。友達だからせめてわたしの手で…」
「…わかった。エイミーちゃんを信じる」
「ありがとう…」
ほむらの身体から彼女そっくりのエイミーの身体が出る。
「いくわ。ほむらは眼鏡を掛けないでね」
「うん」
「行ってくるわ」
そう言ってエイミーは消えた。
時を止めて移動したのだろう。
「がんばって…」

エイミーに高みの見物をしていると言われたマギカだが、別に好きでそうしているわけではなかった。
『オクタヴィアとヴァルプルギスが接近戦をしているせいで攻撃出来ない』
身内が高速戦を展開しているので下手に超火力砲撃を撃つと二人を巻き添えにさせかねないのだった。
『しかたありません』
マギカは戦場から離れているまどかとほむらに視線を移す。
『あちらから先にしましょう。死なない程度に』
そう言うとマギカの指先に魔力が収束する。
発射される、その瞬間にマギカの周囲が爆発した。
『むっ!足が…』
足を損傷したらしく、倒れるマギカ。
「油断しましたね、マギカ」
『エイミー…なんという愚かな事を、この時代の暁美ほむらと一体化していなければあなたの命は持たないというのに』
「やはりわたしと彼女を融合させたのはあなただったんですね。命尽き掛けていたわたしを救うために」
『気づいていたんですね。あなたも』
「ええ。暁美ほむらの身体を維持するのが難しくなり始めた辺りから」
『間抜けな話ですが、わたしが気づいたのはオクタヴィア報告からです。しかし本当に愚かな事を。今から暁美ほむらと融合しようとしても間に合わないでしょう』
「ええ。ですからわたしもあなたについていきます」
そう言うとエイミーは銃をマギカに突きつける。
まだオクタヴィアもヴァルプルギスもまだこの状況に気がついていない。
『それが愚かだというのですよ。この身体と心中しても意味はないというのに』
呆れた様にマギカは銃口を見つめる。
『それ以前にそんなもので倒せるわたしだと…ーー!?』
言葉の途中でマギカは膝をつく。
『なんだ!?』
自らの異変に驚く戸惑うマギカ。
『エイミー…あなた一体なにを撃ち込み……まさか』
「アンチグリーフブレット。グリーフストーン破壊用に試作的に作られた特殊な物質を弾丸にした世界で一発だけの弾。それをあなたに撃ち込みました」
苦しむマギカを見下ろしながら静かに語るエイミー。
「油断したわねマギカ。グリーフストーンは魔女と同じ負のエネルギーで出来ている。それを浄化する能力のある物質。結局は撃ち込むためにはグリーフストーンを外部に出す必要があるという事が判明したため開発は中止になった代物だけど、そんなものを身体の中心に撃ち込まれればいくらあなたでも無事では済まないでしょ?」
『ぐ…おおおおお………エイ…ミー……』
どさ、とマギカは倒れた。
「………さよなら」
エイミーはそう言うとその場に倒れこむ。
「はあ、はあ、はあ…もう限界ね…マギカ…すぐ後を…」
もう動かないマギカの身体を見たエイミーの胸中に疑問が生まれる。
「身体が消えない?身体を構成する穢れを浄化する物質を撃ち込んだのに?」
気になり、身体に触ってみる。
決して変態ほむらさん的思考からではない。
「これは!?」
「なにしているの?」
驚くエイミーの背後にいつの間にかヴァルプルギスがいた。
その手にはなんか瀕死のユウがいたりする。
「くっ!」
「うふふふふ。あーはははははは!!」
ユウをエイミーに投げると、魔力弾をぶっ放すヴァルプルギス。
それを時間停止で避けたエイミーはユウを抱えてビルから跳び下りた。
時間が動き出すと同時に彼女の背後で爆発が起こり、無数の金属片が飛び散る。
「エイミーちゃん!ユウ君!」
そこにまどかとほむらが駆け寄る。
「駄目だった」
「え?」
「アレはマギカじゃない」
「どういう事?」
「あれはまどかそっくりに造ったロボットにマギカの魔力を注入して遠隔操作で操っていただけの人形」
「当然だ」
オクタヴィアの言葉とともにさやか、杏子、リョウが飛んでくる。
「うっ!」
「ぐあ!」
『「づえぼげえ!」』
「……なんでお前らだけ一生発音しなさそうなこと言うんだ?」
「ううう…優しく抱きとめて欲しかった…」
呆れた声を出すユウに装甲が解除されたリョウは涙を流す。
「すまん」
「攻撃かと思って…」
さやか達を避けたまどか達は済まなそうな顔をする。
と、まどかの背後で何かが落ちる。
「マミさん!?」
ボロボロな仁美を抱えたマミだった。
「僕もいるよ」
とやっぱりボロボロのキウイ。
「グリーフモンスターは魔法少女に倒されると時空の揺らぎを発生させる。その揺らぎを利用せねばこの異空間から出られないマギカの身体があの程度な訳ないだろ」
そう語るオクタヴィアの背後にヴァルプルギスが舞い降りる。
「そんな…」
「って、エイミー!アンタなんか生気なくない!?」
「限界か。元々寿命短い運命だからな」
「そんな…九尾!なんとかならない!?」
『無理コン。寿命じゃしょうがねえよ』
「役にたたない」
「いいのよ…これがわたしの運命なのだから…」
そう語るエイミーは弱々しい。
シリアスな場面なので誰もなにも言わない。
「エイミーちゃん!」
「まどか…最後に…もう一度だけ、ほむらって呼んでくれない?」
「いいよ!何度でも言うから!ほむらちゃん!」
「わたしはもう暁美ほむらじゃないけれど…そう呼んでもらえて、嬉しいわ」
エイミーはまどかからその後ろにいる面々に視線を向ける。
「みんな…まどかの事、見滝原の事、頼んだわよ」
「ああ、勝てるかどうかはわからんが、持てる限りの全てをかけてベストを尽くそうじゃないか」
「なに一人でカッコつけてんのよ」
「つうか、そこは必ず勝つって言うところだろうが」
「ふっ、あんな奴ら相手に必勝なんて言えないさ」
さやかと杏子にそう言うなんかいつもと違う雰囲気のリョウ。
どうもこのシリアスな場面の影響を受けたらしい。
「だがお前も死なさん!身体は消えても魂は残す!魔法カード発動!融合!!」
『コーン。フュージョンコンよ~』
リョウの言葉にしたがい、九尾が淵が緑色のカードを
「「って、マジで遊戯王の融合のカードじゃん!!」」
「融合の魔法もあるんだよ!」
「上手い事いったつもりか!」
「つかそれあたしのセリフ!」
ユウとさやかのツッコミに構わず、エイミーとほむらを対象に九尾は融合を発動させた。
といっても、ただエイミーの身体が光の粒子になってほむらに吸収されただけだが。
「え?え?え?」
「九尾、あなた一体なにを?」
『コーン。エイミーの魂はもう助けられないコン。だから記憶と思いと能力だけでもほむほむに受け継いでもらったコン』
「なんだと!?そんな馬鹿な事…」
九尾の説明に驚愕するオクタヴィア。
まどか達もだが。
『出来るからやったんだコン』
九尾の言葉を証明するかの様に、ほむらは髪を解き、眼鏡を外す。
『ちなみに戦闘時のみ”もう誰にも頼らない”以降のほむほむになって、日常ではメガほむに戻るコン』
「え…え~と」
「もう少しわかりやすくお願いできるかしら?」
『コーン』
「つまり死んだエイミーの魂はほむほむに受け継がれたと言う事だ!!」
マミの言葉に何故か変わりに説明するリョウ。
「ちなみにそれならこの要塞にきた時と一緒じゃないか?そう思った画面の前の貴様!違いはさっきの状態は一つの身体にほむほむとエイミーの人格が入っていたが今度のはエイミーの記憶と想いと能力を受け継いだほむほむ一つだ!!」
「そういうの本人の承諾なしでやってよかったのかい?ぼくが言う事でもないけど…」
『ちゃんと両方から許可は貰ったコンよ』
「「「「「「「何時の間に…」」」」」」」
「ええ、と。よくわからないんだけど…」
「つまりわたしとエイミーの人格が完全に一つとなったという事よ。鹿目まどか」
ソウルジェムをどこぞの仮面ライダー一仮面ライダーに見えない太鼓の達人な鬼の変身ポーズを取りながらまどかにそう語るほむら。
「ほむらちゃんはなにをしているの?」
「魔法で視力をあげている。眼鏡をしたままでは戦いに支障が出るわ。筋力の強化もしておかないとね」
『コーン。なにはともあれいくコンよ~』
九尾の掛け声に、
「今一つよくわかんないんだけど…」
「あたしもだわ。あたしってホント馬鹿?」
「この状況と向け合えますか?」
「身体が重い…こんな気持ちで戦うの初めてだわ」
「まあ食うかい?菓子」
「君達はいつもそうだ。まったく、訳が分からないよ」
「おい。なんかすっごい不評だぞ」
「気にしちゃ駄目じゃないか!」
『コーン!いくコン。やるコン。やったるコンよ~』
「ええ。今度こそ、決着を着けてやる!」
「こちらも状況が今一判断出来んが…まあいい。いくぞヴァルプルギスナハト」
「うふふふ。あはははは。うん♪」
なんかグダグダ感が物凄くなったが、いよいよ決着の時だった。
と、ヴァルプルギスの背中の歯車が外れ、宙に浮く。
がしゃん。
と、ヴァルプルギスの身体が糸の切れた人形の様に倒れる。
「ん?なんだ?」
「…まさか!?」
事情が今一飲み込めないまどか達の中で、ほむらが驚愕の声をあげる。
今度はオクタヴィアの目が飛び出す。
ギャグの様なコメディ的なものではない。
どろどろとした赤紫の粘液に押し出される様にオクタヴィアの目が外れたのだ。
「「きゃあ!」」
「「うげ!」」
「「キモ!」」
どろどろとしたものは無数の目玉を落としながらオクタヴィアの身体から這い出す。
全て出るとオクタヴィアの身体は皮だけと化す。
「な…なに?」
あまりのホラー的展開に何が起こっているのかわかっているはずのほむらでさえ動けない。
今度はヴァルプルギスの身体が黒く染まって弾け、無数の魔法少女の影となって歯車の周囲を輪になって踊り出す。
オクタヴィアの体内から出たどろどろはヴァルプルギスの歯車に飛び掛かるり、周囲の魔法少女の影を取り込んでいく。
「一体なにが起こっているんだい!?」
「どろどろはオクタヴィアの、歯車はヴァルプルギスの本体よ」
ほむらが呆然と呟く。
「えええええーーーーーーー?」
「驚いたんじゃなくて聞き返したんかい!!」
「そして今二人が行なっているのは…」
リョウとさやかの漫才を全面無視して説明するほむら。
「たぶん…吸収合体!!」
「え?」
「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」
ほむらの言葉を肯定するかの様に巨大なグリーフシードとなったオクタヴィアとヴァルプルギスの本体を突き破り、両者の特徴を持った魔女が出現した。
「なんつう急展開だ!」
「書いてるやつも面倒になったんじゃない?」
「美樹さん…そういうセリフは…」
「マイブラザー!まどっち!ほむほむ!ここは俺達に任せてラスボスんとこにいってこい!」
「………なんで?」
「なんとなくだ!」
「なんとなくかい!」
『コーン!コンのスーパーセンサーによると、見滝原攻撃まで時間がないコンよ!!』
「なるほど、なら響君の言う通りにしましょ。魔法少女最強の鹿目さんと魔法少女と融合する事でその力を倍増出来る如月君。そして道案内役に暁美さん」
「残りはアイツの相手か」
「通してはくれなさそうだからね」
「ここが正念場という奴ですね」
「いけえ!まどか!!行って世界を救ってこい!!」
「いけ、マイブラザー。主役に華を持たせるのが主役の役目だ」
「マミさん。杏子ちゃん。キウイ。仁美ちゃん。さやかちゃん。リョウ君」
「脇役ってお前なあ」
「分かっているじゃない」
ふぁさあと髪をかきあげる仕草をしながらそう言うほむらを見る一同。
「なにかしら?」
本気でわかっていない様だった。
「ちくしょおおおおおおおおおお!!いけえええええええ!!」
叫びながら魔女に突っ込むリョウ。
かなりの勢いでぶつかったので、倒れる魔女。
「まどか!いまのうちに行って」
「なあ、さやか。あいつ九尾の装甲なしでも強いんじゃね?」
「わかった。いくよ!二人とも!」
「ああ」
「ええ。ところで、九尾のスーパーセンサーには誰もツッコまないのね」
駆け出すまどか達。
「さて、やるわよ!」
「はい!ところでマミさん。あいつらいきなり合体しましたけど、いつやろうって合図送ったんでしょう?」
「さあ…?わたしに聞かれても…」
『知らんコン!!』
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