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まど☆マギライト2-1

『久しぶりコンねマミ。あの時の大決戦以来コン』
「本当に久しぶりね。手紙ではよくやりとりしているけど」
影を倒した後、九尾とマミはそうほのぼのと会話した。
「知り合いか?」
「昔事故で大怪我をしている所を助けてもらったの」
リョウの言葉にマミが答えた。
「いや、俺が気になったのは大決戦って所なんだが…」
「あれは壮絶な戦いだったわね」
『全くコン。でもまだ魔法少女やっているコン?』
「ええ。せっかくあなたに貰った力だもの。誰かのため使いたいじゃない?」
『まあ、自分で決めた道なら別に駄目と言う理由はないコンが、ちゃんと自分の幸せも考えなきゃ駄目コンよ』
「悪かったなこのやろー」
「なんでさやかちゃんが怒るの?」
「所で立ち話もなんだから、家に来ない?お茶くらいご馳走するわよ」
「ならご馳走されるしかないじゃないか!」
「お前はもう少し遠慮しろよ…」
相方にそう言うユウだが、残念ながらそんな言葉で止まる相方ではなかった。
「なにを言っているんだ!こんな美しい人の家に御呼ばれされたんだぞ!断る理由なんてないじゃないか!!」
「まあ、美人だなんて…嬉しい事言うわねあなた」
リョウの言葉に照れるマミ。
『グダグダ言ってないでさっさとお茶をご馳走になるコン!』
という訳で移動した。
「早!そしてお前本当に欲望に忠実だな!!」
『そこがコンのいい所!』
その場に全員が思った。
「「「「「「『どこが?』」」」」」」
『コン!?』
思ったどころか口に出された。
「ちょっと待っててね。今お茶の用意をするから」
そう言うとマミはキッチンに引っ込んだ。
ここに来るまでの道のりで、マミはまどか達より一学年上だと聞かされていた。
『マミ、これ今月の分コン』
マミについていった九尾はそう言って彼女に封筒を渡した。
「いつもありがとうね」
『いえいえコン』
「ついでに手伝ってね☆」
『コン!?』
「ーー?」
その一連の行動を唯一見ていたまどかは疑問を持った。
(何を渡したんだろ?)
「いい部屋じゃん」
「でも、こんな大人数で押しかけてご家族に迷惑では?」
「今はいないみたいだからいいんじゃない?」
仁美とさやかの会話していると、
「お待たせ」
マミがポットと人数分のカップが乗ったお盆をもってやってきた。
しかし、一同の視線を集めたのは彼女ではなく、
『コーン』
頭にケーキの乗ったお盆を器用に乗せて運ぶ九尾だった。
「お前すげーな!!」
『コーン。伊達にサーカスで修行してないコン』
こいつ普段なにやってんだ?
一同の頭に同じ疑問が浮かんだ。
『おひょひょひょ。コンには多くの秘密があるコンよ』
またしてもこの妖怪に対する疑問が増えた。
それにしてもこの家の他の人はどうしたのだろうか?
ユウはそう疑問に思った。
どうもこの部屋が多人数で使われている様には見えないのだ。
ユウもリョウと二人暮し(妖怪が一匹増えたが)ゆえ、家の内装に隙間があるのだ。
マミの部屋もそれと同じ印象を受けたのだ(でもこっちの方が圧倒的に綺麗で片付いている)
(まあ、他人の家の事情なんて聞くべきじゃないよな)
そう思ってその疑問は胸にしまった。
「巴先輩。ご家族は?」
しまったのだが、相方が言いやがった。
「おい。他人の家の事情聞くのはやめろよ。まだ出会ったばっかなのに」
「そうだよ。あんまりだよ」
「なにを言うマイブラザーア~ンドマイガールフレンドさやか」
「誰がガールフレンドだ」
「お近づきになるには互いの事をしらなきゃ駄目じゃなきゃぶる!」
「きゃぶる?」
「いいのよ、気にしなくて」
マミはそうどこか悲しそうに微笑むと、
「わたしの家族はもういないから」
と、どこか悲しげに言った。
沈黙が場を支配した。
「おい…」
その沈黙を破ったのは元凶であるリョウだった。
「介錯を頼む」
「わかった」
いつの間にか魔法少女の姿になったさやかは答えると、正座をするリョウの背後で剣を構えた。
まどか達が止める前にさやかは剣を振り上げ、サッと床に置いてリョウの前に回り込み、
「油性で書くね」
と言ってリョウの額にどっからか取り出したマジックで何かを書こうとした。
「いやいや、油性はやめてください!マジで!!水性に…お慈悲を~」
「奴隷二号って書いてやろう♪」
「一号は!?」
思わずツッコムまどかだが、その腕に抱かれているほむらは、まずそれで何故魔法少女の姿になる必要があったのかツッコムべきだろうと思った。
「ぷ…クスクス。あなた達って、面白いのね」
馬鹿やっている彼らに思わず笑うマミ。
「笑っていただけて光栄です」
「いや~、芸人冥利尽きますな~」
「さやか嬢、そのネタはもう俺達がまどっちと出会った際に使った」
「マジで!?」
『コ~ン、マミは家族揃って事故にあったコン。その中の生き残りがマミだコン』
「そうね。九尾があの場に通り過ぎなきゃ、きっとわたしもあのまま死んでいたでしょうね」
「へえ~、九尾ってマミさんの命の恩人なんだ」
関心した様子のまどか。
というか親友達のコント無視ですか。
『コン…。ただコンがもっと早くあの場を通り掛かれば全員助けれたかも知れないコン』
「駄目よ、九尾。”かもしれない”なんて思っちゃ」
『わかっているコン。でもたまには過去を振り返ってみないと未来には進めない時もあるコンよ。そう、昔のネタを振り返って新しいネタを考える事も重要コン
いいセリフを言うのかと思いきや、見事に台無しにしてくれた妖弧だった。
「まあ、それ以来九尾にはいろいろとお世話になっているのよ。生活費を仕送ってくれたりとか…」
「へえ、お前いい奴だな」
『関心したコンか?』
「「「したした」」」
うなずくさやか、ユウ、リョウの三人に九尾は満足そうにうなずいた。
『そうコンそうコン。コンはいい妖怪コン』
「まあ、ロクでもない事も結構やってくれたけど…」
調子に乗り出した九尾だが、どこか疲れた様子のマミの言葉に慌てた。
「「「「「『………………』」」」」」
『コン!なに言ってるコン!!?まさかの裏切りコン!!?』
「「「「「『まあ、予想はしていたけど』」」」」」
『コン!!?』
「さて、次はその娘の話よ」
マミは目でほむらを差した。
「あなたは一体?」
『わたしは…暁美ほむら。魔法少女であの怪物を倒している…それ以外は…』
「「「「「「『わからない?』」」」」」」
『わたしには、記憶がないの。ただあの怪物と戦う使命がある事…それと』
ほむらは言葉を一旦切ると、まどかの顔を見つめた。
『鹿目まどか、あなたの顔と名前だけよ…』
「ふむ、どうやらあの怪物の正体はあなたの記憶に手掛かりがある様ね」
マミはそう言うと紅茶をすすった。
『ま、焦らずじっくりやるコン』
とまあ感じでお茶会は進んだ。
「どんな感じだよ!?」
「マイブラザー!それはメタ発言だ!!」
「お前に言われたかねえよ!!」
「それにしても、あの怪物は謎なのよね…、最近出始めたのよ」
そう語るマミ。
「あれで三回目よ。一回目は成体と、二回目はさっき戦ったのから成体に…これであの姿が不完全体だってわかったのよ。そしてさっきので三回目よ」
マミの言葉にほむら、
『わたしが戦ったのを合わせると、全部で八体いたって事ね』
「……え!?ほむらちゃん、五回も戦っているの!?」
『いいえ、さっきのは三体で動いていたから。正確には三回よ』
「え?」
『二体は倒したんだけど…あの未成体に逃げられてしまったの』
「そうだったんだ…って、マミさん?」
何故かテーブルに突っ伏すマミにまどかは首を傾げた。
「負けた…」
『何が?』
が、彼女以上に落ち込む者がいた。
「ちくしょう!俺達はそんな弱い奴に苦戦したのか!」
「なんの為に魔法少女になったのかわからなくなってきた!!」
「………そんなのに瞬殺された自分は一体何なんでしょうか?」
「「「『…………』」」」
そんな三人に、一同はなんと声を掛ければいいのかわからずただ見ているだけだった。
否、彼らに声を掛けるものがいた。
『まあ、元気出すコン』
九尾だった。
彼は三人の肩をそれぞれポンと叩くと、
『初めての実践にしたはよくやった方コンよ。それにマミマミやほむほむは才能がある上に実戦経験もあるんだから三人より活躍出来て当然コン』
「「「きゅうび~」」」
一同の中で九尾に対する好感度が上がった。
『好感度上がったコンか?』
余計な一言さえなければ。
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