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まど☆マギライト3ー7

「へぶ!」
顔面から地面に激突するユウ。
「ひたひ……あれ?…ここは?」
「なにしているんだマイブラザー!!さっさと手伝ってもらわないと困るじゃないか!!」
「あ?」
後ろを振り返ると、リョウが何故か自転車の様なものをこいでいた。
スポーツジムとかにあるあれだ(正式名称求む)
それぐらい自分で調べろと心の中で地の文にツッコミつつもユウは聞かずにはいられなかった。
「………なにしてるの?」
「なにを!お前にはこれがこのでっかいのを操作している様に見えるのか!?」
「いや…見えないけど…。って、それならやる必要ないじゃん」
「しかたないじゃないか。あの妖怪曰く、これをやらないと必殺技メーターがたまらないらしいそうだから」
「なんだメーターって!!?」
「俺に質問するな!!」
照井竜みたいな事を言う相方にユウは盛大なため息をつきながらもう一台ある機械にまたがった。
一方、メイン操作室では。
「おらおらおらおらおらおらおら!!」
PS2のコントローラーの様な操縦桿でこのドラコンを操作するさやかの姿があった。
『コーン!もう少し安全運転でお願いするコン!!』
「うるさい!今のあたしは猛烈に燃えている!!目の前の敵を焼き尽くすまで真っ赤に燃え続けている!!」
『コーン…さやかファンから苦情がきそうコンね…。まあ、人魚姫になるよりかはマシコンけど』
「あれ?あいつどこ行った?」
と、突然正気に戻ったさやかは、正面画面に敵の姿が映っていない事に気づく。
「現状報告!敵は今どこの方角だ!?」
マイクに向かって叫ぶさやか。
待つ事暫し。
『うえっぷ…さやかちゃん、お願いだから首をあんま振らないで…』
ドラコンの頭部、まどかから酷い乗り物酔いした人の様な声がする。
『こちら右舷!敵見当たりません!!』
『こちら後方!敵見当たりません!!』
ドラコンの右側砲撃担当のマミと後方砲撃担当の仁美から報告がくる。
「という事は、後は左横だけか…」
『あ』
「おい。妖怪狐。今「あ」って言っただろ?」
『上部の事忘れていたコン。あそこに配置して置けばほぼ三百六十度見渡せるのに』
「漢字で言うな。360度と言え。わかりやすいから。だが人数の都合上しょうがないじゃない!!」
『だったらわたしをそこに配置して欲しかったな~』
まどかの声が聞こえるが無視する二人。
『コーン。あそこには杏子を配置するからいいけどコン』
「まだ出てないキャラ名言うなよ!!っで、暁美ほむら。そっちはいるの?」
『…………美樹さやか…あなた頭痛薬持っていない?さっきから酷くて…』
「シャラープ!ここでは艦長と呼べ!頭痛ぐらいなんだ!軟弱者め!!正露丸飲んどけ!!」
『頭痛の原因は確実にこの状況だと思うんだけど…あと頭痛に正露丸飲んでどうするの!?』
「んなことあどうでもいいんだよ!っで、敵はどこだ!?」
『待ってなさ…あ』
「ちょっと待て!?なんだその「あ」は…」
答えはほむらの代わりに、凄まじい振動で返ってきた。
「ぎゃあああああああああああ!!」
『コーン!大変コン!!横倒しコン!倒れたらやばいコン!起き上がるのは面倒コンよ!!』
『任せて!全弾発射!!』
泣き叫ぶ九尾にマミが明るく答えた。
『無茶はいかんコン!!』
九尾の悲鳴も虚しく、横倒しになり掛けたドラコンの右側の砲塔が全て倒れる地面に向かって火を噴く。
その際に発生した爆風で何とかドラコンは体制を立て直す。
「よくやったマミ隊員!おっしゃああああああああああああ!!喰らえ噛み付き攻撃!!」
横倒しを免れたドラコンは前足を上げると、そのまま巨獣にのしかかり、更に噛み付いた。
噛み付かれた箇所から火花が飛び散る。
『グオオオオオオオオオオオオオオオオ!!』
悲鳴をあげる巨獣。
「まどか!前方ガトリング発射だ!!」
『はらひれほれはれ~☆』
噛み付く際に物凄いGを身体に受けたまどかは意識を朦朧とさせていたが、さやかの指示に一応スイッチを押す。
だだだだだだだだだだだだだだだだだだだだ。
「撃って撃って撃ちまくれえええええええええええええ!!」
完全にキャラが崩壊したさやかは絶叫をあげる。
『グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!』
巨獣はドラコンを振り切ると、距離を取る。
「よおおおおおおおおおおおおし!今だ!必殺の波動砲発射だ!!」
『了解コンよ!さあ、脇役二名。さっさと主砲の口からファイヤーの弾を装填するコンよ!!』
「ちょ…なにそのダサい名前!!」
九尾の言葉に体力の全てを必殺技メーターに使い切った二人は息も絶え絶えになりながらも殺意を込めてマイクを握った。
「「ふざけるな!東京一週出来るんじゃないかってぐらいこがされたんだぞ!?」」
『コーン。体力のない男コンね。それじゃあもてないコンよ』
『うんうん、幻滅だね。もう話し掛けないでくんない?あんたらみたいな男の近くにいるだけで馬鹿にされそうだから』
「ふざけんなこんちくしょおおおおおおおおおおおおおおおお!!やってやろうじゃないマイブラザあああああああああ!!」
「ああ!今のはマジで傷付いた!!」
九尾とさやかの言葉に男としてのプライドをグチャグチャにされた二人は叫びながら砲弾格納庫に走った。
「これだ!マイブラザー!!」
「ちくしょう!やってやる!体力がなくて悪かったな!女みたいな顔で悪かったなああああああああ!!」
「いや、最後は誰も言ってないぞ」
二人の会話をスピーカーから聞いていたまどかは涙を流し、ほむらは同情の意を示した。
『装填完了コン!』
「おし!よくやったぞ!主砲発射用意!目標、目の前のでっかいの!」
全砲塔が巨獣に向けられる。
と、まどかの目の前のコンソールが開き、中から銃の様なものが出てきた。
『トリガーを引くのはまどっちコンよ』
「あたしじゃないのかよ!」
『当たり前コンよ!このSSのタイトルは魔法少女まどか☆マギカライトコンよ!』
「さやか☆マギカじゃないの!?」
『『『はあ!?』』』
『『『なに言ってんの!?』』』
まどか以外のメンバーに馬鹿にされた声をもらい、若干ソウルジェムを濁らせるが、何とか立ち直ったさやかは画面の巨獣をびしっと指差し、
「波動砲、発射あああああああああああああああああああ!!」
と叫んだ。
「発射ああああああああああああああああ!!」
さやかの声にまどかは思いっきり画面の巨獣に向かって銃の様な装置のトリガーを引く。
するとドラコンの前側、両側面、背中に取り付けられた砲塔とミサイルと口から放たれたエネルギー砲が巨獣に降り注ぎ、その身を粉砕した。
ちゅどおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん。
「おっしゃあああああああああああああああああああ!ビクトリイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!」
さやかは思いっきり勝利の雄たけびをあげた。
と、同時にドラコンは爆発した。
「「「ええええええええええええええ!!?」」」
「「なんでだああああああああああああああああああ!!」」
「「一体どうしてええええええええええええええええ!?」」
『やっぱり突貫工事で造ったのは不味かったコンね。今度からちゃんと造ったものを出す事に…』
「「「「「「ふざけんな!!」」」」」」
吹っ飛ばされながらも、空中で九尾を袋叩きにする一同。
そんな仲間達を見ながら、まどかは思った。
「みんな楽しそうだな~」
と。
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